雲が包んだ海の果て
虹色染まるゆりかごのうずまく雲の深みから
いざ飛び立ったゆめくじらみんなの希望を糧にして
空の果てまで登るんだ七つの色の雲に乗り
七つの海を駆け巡るきみに夢があるかぎり
どこまでだって翔べるからさあ笑顔で旅に出よう
弾む勇気をその胸に
虹色の雲をかきわけて飛び立つくじらのイラストを描きました。久しぶりに描いた虹色のイラストです。
この絵の「くじらは虹色の雲に乗って」という題名は、わたしが考えたわけではありません。じつは、このブログに来てくださった方の検索ワードを見ていると、この詩的な言葉で訪問してくださった方がいたのです。
そういうフレーズの作品や詞があるのかと思って、Googleで調べてみましたが、一致するものはありませんでした。確かにそのフレーズで検索すると、このブログの、虹色の夜空を見上げるゆめくじらの絵(星空のゆめくじら)がトップに来るようでした。
検索された方が、なぜこのフレーズを入力されたのか定かではありませんが、想像力をかきたてられたので、そのタイトルに沿った絵を描いてみたくなりました。そうして完成したのがこのイラストです。
もし何かすでに存在する作品のフレーズでしたら、タイトルを変えようと思いますが、今のところは、想像力を刺激してくれたこのタイトルをつけておきたいと思います。
ほかに気になったフレーズには「いのちの森の歌」というのがありました。これも描いてみたい。そのほか、わたしの名前と絵のタイトルで検索してくださった方もいて、どなたか知り合いも見に来てくれたのかなーと思いました。
わたしの作品には、詞がきっかけで着想を得たものがけっこう多くあります。詩的なフレーズを見かけたり、思いついたりすると、そこからイメージがふくらむことがよくあります。確かはるかな旅路のゆめくじらも、タイトルを先に思いついた絵だったと思います。ほかには星降る丘の音楽会など。
特に詩的なフレーズを集めたりしているわけではありませんが、もしかすると詩集を読んだりすれば、もっとイメージが湧くのかもしれないなと思いました。
ところで、この作品で、今月(2015/02/)は6作品目です。1月も6作品でした。2月は、第一週に3作品も描いたので、もっと描けるかと思いましたが、間に忙しく余裕のない時期があり、小さなスランプがありました。
それでも、月末には再びこうして描き出せてよかったです。絵についての悩みは相変わらずいろいろあるのですが、マイペースで描き続けていきたいと思います。
※2015/03/29追記
最近ブログを訪問された他の検索ワードから、「くじらは虹色の音楽にのって」という舞台芸術が元であることがわかりました。このブログに来た方が「雲」と「音楽」を間違えたようですね。完全に被っているわけではないので、タイトルはそのままにしておこうと思います。