[メイキング動画]じっくり絵心教室で描いたオリジナル絵3つの解説


れまで「じっくり絵心教室」で描いた絵は、全部で34枚になりました。それぞれ拙いとはいえ、レッスン絵は1分、オリジナル絵は4分の長さのメイキング動画もそれぞれ上げてみました。この記事では、オリジナル絵3つのメイキング動画をそれぞれ簡単に解説したいと思います。、

1.古城のほとり

「古城のほとり」(Beside the Old Castle)4分ver
【ウェブサイト】(My Website) YuKiのスケッチブック(YuKi's Sketchbook)

「古城のほとり」(Beside the Old Castle)4分ver

画材:絵具、キャンバス(色付き)
製作時間:3時間14分

この絵は、基本コースのレッスン終了記念に描いたもので、「空花物語」とビンス先生のコラボ絵です。

まず大まかなアタリをとって、人物や風景の配置のバランスを見ながら構図を決めていきます。それからそれぞれの輪郭を具体的に描き込み、下書きを完成させます。

色を塗る段階では、遠景から順番に、おおまかな色を決めて下塗りをしていきます。遠景を塗るときは明度を上げて彩度を落とすことが大切です。その後、近景を鮮やかで濃い色で塗って、遠近感を出します。最後に細かいところを描き込んだり修正したりして、全体の印象を整えます。

この絵で意識したポイントは、全体の色のバランスです。補色をうまく用いた配色にするため、全体の基調となる色は赤紫、草原はその対比となる黄緑でまとめました。あえて少しくすんだ色を用いることで、中世ファンタジーらしい色合いを目指しています。…うまくそうなったかはわかりませんが(笑)

2.はるかな世界を描いたら

【じっくり絵心教室】全レッスン完了の記念イラスト(Art Academy;Memorial of Advanced Course)
【ウェブサイト】(My Website) YuKiのスケッチブック(YuKi's Sketchbook)

【じっくり絵心教室】全レッスン完了の記念イラスト(Art Academy;Memorial of Advanced Course)

画材:絵具、キャンバス(白)
製作時間:4時間20分

この絵は、応用コースの終了記念に描いたもので、「空花物語」とビンス先生のコラボ絵の第二弾です。

この絵の場合も、基本的な流れは同じです。アタリでバランスを見てから下書きし、遠景から順に塗っていきます。

この絵で意識したポイントは世界の広がりの描写です。構図は三分割法を意識していて、主人公のソラとハナの顔の位置が、ちょうど三分割法の右下の交点に位置するように配置してみました。左端を見ると、ちょうど街の城壁と山の稜線が、3分割あたりを通っていることがわかると思います。

ただしすべて三分割法に当てはめると固い絵になるので、ところどころ自然な見た目になるよう調整しながら描いています。街の広がりが、アタリの段階と完成段階とで変わっているのはそのせいです。

遠近感を表現するために、近景の街並みは進出色である暖色系の色を多用し、遠景の風景は後退色である寒色系の色でまとめています。空は、遠景の色をそのままグラデーションさせて、少しファンタジックな色にしてみました。

空気遠近法によって奥行きを表現するため、最後のほうで遠景に水で薄めた白い絵具を塗って霞ませています。本当はもっと薄くしてもよかったと思いますが、ツールの制約上、微妙な調整が難しく感じました。

3.この真っ白なキャンバスに

【じっくり絵心教室】最後の記念オリジナル絵 The last picture of Art Academy WiiU
【ウェブサイト】(My Website) YuKiのスケッチブック(YuKi's Sketchbook)

【じっくり絵心教室】最後の記念オリジナル絵 The last picture of Art Academy WiiU

画材:絵具、キャンバス(白)
製作時間:3時間20分

この絵は、じっくり絵心教室の最後の一枚として描いたもので、最初で最後?の絵具ツールによる「ゆめまな物語」です。最後に真っ白なキャンバスに向かいあって「Fin」というのをやってみたかったので。

この絵もやはり、基本的な過程は同じで、全体のアタリをとってから下書きし、遠景から順に塗っています。動画では、下描きのあたりで、人物のポーズを決めるのに少し苦労している様子が映っています。

構図を見ればわかるとおり、一作目の「古城のほとり」を意識して、「空花物語」と「ゆめまな物語」の世界がリンクしているようなイメージになっています。

意識したポイントは、遠近の対比です。遠景と近景とで彩度差が出るように色選びして、遠景の風景はペールトーンで、近景はビビッドトーンで塗ってみました。ぞうのはなちゃんは、ちょうど桜餅みたいな補色の対比になりましたね(笑)。

前回同様、進出色と後退色も活用して、一番手前にある花や、樹の幹は、強い赤色を載せて近くに見えるようにしています。逆に遠景は、空気遠近法で青みがかった色合いを用いました。全体として、虹色のグラデーションになるように、色の変化を整えています。

また近景と遠景でタッチを変え、近景の樹の葉っぱや影は細かいタッチで表現し、遠景の風景はもやもやっとしたタッチでぼかすことによっても遠近感を出してみました。

こうして3枚オリジナル絵を描いてみましたが、それぞれにまだ課題があってなかなか難しいですね。特に補色を意識した配色や、大胆なキアロスクーロは、これからの課題だなと感じています。色々な知識や技法を学んで、これからも絵の表現の幅を広げていきたいですね。

その他のメイキング動画

レッスンの絵の動画は、以下のプレイリストにまとめてあるので、ご興味のある方はご覧ください。

■基本コース(Beginner Course)
…「トマト」「リンゴ」「木」「カラーリリー」「ブーツ」「イチゴ」「レモン」「タマゴ」「オレンジ」「草原」「牧場」「海岸」「並木道」

■画材コース(Tools Course)
…「羽」「雲」「貝殻」「羊」「花」

■応用コース(Advanced Course)
…「花と陶器」「ランタン」「銅とガラス」「ネコ」「シカ」「カワセミ」「庭園」「池」「古城」「胸像」「女性」「ドレスの女性」

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