見えた見えたよ見えてきた
ぼくらの目指すあのお城分厚い雲に覆われて
くじらたちが舞い降りたはるかな山にそびえたつ
そらくじらの宮殿へはてなく思えた道しるべ
崩れた崖を這い登りついにぼくらはやってきた
くじらの王に会うために
はるかな山の頂上にそびえたそらくじらの宮殿。そこには何があるんだろう。そんな水彩風イラストです。
わたしのイラストとしては珍しい「冒険ファンタジー」ものです。いつもメルヘン路線でやってきましたが、無性に描きたくなったのです。
冒険ファンタジーは今まで描いていなかったわけではなく、昔からよく描いていたジャンルです。冒険RPGと一緒に育った世代なので、とても馴染み深いです。
インターネットでお城の写真を見ているとき、突然アイデアが浮かんで、今までは画力が足りなくて、冒険は描けなかったけど、今なら描けるかも、と思いました。
そこで、物語の挿絵風なタッチで、そらくじらの宮殿を描きました。ゆめまなにも、それらしい服を着せてみました。お城は模写かと聞かれましたがも、そうではありません。参考に見たイラストや写真はありますが、完全にオリジナルで描いています。
記念すべき冒険ファンタジーもの第一作は、けっこうみんなに好評で嬉しかったです。