茜色に染まる風
彩る花びら流れてくせせらぐ水のほとりから
ほのかな香りがたちのぼる景色にうっとり引きこまれ
身を乗り出している君はふわりと髪がたなびいて
またたく瞳がきらめいた夢のさなかの足取りで
手を取り合って歩いた日初夏の華やぐバラの園
今も記憶に残ってる
バラ園の散策を楽しむ二人の姿を描きました。懐かしい場面…ではなく、バラ園に行ったのは、ついこの間なんですけどね。
■バラ園を描く
バラ園の絵を描いたのはこれで2度目でしょうか。一度目は2011年の絵なので、4年ぶりということになります。
Palmie(パルミー)の動画で学べる花の描き方の講座などを見て、少し練習しましたが、花を描くのはやはり難しいものですね。食器の形をアタリで描いてから花を描くというのは参考になりました。たくさんの動画(現在55本)が公開されているので、ときどき見て勉強したいです。しかし見てもすぐに忘れてしまうという…。
バラ園に行ったときにボタニカルアートの描き方を教えてくれた先生は、いかに白いハイライトを残して塗って、立体感を出すかが大事、とおっしゃっていたので、特に手前のほうの花はそれを実践してみました。奥のほうの花はさすがに適当です。
■植物園めぐりをしたころ
一時期、植物園に凝っていたことがあって、バラ園をはじめ、旬の花を求めて、近くのいろいろな植物園をまわったことがありました。
覚えているものを挙げると、ハワイの希少植物ギンケンソウや、メタリックカラーが美しいプヤ・ベルテロニアーナといっためずらしい花の開花情報を知ると、雨の中でも見に行っていました。そのほか、宝石の塔エキウム・ウィルドプレッティや、フニーバオバブの開花イベントも見に行きましたっけ。
多肉植物にもはまっていて、そのころ買ったハオルチアが、いくつか今でも残っています。ずぼらなので、水をあまりやりませんが、それでも元気です。最近はあまり植物を見に行くこともなくなっていましたが、珍しい植物を題材に絵を描いてみるのもいいかもしれませんね。