二人で出かけた水族館
トンネルアーチはどこまでも高く広がる海の世界
深い底から眺めてる水に透かした太陽は
どこか優しい輝きでゆったり空飛ぶさかなたち
なんて自由な飛翔だろうほら見てあそこと指差して
嬉しそうに笑う君あらゆる重さを振り捨てて
巨大なさかなが飛んでいくいつかきっと羽ばたいて
自由に海を飛んでみたい縄目も鎖もない空を
一緒に はるか かなたまで
アーチ型の水族館を歩く二人と一匹の絵を描きました。
今年も描いた水族館の絵
今回の絵は、構想から描くまでがかなり長くて、最初に下描き帳に描いたラフスケッチは半年以上前だと思います。それからずっと描きたい絵リストに居座り続けていましたが、やっと描くことができました。
もともとはドバイ水族館の、サメ水槽の下をくぐる有名なウォータースライダーみたいな絵を「ゆめまな物語」で描こうかと思っていたのですが、構図に苦労したので、結局、旭山動物園や台湾の国立海洋生物博物館みたいなトンネル型水槽の下を二人で歩いている絵になりました。
水族館とは言ったものの、イメージとしては海底トンネルみたいなもので、水槽ではなくて、本物の海の底を歩いているような絵にしたいと思って描きました。そのため、人物をかなり小さめに描くことでスケール感を出しています。
海の生き物は、定番のジンベエザメ、マンボウのほかに、大好きなシノノメサカタザメを入れてみました。 独特のフォルムがかっこいいですよね。
じつは去年1月6日にも、水族館の絵を描いていて、やっぱりジンベエザメが出ています。まったく同じ日付に、同じような絵を描くとは…(笑)
意識してそうしたわけではなくて、今この記事を書きながら気づきました。この時期になると水族館に行きたい謎の心理が働くのでしょうか(笑)
海の中の絵は、描くのが好きでこれまでにたくさん描いていますが、毎回使っている技法や表現は似たりよったりだなぁ…と思っています。 なにか新しいアイデアがあればいいのですが。
海の絵は、タグ「海の世界」にまとめてありますので、よかったら他の絵もご覧くださいね。