古代オルドビス紀の海の王者、巨大直角貝カメロケラスを描きました。
この時代の海の覇者は、オウムガイの仲間たちでした。中でもカメロケラスは10m近くある直角貝で、規格外の大きさでした。
現代もダイオウイカという巨大生物がいることを思えば、カメロケラスはそれほどかけ離れた生物ではないかもしれません。
しかし当時の海辺には、こんな巨大な貝殻が流れ着いたのかも、と思うと、それはまたロマンがふくらむなぁと思います。
絵を見てくれた人からは、でっかいおさしみにするすか焼くか、どちらが美味しいの?と聞かれましたが…。
ダイオウイカはあまり美味しくないらしいですし、味は期待できないかもしれません。しかしマッコウクジラみたいにダイオウイカ食べまくる通もいますし、好みに合う人もいるかもしれません。
マテ貝取りのおもしろさについて話してくださった方もいました。塩を入れると、満ち潮と勘違いして飛び出してくるそうで、面白いなぁと思います。カメロケラスみたいなのが飛び出してきたら一種のホラーですね。