そうでなければ、ぼくは色とりどりの絵を描けなかったと思うから。
モノクロの世界から彩り豊かな世界に導かれた男の子を描きました。
Jean Marc Janiaczykみたいな色使いで描いてみたいと思ったのですが、難しい。
自分の内面を描き出すような抽象的な絵を描いたのは初めてかもしれません。
絵を描いている人は、みんな、だれかに色をもらったからこそ描いているのだと思います。わたしにも色をくれた人がいました。
わたしはモノクロの人生を送っていましたが、その人がわたしにカラフルな人生を教えてくれました。まだその理想とする色使いには近づけていませんが、その人のことを想っている限り、少しずつでも理想の色使いに近づけると思っています。