遠くはるかな旅の果て
新たな街が見えてきた天をつらぬく巨大な樹
大樹のふもとに暮らす町大樹は色づき装って
ぼくらを悠々出迎える街を包むこもれびと
吹き抜く風が気持ちいいここには何があるのだろう
まだ見ぬ冒険待っている
旅の果てに辿り着いたのは、巨大な樹の下に広がる街。そんなイラストを描きました。
巨大な樹のふもとに暮らす街を描きました。最近のイラストの中では、一番のお気に入りです。巨樹の雄大さや、奥行きのある町並み、新しい街に着いてわくわくしている様子が、うまく表現できたと思っています。
「世界樹の迷宮」などの影響もあって、大樹のふもとに暮らす街はわたしの憧れです。巨樹に守られ、その四季の営みとともに生活する街って、なんだかロマンチックだなぁと思います。実際にそんな街があったら、日照があまり得られなかったり、落ち葉など落下物による害があったりで大変かも…とは思いますが、それはそれで想像力をかきたてます。
高い山のふもとに暮らす街のように、大樹はやっぱり登れるようであってほしいと思います。大樹は住民の心の拠り所でもあり、観光資源でもあるでしょう。大樹の枝の先まで登って、おいしげった葉っぱの隙間から見る景色はとても壮大だろうと思います。
世界の神話の中には、「ユグドラシル」のように、巨大な樹が出てくるものもあります。もし巨大な樹の上に存在する大陸があれば、ぜひとも冒険してみたいなあと思います。
最近は、町並みを描くことが気に入っています。町並み、市場、宮殿など、人々の生活が感じられる建物群は描いていて楽しいですね。まだまだ描き方の技術は未熟なので、頑張って練習していこうと思います。「ここに行きたい」と思えるような場所を描きたいですね。
今回の絵も、気に入ってくれた人がけっこういたようで、嬉しかったです。