天空城 The Crystal Castle in the Sky


天空城1.1

広い世界の果ての果て。男の子と女の子が目指すのは、はるか高みの天空城。
絶界の雲に囲まれた山のまた上。この世のものとは思えない宝石の輝きに包まれた光の王国。
不気味の森を抜け、あまたの国を越え、ついに二人は天空城のふもとにたどり着きます。

人跡未踏の世界の果て。ところが、女の子は、一人の旅する少女を見かけます。
少女は、はるか天空の輝くお城を、きりりとした強い眼差しで見上げています。
これほど人里離れた峰々を一人で旅しているなんて、きっと手慣れの冒険者なのでしょう。
そのきらめく瞳からは強い不屈の心がほとばしっています。

昔は内気だったお姫さま。でも今は、男の子と共に旅して、ちょっと大人になりました。
どきどきする胸を押さえて、勇気を出して、冒険者の少女に話しかけます。
未開の土地で突然話しかけられた少女は目を丸くします。
なんだか新しいお話がはじまりそうな予感です。

空花物語のコラボ作品

今回の絵は、いつも親しくさせていただいている はっがさんのオリジナルキャラクター、マルミちゃんという女の子をお借りしました。

2ヶ月か3ヶ月?くらい前に、キャラをお借りして絵を描いてもいいかお聞きしたところ快諾してくださったので、ずっと描くつもりでいたのですが、なかなか他の絵の予定に時間がかかり、やっと今になって完成させることができました。

はっがさんの描かれるマルミちゃんは、セピア調の温かな色合いと、力強さのある手描きタッチから、可愛らしいと芯の強さを合わせ持つ魅力的な女の子として、表現されているように感じます。いつもファンタジックな冒険の様子や、ほっと一息つくあたたかな場面の絵を楽しませてもらっています。

今回の絵では、マルミちゃんの世界観とも親和性がありそうな、ファンタジーの空花物語とコラボさせてみました。頑張って似るように描いたのですが…なかなか特徴をとらえるのは難しいです(^_^;) でも、こうやって他の方のキャラクターを描かせてもらうと、じっくり特徴を観察するので、今まで気づかなかった発見がいろいろとありますね。

結果として、空花物語のソラとハナの二人だけで天空城に挑むより、こうしてマルミちゃんがいてくれることで、たのもしく心強い雰囲気になって嬉しいです。ハナも同じ年頃の女の子がいると、いつもに増して楽しそうですね。前から描きたかった絵をこのような形で仕上げることができてよかったです。ありがとうございました!

Painter初の油絵

これまで、Painterの絵は、一貫して水彩で描いてきましたが、今回は、なんと! 初の油彩に挑戦です! 

先日「じっくり絵心教室」という絵具のインパスト(厚塗り)主体のソフトで絵を描いたとき、Painterでも、同じような油彩ツールでの絵を描いてみたい! と強く感じました。

初めてのことなので、なかなか慣れない中でしたが、この絵は、Painterの「油彩」ツール、および「インパスト」ツールのブラシを使って描いています。どちらも、絵筆のかすれや、絵具の盛り上がりが表現でき、上級者が使えば古典絵画のような仕上がりになるツールです。

今回の絵では、西洋絵画ほどのインパストにはなっていませんが、よく見ると、筆の跡や、絵具の厚みが、(ちょこっとは)表現できているのが見えると思います。

いつもの水彩とは勝手が違うので苦労しましたが、一枚描き上げたことで、使う筆も決まってきて、今後は油彩でも描けるかも?と思えるくらいにはなりました。水彩とはまったく描き味が違うので、新鮮で楽しいですね。

水彩はメルヘンの「ゆめまな物語」にぴったりなので、今後も使い続けますが、「空花物語」は中世ファンタジーということで油彩のほうが合っているかもしれません。今後は、それぞれ画材を使い分けていこうかな、と考えています。もっと研究して表現力を磨いていきたいですね。