【レッスン要点まとめ】新絵心教室応用コースを絵心教室スケッチで描いてみた


新絵心教室を一度卒業したので、復習がてら、絵心教室スケッチで再度描いてみることにしました。それぞれ一回目に3DSに描いた絵と授業ノートを載せています。

画材はパステルのみで描きました。3DSの画面を見ながら、ゲームパッドで作業です。

3DSの画面とゲームパッドの画面は比率が違うので、参考写真を両端まで描くことができ、新鮮な感じでした。

またグリッドや色ガイドといった便利機能が使えなかったため、手応えがありました。

そのままレッスンするのはつまらないので、すべてしずえさんを描き込んでみました。

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#1 桃と水差し

初めて描いたときより質感をしっかり描けました。

  

前回の絵

レッスンの授業ノート

開幕にあたって、ビンス先生のありがたいお言葉

「練習するほどに絵心は上達するのです」

今回のレッスンは静物画。

■絵のメリハリを出すには
参考になる絵として、モネの桃。果物と皿など、質感の違うものを並べて描くことでメリハリが出る。

■物の大きさをとらえる練習
ペンを使って物の角度や距離を測る方法を習得するように。キャンパスのふちではかる人もいる。絵心教室スケッチでやると、グリッドが使えないのでいい練習になります。

■純色の黒や白は使わない
モネは黒をほとんど使わず、混色によって作っていた。灰色も色みを混ぜたほうが自然な色になる。

■色の選び方
皿に置いた桃は皿の色の影響を受け、皿も桃の色の影響を受ける。つまり周囲にあるものをよく観察して色を選ぼう。特に白いものは周りのものの色の影響を受けやすいので、白いものこそ、いろんな色を混ぜる。ビンス先生の雪の絵。青やピンクを使っている。

■ハードエッジとソフトエッジ
色の明るさが急に変わるのをハードエッジといい、鋭い印象になる。丸みを出したい場合は、じんわりと明るさを変えるソフトエッジがよい

■キアロスクーロ
光と影のコントラストのことをキアロスクーロ(白と黒)という。コントラストが強いと奥行きが出る。例として、シャン・シメオン・シャルダーの静物画

■インパスト
水を加えていない絵の具で厚塗りする方法をインパストという。

■クロマ
彩度のことをクロマともいう。

■ハイライトで質感を表現
桃は表面に細かい毛がびっしりなので、ぼんやりとしたハイライト。ベルベットという布地のような質感。くっきりとハイライトが出るりんごとは対照的

■ソレン・エミール・カールセンの名言

「静物画を描くことこそが、あらゆる技を習得するための最も確実な道であり、それで学んだことは全ての絵画に使えるのである」

ヤン・ファン・ハイスムの作品も参考にね、というところでレッスン終わり。

#2 白髪の男性

人の顔は苦手です…横顔ならまだ…。でもモデルのディエゴさんに似ていません。

前回の絵

なんかビンス先生の身の上話が多かったような回。旅先で出会ういろんな人の肖像画描いてたらしい。作品集に眼力めっちゃ強い人一人いるけど、そんな描き方で大丈夫なのかなー

モデルはディエゴさん。心理学の教授か何かかなー?? 旅先で出会った友人の一人らしい。

授業ノート

■肖像画の描き方
肖像画はまず横顔から。そのほうが簡単だから。横顔でも似ないわたしの画力はいったい…(>_<)

最初にあたりをとる。紙は中間色おすすめらしい。暗い色とハイライト、両方描けるから。そういや、ミーバースの人物画のプロのKさんがいつもそうされてますね。

目の位置。思ったより下の位置。頭全体の中間くらいほぼ真ん中にある。口の端から垂直の位置に目の端がある。

目は心を映す鏡。16C屈指の肖像画家ハンス・ホルバインの絵は目で多くを語っている。

口、鼻、耳の位置は関連している。小鼻、目頭、口角は一直線上にある。耳の付け根は顔の真ん中あたり。耳の大きさは、眉毛から鼻の一番下まで。

■カリカチュア
ビンス先生は、昔、路上で似顔絵を描いてたらしい。カリカチュア(戯画)と呼ばれる特徴を誇張して描いた似顔絵。14世紀起源。モネも描いたことがある。今回学ぶのは透視図法。距離によってものの大きさを変える遠近法。わたしはこの透視図法のパースがめちゃくちゃ苦手です。いっつも作図段階で嫌になってしまう…。特に二点、三点透視になってくると消失点が画面に入らないから、わけわからないです。みなさんは透視図法、どうですか?

■キアロスクーロ
強いコントラストで立体感を出すことをキアロスクーロという。これは#1でも言ってたね。

■影には二種類ある
影には二種類ある。光を遮る影(耳の穴など)と光源から遠く離れることでできる影(横顔の頬の部分など)

■ハッチング
鉛筆を立てて、ハッチングで形にそって影を出すとよい。写真のような肖像画をかく人もいれば、抽象的に描く人もいる。肖像画は個性を反映するいろんな描き方ができるよ、ってところでレッスン終了

#3街のトンネル

初めて描いたとき、この風景をカラーで描きたくて仕方なかったので、今回実践してみました。右手前の壁の光沢をぜひ描きたかったのです。

前回の絵

今回学ぶのは透視図法。距離によってものの大きさを変える遠近法。わたしはこの透視図法のパースがめちゃくちゃ苦手です。いっつも作図段階で嫌になってしまう…。特に二点、三点透視になってくると消失点が画面に入らないから、わけわからないです。みなさんは透視図法、どうですか?

授業ノート

■透視図法とは
透視図法の歴史。15Cの建築家フィリッポ・ブルネレスキが開発したらしい。彼は、建物の輪郭を鏡に写して描いているときふと気づいた。「建物の横方向の輪郭線をそのまま伸ばしていくと、地平線上でまじわるではないか!」

ルネサンス以前は遠近法はほとんど使われていなかった。人やものの大きさは重要度によって決められていた。つまりわたしがいつも描いてるような、二次元的なのっぺりした絵がほとんどで、構図も横から見たようなものが多かった、ということかな。

ルネサンス以降では、例えば、ラファエロの「アテナイの学堂」が一点透視図法を使って描かれている。中央の重要人物、アリストテレスとプラトンに視線が集まるような構図。

ラファエロはレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並ぶ、忍者亀の…ではなくてルネサンスを代表する三大画家。ここテストに出そう。

透視図法の基本は、1.遠くのものは小さく見える、2.平行な直線は視点から遠ざかるにつれて一点に集まっていく。

ベーコン(犬)は絵を描くのによいポイントを見つける嗅覚があるとな。謎情報。

■透視図法の描き方
透視図法のやりかた(1)まず地平線の位置を決める。自分の場所や見る角度で変わる。山などの影になって隠れていることもあるので注意

(2)消失点を描く。奥へ伸びている平行な直線が交わるところにあるので探す。これも自分の立つ場所によって変わる

一点透視図法はキャンバスに対して直角にのびる道がある場合に使える。例えばトンネルとか並木道とか。

風景画を描くとき、明るいところと暗いところを見分けるには、目を細めて視界をぼかすとよい。風景の色みをおさえて、グレースケール的に見ることのできる表面が暗くなっている鏡を持ち歩く画家もいる。便利アイテム。

最後にビンス先生の迷言「遠近法なだけに奥が深いですよ」。これでレッスン終了。

#4 滝

ビンス先生の言うとおりに描いているとなんとも言えない質感の絵になってしまったので、今回は我流で描きました。

滝(二回目)

前回の絵

滝

新絵心教室 応用コース#4滝。タイトル画面にもなっている顔的レッスンだけど、ビンス先生の言うとおりに描いていくとなんだか残念なできになってしまうことが多い。

授業ノート

■近景・中景・遠景の描き方
風景画を描くときは近景、中景、遠景に分ける。遠景は彩度を低く!

最初に暗い色から塗り始める。それにより影の色に深みが出る。また、上に重ねる明るい色が際立つ

きれいな細かい部分から描きたくなるが、まずは下地から塗ることが大切。ここが今回のレッスンのポイント!

空気感を出したい場合は、細かいディテールは描かず、明るさのコントラストもつけない。かすみかがった印象になる。

■風景画の色の使い方
人の目はさまざまな色の中でも、緑色の明るさの違いを最も見分けられる

参考になるのは、ギュスターヴ・クールベの作品。彼は印象主義の前の写実主義の時代の画家。写実主義は、たとえ日常的なものでもすべてのモチーフには同じ価値があると考える。あまり人気はなかった。

色の明るさの印象は、周りの色の明るさによって変わる。この絵の場合、苔の色は、周りの岩が暗いせいで実際より明るく見えていることに注意。

明るい緑色を作るには、白だけでなく、彩度の高い黄色を混ぜる事が大事。

青色は奥まって見える色なので、奥行きを与えられる。暖色と寒色をバランスよく使うように。この一個前のミニレッスン「橋」でもそうだけど、ビンス先生は暖色を強調するのがうまい。この絵でも黄緑の葉っぱをオレンジで描くことで、絵にあたたかみを加えている。

主役の滝は最後に描く。つい最初に描きたくなるが、そうすると全体のバランスが崩れる。木を見て森を見ずに注意。先に森を描く。

参考絵2 アメリカのジョン・ヘンリー・トワックマンの滝。筆使いが力強さを与えている。

滝を描いたらレッスン終了。初回はよくわからない絵になってしまったので、今回かきなおせてよかったです。風景は少しいがんでもきれいなので、人物画より楽しかったー。木の葉っぱの描き方にかなり悩んでしまったのが心残り。そのあたりがまだまだ下手です(>_<)

#5 花

花も難しいモチーフです。今回の全レッスンのうち、最も位置取りに苦労しました。グリッドが使えないので、タッチペンで距離をはかって、正確な位置に描くよう心がけました。

 

前回の絵

新絵心教室レッスン#5花。ここまでで一番苦労したかもしれない。昔から花を描くのは好きなのに、すっごい苦手です。何が問題なのかぜんぜん気づけない…

授業ノート

■色と形のコントラスト
参考になる絵1 フランスのポスト印象派画家ポールセザンヌの花。彼は初期は素早く活気ある力強い描き方をしていたが、晩年は、形を色と色調でとらえるようになり、構造化された絵を描いた。線や形を、色と形の両方でコントラストをつけて対比的に描いた

セザンヌは色調をとらえることで立体的に描いた。明るいところはより明るく、暗いところはより暗く。

■色の同時対比
参考になる絵2ゴッホの花。小さい線で形を作り上げていき、質感や動きを強調した。

色が2つ並んでいるときにお互いに影響しあうことを同時対比という。これは補色同士の組み合わせのとき、一番強烈。ゴッホは補色で花を目立たせた。

#6 スカーフを巻いた女性

ベスさんかわいいはずなのにまったく似なかった…。肖像画はは難しすぎる

 

前回の絵

難しすぎる。グリッドも使えないので目測だけど、各パーツの微妙な位置の違いでこうも印象が変わるなんて…(>_<)

授業ノート

■肖像画は単純化して描こう
ビンス先生は、フランスの印象派画家エドガー・ドガに傾倒していたころ、生徒のマリアの肖像画を描いた。今回のモデルはその娘さんのベス。

参考にするのはヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。北のモナ・リザと呼ばれることもある。ヘッドスカーフのしわと肌の滑らかさが対比されている。

眼や鼻など細かいディテールを描く前に、暗いところを塗っていく

意外なことに、実は顔の中で一番暗い場所は目の周り。眉毛によって暗い影ができるため。

ビンス先生「何か絵を描く時にはいつも言っているように、ディテールに入る前にモチーフを単純化するクセをつけるようにしましょうね」

■肖像画はいい練習になる
肖像画の巨匠レンブラント・ファン・レインの作品が参考になる。28歳と60歳の作品では、60歳のときのほうがゆったりして安心感のあるものになっている

自画像を描くと、正確さにこだわらず手法やスタイルの向上に集中できるためおすすめとのこと。…うーん、前にやったことがあるけど似ないのがストレスだったような…

ここでビンス先生の自画像が登場。今回一番のおもしろポイント。そのすごいひげの魔法使いは誰ですか??

ビンス先生「肖像画は描けば描くほど勉強になりますし、自分の目で見ているものの描き方をもっと教えてくれます」

というあたりでレッスン終了。うーん…前回よりはうまく描けたかもしれないが、似ていない時点で肖像画とは言いがたい。肖像画って本当に練習すればうまくなるんだろうか…?

#7 ロンドン塔

前回に比べ、壁をきれいにしすぎたかもしれません。この絵の中の木や手前の建物、また少し前のサブレッスンの橋の描き方などで、ビンス先生が手前にあるものの暖色を強調して遠近感を出すところが勉強になりました。

 

前回の絵

新絵心教室レッスン#7ロンドン塔。前回やったときも一番楽しいレッスンでした。ふつうに描くだけで見栄えがするというのが嬉しい。

授業ノート

■風景画の描き方
参考にする画家1はイタリアの画家カナレット。ルネサンス以降の作品として、雰囲気が出ています。

2人目はジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー。彼はいくつも城の絵を描きました。イギリスを代表する風景画家で大気や光の表現に特色があります。そういえばターナー展やってましたね。彼は年代を重ねるごとに絵が写実的ではなくなっていって、パトロンたちは怒り出しましたが、印象派の道を開いた先見の明のある人だったとか。

絵を描くときは先に下地を塗ることで、絵のトーンを一定に保つことができます。また奥にあるものから先に塗っていくことで、背景とメインの境界をはっきりさせ、奥行きを出すことができます。

■空気遠近法
色で距離感を表現する空気遠近法のおさらい。この絵では遠くにある壁を青っぽく描き、一番近くの壁をあたたかみある色で描くことにより立体感を出しています。

木の葉っぱは点描で描くとよいそうです。

お城や塔の屋上の壁に歯のようなでこぼことした隙間を作ってあるのは弓兵が戦うためらしい。

■二点透視図法
今回のレッスン一番のポイントは二点透視図法。建物の角の部分がこちらの正面にある場合、左右2つの壁が見え、消失点も2つになる

というあたりでレッスン終了。やっぱり風景画は楽しいです。残り1つで応用コースのメインレッスン修了ですね。

#8 ウェストミンスター

前回よりロマンチックな色に描けました。最終回ということで、自分やビンス先生も描き入れました。ビンス先生には、モノローグで自慢していた電極つき帽子をかぶっていただきました。

 

前回の絵

新絵心教室応用コースのメインレッスン#8ウェストミンスター。楽しい風景画でした。

ビンス先生の特別な帽子。フィンセント・ファン・ゴッホの物語に影響を受けて作ったとかいう光る帽子。せっかくなので絵に描きました。

今回は夜の風景が題材。明かりは時代を問わず人気のあるモチーフ。たしかにわたしがこれまで描いた絵でも、明かりの絵は評価高かったような…

授業ノート

■黒ではなくクロマティックブラックを使う
モネは一日の中でも異なる時間帯にロンドンに行ってたくさんの風景画を描いた。

暗い部分を塗っているとき、違う面であることを示すには、色味の違う暗い色(クロマティックブラック)を使うと良い。

■色彩恒常
今回のポイント1、色彩恒常。証明の状況が変わっても、脳がすでに知っている色で補正してしまうこと。たとえば、青りんごはどんな証明のもとでも緑色に見えてしまう。色彩恒常の影響を受けずに、実際に目に見えている色を塗るトレーニングが必要。

■暗さと明かりの描き方
今回のポイント2。夜と明かりの描き方。ゴッホの「夜のカフェテラス」では、黒を使わず、青や紫を混ぜ、対比として黄やオレンジを使うことで夜空を作り上げた。「ローヌ川の星月夜」ではガス灯の水面の反射を描いた。「星月夜」では、落ち着いたうねりのある筆使いで光の感情を表現した。

明かりを描くときは、明るい色を使うことより、周りを暗くすることが大事。白より黄色がかった色のほうがあたたかみを添えられる

■卒業式のビンス先生の言葉

「絵心が芽生えた画家の絵を見るのは本当にステキなことです。ぜひ、引き続き、絵を描いていってくださいね」

応用コースで学んだのは、厚塗り、人物デッサン、遠近法、光の反射の描き方。より高度な静物画、風景画、肖像画。

「もし、あなたがいつか画家を目指そうと思ったときには、きっとあなたを支えてくれるものになると思いますよ」

今回二周目でしたが、どのレッスンも本当にためになりました。ふだん描かないようないろんなモチーフが描けるので、今は下手でも、その積み重ねがいつか生きてくると思います。まぁ、本当に、今はどれも下手です笑 個人的には花が一番難しくてやりがいがあったと思います。

今後追加コンテンツやろうかと思いますが…一周目ですし、どのレッスンもレベル高いのでここでできるかどうかはわかりません。絵心U発売までにレッスンひと通りやっときたいです。

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