【じっくり絵心教室】応用(3)「庭園」「池」「古城」―これぞ風景画の総決算!

っくり絵心教室のビンス先生のレッスンのプレイ日記。応用コースの3回目は、風景画シリーズ。メインレッスン「庭園」、ミニレッスン「池」「古城」の3つです。

今回も授業の覚えておきたい点と、わたしの作品、その動画をまとめました。

「庭園」は今回の絵心教室の初報PVで使われていた絵なので感慨深いですね。「池」と「古城」は、これまでだれもレッスン動画を挙げていなかったので、未踏の地といった感じでわくわくしました。

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応用コース レッスン3「庭園」

応用コースのメインレッスン3は「庭園」。

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パステルによる風景画のレッスンです。

授業ノート

■外光派の注意点

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外で絵を描くことを好む外光派と呼ばれる人たち。当然のことながら、外では、時間経過で太陽や雲の位置が変わるので、常に景色の明暗が変わります。正確な写実は難しいので、雰囲気をとらえて描くことが大事そうです。だからこそ、外光派のひとりだったモネは、印象を重視したスタイルの絵を切り開いたのかもしれませんね。

■風景画を描くときの色使い(空気遠近法)

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風景画を描くときの色使いのお手本として紹介されたのは、フレデリック・エドウィン・チャーチの作品。

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空気遠近法を使っているため、近景に暖色を、遠景に寒色を置いて、グラデーションになるように色を推移させています。わたしも新絵心教室でビンス先生に教わって以来、背景を描くときにこの手法をよく使っていますね。

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この法則を使えば、どんなトーンの色でも、絵の現実性を保てるとのこと、だからこそ、わたしのオリジナルの現実にはありえない風景でも、問題なく見えるんでしょうね。

ビンス先生のお手本

ビンス先生のお手本は5ステップ。

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今回のお手本のレッスンは、色選びがかなり勉強になりました。特に遠景を塗っていくときの色使いがすごかったですね。

このビンス先生のお手本絵の遠景にはスミレ色が使われている、といっても、ほとんどの人はピンとこないかもしれません。それくらい意外な色選びですが、遠景には寒色を使う、という法則にもとづいて、そうした色選びをすれば、遠近感がしっかり出た絵になるということでした。

わたしの絵

わたしの絵はこんな感じ。

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動画はこちら。

【じっくり絵心教室】応用コース レッスン3「庭園」(Art Academy Park)
【ウェブサイト】(My Website) YuKiのスケッチブック(YuKi's Sketchbook)

【じっくり絵心教室】応用コース レッスン3「庭園」(Art Academy Park)

製作時間はソフト内の計測記録によると、1時間50分17秒でした。

今回の絵は…じつは、描くのはこれが初めてではありません(笑) この「庭園」のレッスン絵は、1年半前、今作「じっくり絵心教室」の名前すら決まっていなかったころ、初報PVで紹介されていた絵でした。

その立体感に感銘を受けたわたしは、当時の絵心教室スケッチで、この絵を先取りして描いてみたのでした。そのときの絵はこちら。

二人と一匹はまた冒険に出かけるのかな Do They Start the Adventure Again?
再び冒険の旅に出発して、ゆめまな物語(第二期)のはじまりです。

今回の絵と比べてみてどうでしょうか(笑) この絵は、ビンス先生のお手本絵の模写なので、写真を元に描いた今回の絵と単純に比較はできませんが、この1年間の成長の跡?があればいいなぁと思います。

今回の絵のほうは、相変わらず、近景と遠景のタッチに苦労しました。近景は細かく描き込んでいますが、どうにも不自然になりがちですし、逆に遠景もぼかして描きすぎると手抜きに見えたりして難しいです。なかなかビンス先生の絵のように、バランスの取れた描き方には程遠いですね。

でも、レッスン受講している生徒としては、近景と遠景とでタッチを変える、という点を覚えて実践しているだけでも、十分成長の証かなーと思ったりします(笑)

応用コース ミニレッスン3-1「池」

応用コースのミニレッスン5つ目は「池」。

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絵具による風景画のレッスンです。

授業ノート

■水面に反射した風景は色合いが変わる

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意外と気づいてなかったのですが、水面に反射した景色は、少し暗くなる、ということを教えてもらいました。水の青みが加わるので彩度が落ちて当然なのですが、けっこう同じ色で描くことも多かったような…。

■水面に反射する風景は鋭いタッチで

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水面に反射する風景は、波の影響で途切れ途切れになっているので、鋭いタッチで描くと良い、ということが、クロード・モネの風景画を例に説明されました。これは、新絵心教室の最後のメインレッスンのウェストミンスターの絵でも、教えてもらったのをよく覚えています。あれはけっこう新鮮なレッスンでした。

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同様の点について、おなじみのベルト・モリゾの絵でも説明されています。こちらもリアルな水面ですね。水面をリアルに描くには、ギラギラするような鋭いタッチで描いてあえてなじませない、というのは勉強になりました。

ビンス先生のお手本

今回のビンス先生のお手本。

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あまりにお手本絵が上手すぎて…言葉もありません。今回の「じっくり絵心教室」のこれまでのお手本絵で一番レベルが高いのではなかろうか。彩度が抑えられつつも情緒豊かな色使いが素敵すぎです。

わたしの絵

わたしの絵はこんな感じ。

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動画はこちら。

【じっくり絵心教室】応用コース ミニレッスン3-1「池」(Art Academy Pond)
【ウェブサイト】(My Website) YuKiのスケッチブック(YuKi's Sketchbook)

【じっくり絵心教室】応用コース ミニレッスン3-1「池」(Art Academy Pond)

製作時間はソフト内の計測記録によると、1時間36分22秒でした。

これまでのレッスンで一番うまく描けないで右往左往したかも…(^_^;)

今回の絵で特に苦労したのが色選びで、うまく目的の色が作れないんですね。最初の下塗りのあたりで、ぜんぜんビンス先生と同じような色が作れなくて愕然としました。ビンス先生の色は落ち着いて大人びた色なのに、自分で作った色はトーンがめちゃくちゃな彩度が強すぎる色ばかりで。

たぶん、これだと思って作った色が、実際には、まわりの色の影響で補正されて、かなり目的の色とずれているのだと思います。こういうときにカラーガイド使えばいいのでしょうが、めんどくさがりなので、使いませんでした(^_^;)

動画の最後のほうで修正しているのは、すっかり空気遠近法を忘れていたので、遠景の彩度を落としているところです。焼け石に水とはいえ、その過程で少し遠近感がましになったように思います。でも、ビンス先生のお手本絵には全然及ばないですねー(>_<)

なんだか、ここに来て、自分の苦手な分野が浮き彫りになってきたような気がします。どうも、静物画で銅の皿を描いたときも感じましたが、色の見極めが下手なんですね。微妙な色の違いを繊細に見分けられないので、遠近感や立体感などが狂うのだと思います。

まぁ、オリジナル絵で、虹色ばかり使ってトーンをごまかしているのは、その弱点を自分でもよく知っているからなのですが…(^_^;)

応用コース ミニレッスン3-2「古城」

応用コースのミニレッスン6番目は「古城」。じつは先ほどの「庭園」の風景の中ほどにあった建物だそうです。言われてみれば確かに。こんなに大きかったのか(笑)

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画材は鉛筆。デッサンによる風景画、というわけですが、まさかこんなに大変だとは…(苦笑)

授業ノート

■遠近法

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今回のレッスンは遠近法、ということで、印象派の画家セオドア・ロビンソンの風景画が紹介されていました。うーん…確かに空気遠近法は使われているとは思いますが、それほど遠近感を感じる絵ではないような(^_^;) セオドア・ロビンソンの絵はすばらしいものが多いんですけどね。

■透視図法

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今回の絵は透視図法が大事、ということなのですが…

正直すごく微妙な透視図法ではないでしょうか??(笑) これなら透視図法無視して描いてもほとんど影響が出ないレベルかと…。

まぁ、透視図法が一見関係ないように思える構図でも、よく見れば実は消失点があるんだよ、というレッスンなのかもしれませんが、もっと大胆に透視図法が使える構図を描きたかったです。

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例として引き合いに出されたのはカミーユ・ピサロの作品。左の建物や道路に透視図法が使われているのがよくわかりますし、右の建物群もよく見れば手前に一つ大きな建物があって、奥の建物ほど小さくなっているんですね。…でも、少しわかりにくい気も(苦笑)。

ビンス先生のお手本

ビンス先生のお手本。

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透視図法を始め、途中で色々なテクニックを使ってくれます。ドーム型アーチの製図的な描き方や、ハッチングによる影の表現など。けっこう複雑なモチーフなので、形をデッサンするだけでも難しいです。

わたしの絵

わたしの絵はこんな感じ。

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動画はこちら。

【じっくり絵心教室】応用コース ミニレッスン3-2「古城」(Art Academy Castle)
【ウェブサイト】(My Website) YuKiのスケッチブック(YuKi's Sketchbook)

【じっくり絵心教室】応用コース ミニレッスン3-2「古城」(Art Academy Castle)

製作時間はソフト内の計測記録によると、2時間24分51秒でした。

製作時間が…なんと、これまでのレッスン絵で最長でした(笑) あの苦労したタマゴや、銅とガラスさえしのぐ、初の2時間20分超え。

モチーフが複雑なだけに、相当描くのに苦労しました。ましてや画材が鉛筆、ということで、色が使えず、すべてを明暗で表現しなければなりません。濃さの塗り分けが難しく、かなりの難関レッスンな印象です。最後の風景画レッスンだから当然なのかもしれませんが(笑)

これでもかなり単純化して、外壁の凹凸や染みのようなものは省略し、ツタや草も適当に描いてはいるんですが、それでもこんなに時間がかかってしまうとは。もし細部まで正確に描き込みたい人がいたら終わらないかもしれませんね(笑)

難関が続いた風景画3連続でしたが、この最後の作品は、けっこう満足のいく出来にはなったのでよしとしましょう。

おまけ:ビンス先生の絵や名言いろいろ

最後に今回も、ビンス先生の名言などをちょっと紹介。今回は2枚だけです。

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散歩するたびに、こんなすごい絵を描き上げているなんて、やっぱりタダモノではありませんね(笑) というか、気ままに散歩して絵を描くみたいな優雅な生活してみたいなぁ…。なんだか夢がふくらみます。

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難関レッスンで苦労したのを見抜いて、こんな優しい言葉をかけてくれるビンス先生さすが! でもそのハイレベルな絵を背景に言われると、なんだかまだ先は険しいなぁ、と思います(笑)。「なかなかの絵描き」から「いっぱしの絵描き」への道のりは遠い…(笑)

これで、今回のレッスンまとめはおしまいです。次回はいよいよ、最終回、応用コースのレッスン4「石膏像」と、ミニレッスン「女性」「ドレスの女性」です。ついに終わり…と思うと、なんだか感慨深いですね。最後のレッスン頑張ります!

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