きょうりゅう 急流 川下り
ナイトクルーズ出発だ!夜空を流れる天の川
急流 激流 銀河いち星くずきらきら輝いて
光の速さで流れてる飛び跳ね 突き抜け 急加速
星くずかわして 急カーブもうすぐ銀河の果ての果て
しっかり背中につかまってぎゅっと力をこめたなら
星降る滝で大ジャンプ!そのまま地球に飛び込んで
ぼくらの家へ流れ星スリル満天 天の川
星降る急流川下り
きょうりゅうに乗って天の川で急流川下りを楽しんでいる絵を描きました。
きょうりゅう急流川下り
今回の絵は、「きょうりゅう」で「きゅうりゅう」川下り。見ての通りダジャレです。去年の夏ごろ、なんとなく、「きょうりゅうで急流川下り」というフレーズが頭に浮かんで、首長竜のくーちゃんに乗って、急流川下りをやってる絵の下描きを描きました。
ところが、ただ川下りしているだけの絵だとインパクトが弱いよなーと思案しているうちに、いつの間にか川下りにぴったりの夏の季節が過ぎ、年が明けてしまいました。川下りで大ジャンプしているくーちゃんの下描きは気に入っていたので、どこかで活かしたいなーと思いつつ、今の今までお蔵入りになっていました。
そんなとき、なんかウトウトしているところで、虹色の川の上を子どもたちが走っていて、あしあとが楽譜になってメロディが演奏されるイメージが見えました。とても魅力的なアイデアだったので絵に描こうとしていたのですが、どうも、うたた寝で見た動画的なイメージが絵の静止画的な構図に、うまく変換できない…。いつものパターン…(笑)
そんなとき、虹の川のイメージと、お蔵入りのきょうりゅう急流川下りの下描きを合わせたら面白いんじゃないの?と思って、虹色の天の川をきょうりゅうで川下りしている絵になりました。こんな話を前にも書いた気がする…。
わりと珍しい宇宙の絵
紆余曲折を経て完成したこの絵ですが、背景が宇宙の絵というのは、わたしの絵では珍しい気がします。わたしの描く絵は、星空が出てくることはあっても、必ず地球の大気圏内が舞台なので、宇宙を冒険することはありません。
なぜそこにこだわっているのかは自分でもよくわかっていませんが、多分、わたしの絵はメルヘンや(中世)ファンタジーであってSFではない、ということなのかもしれません。ファンタジーを舞台にしたアニメやゲームでも、宇宙船とかSF要素が出てきたとたん、なぜかがっかりしてしまいます。メカメカしいのとか無機質なのは苦手です…。(かつて10代のころはSFやロボット好きだったんですけどね笑)
今までに宇宙らしかった絵というと、かろうじてゆけゆけぼくらの虹色機関車あたりでしょうか。宇宙?なのにイルカが泳いでいたりするあたり、今回の絵とコンセプトがよく似ていますね。
完全に宇宙を描いた絵というと、版権キャラ絵で、宇宙服のしずえさんを描いた「宇宙にとびだせどうぶつの森」くらいしか記憶がないという…。
今回の絵も、結局SF要素はかけらもないので、いつものメルヘンファンタジー路線ですが、宇宙らしく、さりげなく土星や木星っぽい星を描いたりと、少し新鮮でした。今後も自分の好みの世界観に落とし込めるようなら、あまり気にせず宇宙らしい絵も描いてみたいなーと思っています。
今月はこれで3枚目…。できればせめて週一ペースで描きたいのですが、なかなか時間をとるのが難しいです…。このあたりの時間管理も、今後の課題として、もう少し工夫していきたいところですね。