今夜はすてきなショータイム
年に一度の流星群浜辺にきらきら降りそそぐ
星空からのプレゼント空のゆりかご飛び出して
海を目指して落ちてくる太陽沈んだ夜の海
真昼よりも輝いて流れ星が波揺らし
玉虫色にきらめいた夜空見上げてふと思う
星はどこから来るんだろう星くずたちのふるさとは
きっとだれかの宝石箱
星くずが降ってくる浜辺で、ほしくずライオンといっしょに夜空を眺めている絵を描きました。
二回目の星降る浜辺の絵
家の片づけと持ち物整理のため、しばらく絵を描けないでいましたが、ようやく、約3週間ぶりに新作を描けました。よかったー。
忙しい間にも、いろいろと絵のアイデアは浮かんでいたのですが、忙殺されてしまい、なかなか形にできず。
まだ用事が終わったわけではないのですが、今日は疲れたのかちょっと風邪ぎみなので、無理せず絵を描くことにしました。
星が降ってくる浜辺というのは、2014年の5月、つまり約2年前に、似たようなコンセプトの絵「星降る浜辺」を描いています。
このときは星というかこんぺいとうでしたが…(笑) 今回、なんとなく、もう一度星降る浜辺の絵を、こんどはほしくずライオンも一緒に描いてみたくなって、新作が完成しました。同じコンセプトの絵ということで、2年間の変化が感じられますね。
メルヘンな明るい夜になるよう工夫したところ
今回の絵で工夫した点は、鮮やかな虹色カラーにすること。前回の「星降る浜辺」は落ち着いた色合いでしたが、今回はもっと賑やかで楽しい配色を目指しました。
夜空の風景なのに虹色にするというのは、ちょっと色使いが難しいですが、これまでも星降る丘の音楽会や満天ベッドでやったことがあるので、わりとスムーズに。ポイントはある程度暗さのコントラストを強くしつつ、青や紫色を中心にグラデーションを織り込むことかなと思います。
海の水平線は、ふつうはその名の通り「水平」に描くのがセオリーなのですが、メルヘンな絵なので、不思議な雰囲気があったほうがいいと思って、カーブさせてみました。
結果として、夜の絵なのに、明るく楽しい印象に仕上がったと思います。ハッブル望遠鏡の宇宙の写真みたいな鮮やかな絵になったかな?
まだまだ忙しい日は続きそうですが、定期的になんとか創作する時間を取り分けていきたいところです。
▽メイキング
この絵の簡単なメイキングです。
(1)ラフスケッチ
(2)下書き。水平線を湾曲させた
(4)遠景を塗る。矢印の方向に虹色のグラデーションを意識した
(4)前景を塗る。これも矢印の方向に虹色のグラデーションを意識。
(5)中景の星を塗る
(6)背景の主線を消す
(7)背景を描き込む。海の波や、崖のディテールなど。
(8)人物を塗る
(9)ハイライトを入れる。星、波、リボンなど
(10)色フィルターとテクスチャをかけて完成