森でいちばんおいしい樹
小川のほとりの大きな樹どうぶつたちがこっそりと
ぼくらに教えてくれたんだ毎年たわわに実を結び
甘い香りが漂うと森のみんなが集まって
思い思いにかじりつく言葉にできないその甘さ
じゅわっと広がる蜜の味心行くまで食べたけど
それでもまだまだ実ってる森でいちばん おいしい樹
みんな笑顔になれる場所
森でいちばんおいしい実がなる大きな樹の絵を描きました。
思いついたイメージは旬の内に
たまたま昨日、ちょっと風邪ぎみで熱もあり、しかもキーボードが故障したので、家でゆっくりと絵を描くことにするかーということでこの絵を描きました。絵は頭脳労働と違って、ちょっ体調が悪くて頭がぼーっとしているときのほうが、のびのびと描けたりしますね(笑)
特に前々から描こうと思って予定していた題材ではなく、なんとなく森の小川のほとりの果物の樹のイメージがたまたま湧いてきたので、旬の内に描くことにしました。
りんごの収穫の絵は、去年夏ごろにも一度描きました。
そのときと同じく、ぞうのはなちゃんに出演してもらいましたが、今回は果樹園ではなく、森の中の大きな樹というあたりに違いを出してみました。りんごっぽい果実ですが、りんごがこんなところで育つのかどうかは知らないので、なんだかわからないけれど、とても美味しい実ということで(笑)。
構図と雰囲気だけ思いついて、勢いに任せて描きだしたタイプの絵なので、全体の色遣いは、下描きができてから決めよう、という無計画っぷりでした。どこに虹色を入れるか悩んだのですが、樹の葉っぱから小川にかけてグラデーションさせることで、思いのほか暖かい味わいの絵になって満足です。
構図としては、立体のバランスがあまり良くなく、上から見下ろしているのか下から見上げているのかわからない ちぐはぐな絵になってしまっていますが…、わたしの絵にはよくあるキュビズム現象なので仕方ない。 山あいの森のなかなので、地面が斜面になっていることにしておこう…(苦笑)
先月は引っ越しで二枚しか描けませんでしたが、今月はいつものペースに戻りつつありますね。忙しい中にも、絵を描く余裕を大切にして、マイペースでやっていこうと思います。