海のしじまのカプチーノ
なんだかとても温かい君の笑顔が優しくて
まぶしい青いスクリーンジンベエザメの尾のヒレは
君の丈ほど大きくてマンタの広げた翼より
君はちょこんと座ってる星がきらきら舞い降りて
海の底につもってくぼくらの話も降り積もり
時間が経つのも忘れてる
2015年最初の一枚は、水族館に隣接するカフェの絵を描きました。
いつもより描き込みはシンプルで、あまり気負わずに描きました。濃密なファンタジーもいいけれど、趣味で描いているわけですし、今年は気軽に描くのもいいかなーと思いつつあります。
じつはこの水族館カフェにはモデルがあって、美ら海水族館のカフェ、オーシャンブルーです。
以前に一度行ったことがあって、そのときの思い出を絵に起こしてみようかなーと思いました。実際にはネコは入れないかと思いますが。
以前に深海の図書館の絵を描きましたが、よく使う日常的な施設が水の中に沈んでいるというのはロマンチックというか、ファンタジーというか、とにかく想像力をそそるなあと思います。水族館カフェは一応沈んでいるわけではなく、水槽に隣接しているのですけれど。
わたしが生きているうちには、海の中の街とか、透明な水中トンネルの中を走る列車とか出てきてほしいものです。それまではとにかく、こんな絵をひたすら描いていたいですね。
(2015/03/31 線を描き直しました)