海底トンネル A Submarine Tunnel


ねえ見てごらん 窓の外
青いプリズム 広がる世界

窓から差し込むスポットライト
まばらに飛び立つ銀の鉱石

物珍しく覗きこむのは
くち尖らせたお魚さん

水のしぶきと泡のかけらが
流れて消えては溶け惑う

はじけて踊るイリュージョン
くるくる回る万華鏡

海底トンネル 駆け抜けて
駅に着くまであと五分

海底トンネルをくぐる列車のイラストを描きました。青い幻想的な世界を、列車という日常とからめたファンタジーです。

もともと普通の列車の絵を描くつもりでした。ファンタジーではなく、日常の絵で、「ふたりの時間」カテゴリにする予定でした。

ところが、電車の中の一点透視の絵ができたところで、窓の外の風景を海にしたいなあ、と思い始めて、がらりと変わったファンタジーな絵になりました。

窓の外が海になれば、子どもたちがはしゃいで外を眺めるだろうということで、ゆめまなを描きました。絵を描いているうちにはじめの構想とは変わってくるというのはよくあることです。

今まで、海の中を走る列車の絵は描いたことがありましたが、列車の中から海を眺めるというのは初挑戦なので、とても楽しかったです。室内を描くのは苦手なので、今回もけっこう適当ですが、上達したい分野です。