海空駆ける夢気球 Go up in a Balloon

疾れ疾れ夢気球
海のかなたへ飛んでいけ

熱く熱く火を燃やせ
空の果てまで飛べるんだ

寄せては返す波に乗り
吹いて渦巻く風に乗り

海の境が見えるまで
空の終わりに届くまで

海の仲間をしたがえて
旅路は遠く果てしない

ふくらめふくらめ夢気球
ぼくらは飛べる どこまでも

海とも空ともつかない場所を、のびのびと飛んでいる夢気球の絵を描きました。くじら、ライオン、ぞう、お城、海と、好きなものを目一杯詰め込んだ絵になりました。

■気球に乗って
海の中を遊覧する気球というのは、前から描いてみたかったアイデアでした。気球の絵はこれが初めてではなく、以前にチョウの川に乗ってで描きました。こちらの絵は、気球で文字通りの空を飛んでいるのですが、一緒に飛ぶのはヒメアカタテハの群れでした。気球と鳥という組み合わせはまだ描いたことがありません。

似たアイデアとして、海の中を飛行船で飛ぶという絵も、下書きレベルで描いています。そのうち形にするのかも?しれません。

■絵の中の絵
今回の絵では、ひとつの工夫として、気球のバルーン部分にお城やどうぶつの絵を描いてみました。こうした入れ子になっているような絵は、かなり好きなのです。

たとえば服の模様が風景画だったり、どうぶつの体に物語のような模様があったり、ファンタジーなイラストではよく使われている表現です。それなりにデザイン的なセンスが求められるので、なかなか描いたことはないのですが、これからもっと取り入れていきたい手法です。

■海の生き物
海の生き物が、いつも描き慣れているクジラとイルカとチョウチョウウオとトビエイになってしまったのは、もう少し工夫の余地があったかもしれません。最近Foeever Blue 海の呼び声のストーリーを最初からやり直しています。さっそくシイラとかハンマーヘッドシャークとかが出てきて、ほかの生き物も描きたいと思っているところです。

■なんのために絵を描くのか
ところで、先日、絵心時代の友人から連絡をいただきました。久しぶりに近況を聞くことができて嬉しかったです。SNSから距離を置くようになったので、めっきりお絵かき仲間との交流が少なくなりましたが、こうして覚えてくれている人がいるのは嬉しいことです。

その友人は「いつか人に感動してもらえるような絵を描きたい」という抱負を教えてくれました。とはいえ、今でも十分素敵な絵を描かれる方です。そのことから、自分は何のために絵を描いているのだろう、と考えさせられました。

わたしの場合、あまり自分の絵をだれかに評価してもらいたいという思いがなくて、ただ描きたいから描いています。もちろん見てくれる人がいるととても嬉しいのですが、だれも見てくれないとしても多分描くでしょう。というより人に見せるのが、ときどき怖いです。

わたしは、自分が描かなければ形にできず終わってしまう世界があるから、絵を描いているともいえます。絵を描いていて何が一番嬉しいか、と言われると、だれかに見てもらうことよりも、自分の頭の中にあったものが、目に見えるものになった! という達成感が嬉しくて描いているのでしょう。つまり描き上げた瞬間が一番嬉しいのです。

とはいえ、(それが悪いと言うわけでもありませんが)それだけでは向上心が薄く、ずっと自己満足に過ぎないので…、友人が持っているような目的意識も見倣いたいなぁ…と思った次第です。こうした話題は、余裕があれば別エントリにまとめたほうがいいかもしれませんね。

追記:ちょっと違う内容になったかもしれませんが、関連した雑記を書きました。

言葉にできないからこそ感情を絵で表現する作家たち
感情を言葉にできない自閉症や不登校の子どもの芸術療法

■今月も6枚
今月も描いた絵は、この絵で6枚目になりました。サーバーの移転など大変な苦労がありましたが、なんとか平均的な枚数を描けて嬉しいです。欲を言えば10枚くらいが目標なのですが…マイペースで描きたいと思います。

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