さあつかまって 飛び込むよ
海に咲いた花回廊
コーラルピンクの渦の中激しい流れに身を任せ
サンゴのアーチにダイブした!ぐるぐる渦巻くサンゴ礁
ふわふわ漂う虹の泡揺らめく光に反射して
宝石みたいに輝いたほら見て海が踊っている
色と光の万華鏡いのちの音がこだまして
海の果てまで響いてる
首長竜のくーちゃんの背中に乗って、サンゴの渦の中に飛び込んでいる絵を描きました。
■首長竜のくーちゃん
何も考えないで描き始めてしまった絵で、完成までに苦労しました。とにかく、久しぶりに首長竜を描きたくて、真ん中にでーんと描いただけで、それ以外は何も決まっていませんでした。
首長竜のくーちゃんは、以前にもクリスタルの花が咲く洞窟、謎の海底遺跡、きょうりゅうたちの楽園に出演しています。わたしのメルヘンのイメージとして、空はくじら、陸はぞう、海は首長竜なので (何かがおかしい気もしますが笑) 今回も、海の冒険に出てきてもらいました。
今まで首長竜を描いたときは、すべて上から見下ろす俯瞰視点だったのですが、今回は初めて、別のアングルのあおり視点に挑戦してみました。要は首長竜のおなかが見える視点ということです。あおり視点はダイナミックな印象を与えるらしいので、今回のくーちゃんには迫力があるかもしれません。躍動感のある絵を目指しました。
■サンゴの渦
勢いで首長竜だけを描いたあとは、背景はどうしよう、となってしまいました。あおり視点の絵なので、海底の地形を描くことはできません。かといって海面だけを描いてはつまらない気がします。
そこで、トンネル状、アーチ状のものを描けばいいだろう、と思って、以前から描きたかった、サンゴのアーチを描きました。実際に存在するものではありませんが、サークル状にデザインされたサンゴのイラストなどをときどき見るので、もしこんな場所があったらすてきだな、というのを描いてみました。
アーチ状のサンゴが渦を巻いて、水流が発生しているスポットをダイビングする、といったイメージです。実際にそんなところがあったら、海面から差し込む光がプリズムのように分散して美しそうですね。
サンゴをテーマにしたイラストは、過去にはサンゴ礁に降る雪などがありました。
■今月の絵の枚数
5月に描いた絵は、これで10枚目です。一ヶ月に10枚描いたのは、Painterデビューした昨年11月以来、半年ぶりです。特に5月前半は過ごしやすい気候だったのか、絵が描きやすかったです。特に枚数にこだわっているわけではありませんが、たくさん描けて嬉しく思いました。ここ数日は暑くなってきて、もう余力がありませんが…。