WiiUじっくり絵心教室のビンス先生のレッスンのプレイ日記。今回は、画材コースの5つのレッスンのうち3つのレッスンについて、授業ノートとタイムラプス動画をまとめました。
画材コースの鉛筆レッスン「羽」、パステルレッスン「雲」、色鉛筆レッスン「貝殻」の3つです。
もくじ
画材コース 鉛筆レッスン「羽」
画材コースのレッスン1つめは「羽」。
画材は鉛筆。鉛筆の使い方を教えてくれるレッスンです。
授業ノート
■自然をスケッチする
自然界ものをスケッチすると、よく観察することになるので、理解が深まるという話。ボタニカルアートとか昆虫画とかもそうですね。何かをよく知りたいときに、とりあえず絵に描いてスケッチしてみる、というアプローチは、いろんなところで活用したいですね。
■エドガー・ドガの絵の解説(1)
鉛筆デッサンのお手本として、エドガー・ドガの馬の絵が登場。ドガは印象派の影響を受けていたフランスの画家で、浮世絵などの影響も受けていたとか。次回のパステル画レッスンのほうでも紹介されています。わたしはドガの絵はほとんど知らないので…というか名前と踊り子くらいしか知らなかったので、勉強になりますね。。
ビンス先生のお手本
今回のビンス先生のお手本は4ステップ。
中間の色を塗ったあとに、かなり濃い4B鉛筆で暗いところを描いて、ハイライトは白で描くことで、コントラストを出すように指導されました。
わたしの絵
わたしの絵はこんな感じ。
動画はこちら。
ビンス先生のお手本とあまり変わらないですね(笑)。もっと描き込んでリアルに見せたかったんですが、なかなか質感を出すのが難しくて…うーん、どうすればよかったのか。
もっとふわりとした柔らかい印象を出したかったのですが、なんだか固い印象ですね…。
このレッスンの最初のほうに、羽の絵がでてきたんですが、それがふわりとしたすばらしい絵でした。
こんな柔らかさを出したかったな―と。ビンス先生の指示に従ってハッチングしたんですが、もっと目立たないHの鉛筆とかで柔らかい線を描いたほうがよかったのかもなぁーと思います。あと、羽の縁をもっとバラけたソフトな線にしたほうがよかったかも。質感の表現って難しいですね。
画材コース パステルレッスン「雲」
画材コースの2つ目のレッスンは「雲」
使用する画材はパステル。パステルの使い方を教えてくれるレッスンです。
授業ノート
■サッピツの使い方と仕様変更
「絵心教室スケッチ」から「じっくり絵心教室」になってサッピツの使い心地が別物になっていると、前回書きましたが、その原因は、どうも、この「同じところをずっと擦ると色が落ちてしまう」という仕様変更にあるみたいですね。ということは、ささっとちょっと擦るくらいがいいのかな。
それにしても…
さすがベーコン、期待を裏切らない(笑) うちのにゃんたすといい勝負ですね。
■エドガー・ドガの絵の解説(2)
鉛筆のレッスンでも出てきたエドガー・ドガ。しかしエドガー・ドガの絵の主な画材は鉛筆デッサンではなくパステルらしく、今回のほうが、ドガの紹介に力が入っています。サッピツでなじませる部分と、なじませずに残す部分を作ることで、質感を表現しているとのこと。
「四人の踊り子」の絵でも、なじませ方によって印象を変えているそうです。
こちらの絵では、パステルで絵を描くときには、紙の色を下地として使うと効果的なので、題材と合った色の紙を選ぶようにという話でした。
ビンス先生のお手本
ビンス先生のお手本は、今回は3ステップ。
今回は一番暗い色をベースに、その上に明るい色を重ねることで雲を描いていき、最後になじませるというものでした。ビンス先生は中間の色から描いていくことが多いけど、確かにパステルだと、暗い色の上に明るい色を重ねていったほうがやりやすいんですよね。
わたしの絵
わたしの絵はこんな感じ。
動画はこちら。
正直なところ…、個性も出しづらく、工夫するところすら見当たらない感じでした。多分今回の「じっくり絵心教室」のレッスンの中で一番描いていてつまらない題材ではないかと。かろうじてにゃんたすを描くことで楽しさを保ちました。
海外版の発売のときから、このレッスンの動画みて、たかが雲を描くだけなんて手抜きではないか、と思っていました。もう少しいい題材はなかったのかと思わずにいられません。
実際に描いてみると、想像していたよりかは面白かったですが、完成しても見栄えがいいわけでもなく、なんか掴みどころがない感じで、やっぱり納得がいかないなぁ…という印象です。せっかくパステルは色が混ざると綺麗なのだから、もっと鮮やかなモチーフとかなかったんでしょうか。
でもその分、先生の話のほうはネタ満載で非常に面白かったのですが(笑)
画材コース 色鉛筆レッスン「貝殻」
画材コースの3つ目のレッスンは「貝殻」。
使用する画材は色鉛筆。色鉛筆の使い方を教えてくれるレッスンです。
授業ノート
■補色によるアクセントカラー
これはとても大事そうな話。たとえば赤一色でりんごを描くのではなく、補色である緑を少し添えたり、青っぽい貝殻の場合も補色であるオレンジを添えたりすることで、「絵を飛び出させる」アクセントカラーになると教えてくれました。
補色同士をそばにおくことで、絵の魅力が引き立つ、というテクニックは、けっこうわたしは忘れがちなので、ぜひ心に留めておきたいです。知り合いの絵描きさんがちょうど、補色で絵を引き立てるのがうまくて、まるで魔法みたいな色使いだとよく感じます。がんばって見倣いたいです。
■生物の講義もあり(笑)
ビンス先生は、題材にするモチーフについても詳しいようで、いつもながら豆知識も挟まれます(笑)
ビンス先生のお手本
今回のビンス先生のお手本は5ステップ。
最初に影を描くって珍しいですね。補色を意識して色を置いていくというのも、なかなか珍しいレッスンの進め方で、新鮮味があって、勉強になりました。最後は消しゴムで絵を整える、というのも、いつもと違う順序でした。
わたしの絵
わたしの絵はこんな感じ。
動画はこちら。
前回のパステルの「雲」は残念でしたが、この「貝殻」のレッスンはかなり描いていて楽しかったです。とらえどころのない「雲」と違って、「貝殻」はモチーフ自体がけっこう複雑で、描きごたえがあり、努力した分だけリアルになるというのがよかったです。
また何度も言うように、補色の使い方が勉強になりましたし、色が綺麗なので、描いててうきうきするような気持ちがありました。
ただ…ビンス先生のお手本絵は、なんか手抜きなような…。
レッスンの最後にビンス先生の貝殻の絵の作品集を見せてもらえるんですが…
今回のお手本絵とぜんぜん違うじゃないですか!! まぁ入門的なレッスンなので、簡単に描いたのでしょうが、もう少し丁寧に描いてほしかったような(苦笑) 絵心教室では、生徒がハードルの高さを感じないように、ある程度レベルを落としてお手本絵を描いているらしいですけどね。
ともあれ、このレッスンは楽しかったので満足です!
おまけ:ビンス先生の絵や名言いろいろ
最後に今回も、ビンス先生の色々な絵を見せてもらったので、気になったのを載せておきます。
鳥を描こうとしてたら、いつの間にか木を描いてたビンス先生。本当に絵を描くのが好きなんですね。いつでも何か描かずにはいられない、その絵に対する愛情は見習いたいなぁ…。
ビンス先生のパステル作品集。雲じゃなくて、そこのランタンとか鳥とかを描きたかったな―。3DS新絵心の追加レッスンで、確か似たようなパステルレッスンがありましたけどね。
いやいや、どこに絵を描いてるんですか(笑) ビンス先生にかかれば大空だってキャンバス? こういうのを確かパレイドリアって言うんでしたよね! 3DSで教わったの覚えてますよ!
ビンス先生の若いころについての貴重な話。素敵な青春時代を過ごされたんですね。いいなー、自然と対話しながら、絵を描いて過ごす。そんな日常を送ってみたい。
そんなことしないですって!(笑)
ビンス先生の名言来た!!
絵を描くことは、単に点と点を線で結んでいくことではなく、表現であり、そして創造することです。
名言録に追加しておかないと!(笑)
というわけで次回は、画材コースの残りのレッスン、木炭レッスン「羊」と絵具レッスン「花」の授業ノートをまとめる予定です。
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