異国の街のお姫さま A Princess in the Mysterious Country


異国の街のお姫さま

不思議で満ちた広い世界。町から街へと旅をして、国から邦へと旅をします。

男の子が次に連れて行ってくれたところ、そこは、まるでお伽話の街のよう。

見たことのない軽やかな衣装を着て、不思議な髪の編み方をした人たち、そしてとてもユニークな屋根をした家が立ち並び、見たことのない飾りが施されている建物がたくさん。お姫さまはうっとり見とれて、思わずため息をつきました。なんてミステリアスなところでしょう。

男の子は、この街のことも、この国の文化のこともよく知っているようです。男の子が連れて行ってくれたのは、不思議な魔法の衣服のお店。楽しい楽しい服選び。出てきたときには、女の子は華やかで美しい異国情緒のお姫さま。

この街にはどんな人たちが住んでいるのかしら。あそこにいる、髪を結った男の人と可愛らしい女の人はだれだろう。どんなおしゃれな小物が売られていて、どんな美味しい食べ物があるんだろう。謎に満ちた異国の街の探検が始まります。

前々から描こう描こうと言っていた、江戸時代モチーフの絵がようやく完成しました。空花物語のソラとハナが、異国の街を川下りしているところです。

江戸時代×空花物語

なぜ江戸時代なのか、なぜ空花物語なのか、というのは、もちろん、こちらの投稿から。

奈々桜さんが「はな姫様と青空蒼太郎君」を描いてくださいました!!
和風衣装のソラとハナを描いていただきました。

奈々桜さんがソラとハナを江戸時代の雰囲気で着飾った絵を描いてくださったので、せっかくだからわたしもその設定を活かして一枚絵を描きたいなー思ったのです。

そもそも空花物語というのは中世ファンタジーだったので、江戸時代とは合わないのではないか? というとそうでもなく。たとえて言うなら、中世ファンタジーのドラクエ3にジパングという町が出てくるのと同じですね(笑) 

中世ファンタジーのお城のお姫さまを広い世界に案内するのが空花物語なので、それなら広い世界のどこかに東洋の街があってもいいじゃない、ということにしてみました(笑)

前回ちらっと書いたように、空花物語の世界観そのものを江戸時代に変えて、江戸のお城の はな姫さまを蒼太郎が連れ出すというシチュエーションも面白そうですが、今回は無難に、これまでの空花物語の世界観の延長で描きました。

そして…なんだか正直申し訳ないレベルですが、奈々桜さんのマンガの登場人物の星之介さんとお飛花ちゃんを、こっそりと小さく描かせていただきました。勝手にキャラクターお借りしておきながら小さくなんて、これまた申し訳ないのですが、大きく描いて似せる自信はありません(苦笑)

ソラはきっと、この後、ハナを一膳飯屋『桔梗』に連れて行ってお食事する予定だと思うので、どうぞ優しく迎えてやってください(笑)。いつもの和気あいあいのメンバーに囲まれての楽しいひとときが良い思い出になるといいな(^^) いや、ここは江伍ではなく空花の世界のどこかですけどね。多分時空が歪んでつながっているはずなので(笑)

奈々桜さんがマンガを描いておられるサイトはこちらです。

banner3  なないろさくら

苦労した点もたくさん

この絵は、いつも描いていないたぐいの絵ということで、やはりけっこう苦労しました。今でも完成したというより、うーん…と感じるところも多いのですが、現時点でのわたしの実力ではこれが限界なので、これで完成としておきます(^_^;)

苦労した点としては…

■江戸の文化を知らない
江戸時代についてよく知らないので、着物とか街並みとかこれでいいのか全然わかりません(^_^;) たぶんけっこう間違っているので、あくまで江戸ではなく、空花物語の世界にあるジパング的な街ということにしておきます(笑)

奈々桜さんがもともと描いてくださった服はとても繊細で凝ったテザインだったのですが、わたしは細かいのを描く根気がない人なので、大雑把になりました。スミマセン(^_^;) 

うちの家族は杉浦日向子さんのファンで江戸文化好きなので、チェックしてもらいましたが、江戸の街並み衣服などのデザインは詳しくないとのことでした(^_^;)

■街並みを描くのが苦手
そもそも街を描くのが得意ではなく、特に遠近感を出すのが苦手です。これは江戸にかかわらず、どんな街並みでも。街を描くときは、どうしても線に頼ってイラスト的な表現になってしまいますね。立体感を捉えるのが上手い人なら、輪郭線に頼らなくても明暗で表現できるのでしょうが。

ちなみに、遠近法はあえて崩してあります。一点透視にすることもできましたが、透視図法を使うと固い絵になることが多いので、お伽話っぽさを出すには少し歪みがあったほうがいいかなと。

でも、結局は途中で根気がなくなったので、街並みもけっこう適当になってしまいました(苦笑) 根気のいる細かい絵はどこまでいっても苦手です。

■色使い
いつも虹色のグラデーション多用によって色彩センスのなさをごまかしていますが、江戸は虹色は合わないので色選びがなかなか難しいです。とりあえず、手前は彩度高く、奥は彩度低くというお約束は守りました。空花物語は虹色を使わないことにしているので、江戸時代×空花物語はちょうど良い組み合わせでしたね。

そんなこんなで、完成に漕ぎつけるのが中々大変でしたが、いい経験になりました。新しいタイプの絵に挑戦できたし、奈々桜さんが衣装着せてくださったソラとハナも描けたし、江戸好きのうちの家族も気に入ってくれたみたいなので、よかったです。このたびはどうもありがとうございました!