長い長い雪の日に
草木は眠り 陽は落ちた静かに静かに降り積もる
だれの声も聞こえない白く白く広がって
足あとひとつ無い野原遠く遠くどこまでも
白亜の森は続いてる歩けど歩けど雪の中
疲れ果てたそのときにまぶしく差した陽の光
春の雪解けすぐそこだ
長い長い雪の日が終わり、雪解けの光が輝くイラストを描きました。
当初、特にアイデアもないまま、雪のトンネルを描きたいなあと思って描き始めました。そのため、かなり適当な背景になっていたのですが、特殊効果をフル活用して、それなりの絵に仕上げることができました。Painterの豊富なバリアントのおかげです。
あまりにシンプルな構図すぎたので、双子とネコのほかにライオンを描きたいという思いがかなり強かったのですが、それを描いてしまうとナルニア国ものがたりになってしまうので、やめておきました。かといってゾウなどでは似合わないので、どうぶつは描くのをやめ、シンプルな絵になりました。
題名は、「希望の光」にしようかと思いましたが、ストレートすぎるので、「雪解けの光」になりました。
しかし確かに希望の光を感じさせるような作品になったので、メッセージカードなど、いろいろと使いやすい絵を描けたのではないかと思って喜んでいます。往々にしてシンプルな絵は利用しやすいです。
今年に入って、シンプルな絵が多くなりました。あまり力まずに、描きたいものを自然に描いて、Painterの力で何とか作品に仕立て上げています。
凝った絵もいいですが、自分の力量に合った作品を描いているほうが気楽で楽しいと感じます。仕事ではなく趣味なので、これからも自由に描いていきたいところです。