自然を愛する感受性豊かな人にどうしても勧めたい一冊の本がある
自然が身体にいいのはわかっている。必要なこともわかっている。でもどう自然と関わっていいのかがわからない。そんな人に、ぜひ読んでほしい本、ネイティブアメリカンの血を引く植物学者ロビン・ウォール・キマラーによる「植物と叡智の守り人」を紹介します。
自然が身体にいいのはわかっている。必要なこともわかっている。でもどう自然と関わっていいのかがわからない。そんな人に、ぜひ読んでほしい本、ネイティブアメリカンの血を引く植物学者ロビン・ウォール・キマラーによる「植物と叡智の守り人」を紹介します。
他人の痛みを見るだけで、自分の身体に感じてしまうミラータッチ共感覚を持つ人のストーリーから、感受性豊かな人たちが学べることを考えました。
恐ろしい場面で抵抗できず固まってしまう、頭が真っ白になって何も言えなくなる。そんな凍りつき(解離)反応は、現代文化では弱さや恥とみなされがちです。しかし生物学的には弱さどころか勇敢さだといえる理由を考えました。
ドイツの「森の幼稚園」の取り組みから、子どもたちが自然と共に育つときに、どんなメリットがもたらされるか考えました。
自然の癒やし効果は、緑の森での森林浴や、青い海のビーチに限られているのでしょうか。自然界のリズムが歌のリズムとよく似ていて、自律神経機能の平衡を回復させるという観点から考えてみました。
「9つの脳の不思議な物語」に離人症の女性ルイーズのエピソードが載せられていました。わたし自身の経験も交えて、改めて離人症の感覚世界を考えます。
発達障害は本当に「障害」なのでしょうか。むしろそれは、さまざまな環境に適応した、生物としての多様性である、ということを地衣類、アンモナイト、先住民族たちのエピソードから考えます。
6年前に、わたしが小児慢性疲労症候群について書いていた下書きを見つけたので、それを今の観点から読み直してみました。
医学と農業はある意味で平行宇宙のような関係にあります。どちらも20世紀に同じ過ちを犯し、同じ課題に直面してきたからです。この記事では微生物の生態系を世話することが医学と農業両方にどんな良い影響があるか考えます。
病気の苦痛を理解してもらうことを目指して周りの人とコミュニケーションするのは実際的なのかどうか考えました。
WHOが「ゲーム障害」を依存症とみなしたことを受けて、ゲーム依存の背後にある原因について考えてみました。
ピーター・ラビットの作家ビアトリクス・ポターの生涯から、アウトドア教育のメリットについて考えました。とりわけ発達障害や学習障害の子どもにとって、自然のなかで学ぶことがどう役立つか考察しています。
慢性疲労症候群、線維筋痛症、PTSDなどに共通する筋緊張のメカニズムについての名古屋大の研究。
オリヴァー・サックスの片頭痛の研究から、凍りつきや解離が持つ生物学的な役割について考えました。
定型発達という概念の不自然さについて、コケの生態学について学んで考えたこと。
ベストを尽くす、ということがわからず、ついやりすぎてしまう傾向を持つ人たちが抱える問題点を、生物学的な観点から考えてみました。
HSPの人たちの脳では活動が活発なのに対し、解離の人たちの脳では活動が低下していると言われている「島皮質」や「帯状回」とはどんな機能をつかさどっているのか、意識や自己についての研究をまとめてみました。
解離の当事者が感じる「身体がバラバラに切り離されている」という感覚について、古代の二つの物語などを手がかりに考察しました。
自分の身体が存在していない、内面が空虚である、といった「空っぽ」の感覚が生じる理由について、自己のアイデンティティは体性感覚から作られているというダマシオやサックスの研究から考えてみました。
検査に現れない原因不明の息苦しさについて、凍りつきの症状という観点から考えます。