PTSDは「心の傷」ではなく脳の炎症を伴う全身の病気―トラウマ記憶の治療法をめぐる最近の研究
PTSDに脳の炎症が発見され薬物療法の臨床試験が計画されていることなど、最近のPTSDやトラウマ記憶の治療についてのニュースをまとめました。
PTSDに脳の炎症が発見され薬物療法の臨床試験が計画されていることなど、最近のPTSDやトラウマ記憶の治療についてのニュースをまとめました。
九州大学などの研究によって、うつ病のさまざまな症状ごとに異なる血中代謝物が関係していることがわかりました。
睡眠薬・抗不安薬の長期服用によって生じる目の症状についてリスクが警告されています。
自閉スペクトラム症の人たちは、相手の人となりよりも、表面的な行動や結果に基づいて良し悪しを判断してしまう、という研究が発表されました。リスクに気をつける必要があると同時に、これは先入観なくフェアな判断ができるという長所にもなることを説明しています。
解離の専門家、柴山雅俊先生の新刊「解離の舞台ー症状構造と治療」が2017年1月21日に発売されます。
2016年3月の改定されたME/CFSの診断基準案や近年の実態調査の結果、そして最近の研究でわかったME/CFSの7つの特徴をまとめました。
理化学研究所によると、小児慢性疲労症候群(CCFS)では脳の報酬系のドーパミン機能が低下していることがわかりました。
現代人の多くで、自分でも気づいていない「潜在的睡眠不足」(PSD)が身体的健康に慢性的な影響を及ぼし、生活習慣病などの健康リスクをもたらしているという研究が発表されました。
慢性疲労症候群(CFS)患者の血液中の代謝物質を解析したところピルビン酸/イソクエン酸、オルニチン/シトルリンという2つの代謝物質の比率が、客観的診断に使えることがわかりました。
自閉スペクトラム症の子どもの視覚的思考力の強さやボトムアップ処理の脳活動を金沢大学が明らかにしました。
ヴァン・デア・コーク博士のトラウマ研究の集大成の本「身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法」が2016/10/11に出版されます。
アルゼンチンでアンプリジェンがME/CFSの治療薬として承認されました。
未診断疾患を遺伝子検査によって特定し診断する慶応義塾大学の取り組み、未診断疾患イニシアチブ(IRUD)について紹介しています。
福島県立医科大学の研究により、「髄液産生マーカー」である脳型トランスフェリンを用いて、脳脊髄液減少症を高い精度で判別できることがわかったそうです。
コーネル大学の研究によって、慢性疲労症候群の患者の腸内細菌に異常があることがわかり、慢性的な炎症の原因となっている可能性が示唆されています。
雑誌アレルギーの臨床2016年6月号で化学物質過敏症が特集されています。
パーキンソン病のウェアリング・オフを改善する治療法「デュオドーパ」が承認されました。
国立精神・神経医療研究センターによる認知症の予防や早期発見を目的とした参加型サービス「IROOP」が運用開始されました。
東京都中央区に線維筋痛症・慢性疲労症候群を専門とする岡寛先生のクリニックがオープンしました。
大人になってからADHD症状を示す人の少なくとも7割近くは、子どものころにはADHD症状がなく、従来の意味での発達障害ではないと考えられます。近年のさまざまな研究から、大人のADHDと間違われやすいさまざまな原因についてとめてみました。