「病気の苦しみを理解してほしい」―それは現実的な目標なのか
病気の苦痛を理解してもらうことを目指して周りの人とコミュニケーションするのは実際的なのかどうか考えました。
病気の苦痛を理解してもらうことを目指して周りの人とコミュニケーションするのは実際的なのかどうか考えました。
大半の人には聞こえないモスキート音やコイル鳴きのような高周波音が聞こえてしまう人は、もしかすると、こまやかな感情を読み取る力にも秀でているかもしれない、ということを「トマティス効果」から考えてみました。
書くことを愛し、独創的で、友を大切にして、患者の心に寄り添う感受性を持った人。2015年に82歳で亡くなった脳神経科医のオリヴァー・サックスの意外な素顔を、「道程 オリヴァー・サックス自伝」を参考に振り返りました。
あなたは、ささいな言葉に傷ついてしまう「拒絶感受性」(RS)の強い人ですか? この記事では傷つきやすさに関する研究や対処法、ADHDや境界性パーソナリティ障害との関係について扱っています。
自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群の人は定型発達者に比べて、会話するときの距離感が近く、相手のパーソナルスペースまで接近しすぎることがわかったそうです。
友情関係には「共依存」として互いに足を引っ張り合う悪友と、「安全基地」として互いの成長を助ける親友の二種類があります。どうすれば本当の友情を育めるかを、いくつかの本を参考に考えました。
絶望的状況でサードマンに導かれ奇跡の生還を遂げる人、孤独な環境でイマジナリーフレンドと出会い勇気を得る子ども、亡くなった愛する故人と想像上の対話をして慰めを得る家族…。これらの現象は、どれも同じメカニズムによって生じていると考えられています。危機に陥ったとき、なぜ脳は空想の他者を創り出すのか、という点を扱っています。
病気の子どもを持つ親は、とても悲しく思います。子どもに幸せを感じてもらうために何ができるでしょうか。『「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室』という本と、わたし自身の慢性疲労症候群の経験を参考に、すぐ実践できる3つのことをまとめました。
わたしたちは自分が経験して知っていることほど想像することが苦手です。慢性疲労症候群(CFS)の病名が誤解を招きやすいのもそのためです。どうやってふつうの疲れとは違うということを伝えればいいのでしょうか。
多発性硬化症の方が病気の母親と子どものコミュニケーションの本を作ったそうです。
病気を経験することと、病気から学ぶこととは、まったく別です。CFSになって学んだ教訓のひとつは、見かけから分かることと実情は異なる、ということでした。
この世にコミュニケーションの本はたくさんあります。「わたしは目で話します」は、まさに極限の状況に置かれたALS患者の著者が、目の動きと文字盤だけで書いた異色の一冊です。
「病気になった人が悪い」という考え方について基本的帰属錯誤の観点から考えます。
慢性疲労症候群などの病気には、見た目には元気そうに見える、というやっかいな特徴があります。自分の症状をわかってもらうのに役立つ、どんな会話テクニックがあるでしょうか
医者が治せるのは、病気の11%にすぎないと言われています。今の時代、病気と闘うには、わたしたち一人一人が工夫し、賢い患者とならなければなりません。書籍「現代の養生訓―未病を治す」から賢い患者となるための3つのポイントを紹介したいと思います。
理解されにくい病気のため、不登校になってしまった子どもの心を動かすのは、どんな言葉でしょうか。中学生のころ、起立性調節障害を発症し、小児科医の優しさに支えられて乗り越えられた方の経験談を読んで、わたし自身の経験も交えて、感じたことをまとめています。
起立性調節障害の高校生の方が、見た目は健康そのものだけれど、病気ゆえに席を譲れないことについての悩みを書いておられます。
慢性疲労症候群のことを家族や友人に分かりやすく説明するにはどうすればよいでしょうか。わたしが用いている会話の具体例「こう言われたら」を紹介したいと思います。
脳脊髄液減少症のマンガ第二弾、for Mrs. SPECIAL 2013年3月号に掲載された三谷美佐子さんの「おかあさん、生きて!」を読みました。このマンガにはどんな特徴があるのでしょうか。患者にとってどのように役立つのでしょうか。
褒め言葉の大切さは、いくら強調してもしすぎることはありません。しかし、他の人の良いところを探して適切な褒め言葉をかけるのは簡単ではありません。このエントリではニューロ・ロジカル・レベルというテクニックから、温かく褒める方法を初回します。