脳は絶望的状況で空想の他者を創り出す―サードマン,イマジナリーフレンド,愛する故人との対話

絶望的状況でサードマンに導かれ奇跡の生還を遂げる人、孤独な環境でイマジナリーフレンドと出会い勇気を得る子ども、亡くなった愛する故人と想像上の対話をして慰めを得る家族…。これらの現象は、どれも同じメカニズムによって生じていると考えられています。危機に陥ったとき、なぜ脳は空想の他者を創り出すのか、という点を扱っています。

病気の子どもが幸せになるために親ができる3つのこと

病気の子どもを持つ親は、とても悲しく思います。子どもに幸せを感じてもらうために何ができるでしょうか。『「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室』という本と、わたし自身の慢性疲労症候群の経験を参考に、すぐ実践できる3つのことをまとめました。

知っていることほど想像できない

わたしたちは自分が経験して知っていることほど想像することが苦手です。慢性疲労症候群(CFS)の病名が誤解を招きやすいのもそのためです。どうやってふつうの疲れとは違うということを伝えればいいのでしょうか。

見かけから分かることと実情は異なる

病気を経験することと、病気から学ぶこととは、まったく別です。CFSになって学んだ教訓のひとつは、見かけから分かることと実情は異なる、ということでした。

慢性的な病気を説明する17の会話テクニック

慢性疲労症候群などの病気には、見た目には元気そうに見える、というやっかいな特徴があります。自分の症状をわかってもらうのに役立つ、どんな会話テクニックがあるでしょうか

賢い患者になるためのライフハック―「現代の養生訓」

医者が治せるのは、病気の11%にすぎないと言われています。今の時代、病気と闘うには、わたしたち一人一人が工夫し、賢い患者とならなければなりません。書籍「現代の養生訓―未病を治す」から賢い患者となるための3つのポイントを紹介したいと思います。

「人は人の優しさに触れて自分に強く、人に優しい人間になれる」

理解されにくい病気のため、不登校になってしまった子どもの心を動かすのは、どんな言葉でしょうか。中学生のころ、起立性調節障害を発症し、小児科医の優しさに支えられて乗り越えられた方の経験談を読んで、わたし自身の経験も交えて、感じたことをまとめています。

CFS患者の会話の助け ~こう言われたら~

慢性疲労症候群のことを家族や友人に分かりやすく説明するにはどうすればよいでしょうか。わたしが用いている会話の具体例「こう言われたら」を紹介したいと思います。