昼夜逆転を伴う難治性の不登校「フクロウ症候群」の原因は何か―対処する7つのアドバイス

育ち盛りの子どもが不登校になると、望まざる夜型生活に陥り、極度の疲労を訴えることがあります。中には慢性疲労症候群の診断基準を満たす子どももいて、当初は「フクロウ症候群」と呼ばれていました。1997年の本「フクロウ症候群を克服する―不登校児の生体リズム障害 」から子どもの慢性疲労症候群について紹介しています。

心身の過重労働による学校過労死

発達途上にある若い時期に、慢性的に異常な環境に置かれるなら、脳に“いやされない傷”が刻まれる。小児慢性疲労症候群(CCFS)と児童虐待の問題には共通点があります。二番目のエントリでは、慢性的な睡眠不足を強いる社会環境が虐待者となっている点を示します。