「生ける屍」だった私が「生きる喜び」を取り戻すまでー大自然と暮らした3年間にどう変わったか
道北に引っ越してから、この3年間、症状はどう変わったか、かつて身体志向のセラピーを受けたことは、どう役立ってきたか、自然と親しむことは、いかにして生きる喜びにつながったか、という点をまとめたレポート。
道北に引っ越してから、この3年間、症状はどう変わったか、かつて身体志向のセラピーを受けたことは、どう役立ってきたか、自然と親しむことは、いかにして生きる喜びにつながったか、という点をまとめたレポート。
コロナウイルスの流行によって、多くの人はライフスタイルの変更を余儀なくされました。わたしはより頻繁に森に出かけるようになり、山菜を採ったり、キノコ狩りをしたりして、自然観察に勤しみました。その中で発見したこと、気づいたことなどをまとめました。
現代社会では「生きている実感が希薄だ」と感じる人が増えているようです。どうして現実感に乏しい人が増えているのか、どうすれば、もっと生き生きとした充足感を感じることができるのか、ソマティック・エクスペリエンス(身体の経験)という観点から考えました。
慢性疲労症候群、線維筋痛症、PTSDなどに共通する筋緊張のメカニズムについての名古屋大の研究。
オリヴァー・サックスの片頭痛の研究から、凍りつきや解離が持つ生物学的な役割について考えました。
ベストを尽くす、ということがわからず、ついやりすぎてしまう傾向を持つ人たちが抱える問題点を、生物学的な観点から考えてみました。
HSPの人たちの脳では活動が活発なのに対し、解離の人たちの脳では活動が低下していると言われている「島皮質」や「帯状回」とはどんな機能をつかさどっているのか、意識や自己についての研究をまとめてみました。
解離の当事者が感じる「身体がバラバラに切り離されている」という感覚について、古代の二つの物語などを手がかりに考察しました。
検査に現れない原因不明の息苦しさについて、凍りつきの症状という観点から考えます。
ダニエル・チャモヴィッツの「植物はそこまで知っている」から、植物もまた感覚を感じ、トラウマを記録するということ、そのメカニズムは人間とよく似ていること、トラウマとは生物学的にいえば何なのかということを考えてみました。
エムラン・メイヤーの研究から、トラウマ医学におけるマイクロバイオーム(体内の微生物群集)の重要な役割について考察しました。
ベッセル・ヴァン・デア・コークらのトラウマ・センターで実践されている、トラウマの身体症状に対するヨーガ・プログラムを参考にして、身体的な気づきを促すボディワークがなぜ原因不明の身体症状や慢性疲労症候群、線維筋痛症などに役立つのかをまとめました。
心は身体を土台として生まれるという神経学者アントニオ・ダマシオのソマティック・マーカー仮説について、「意識と自己」という本から整理してまとめてみました。
トラウマの治療において、従来の対話を中心としたセラピーに限界があり、身体志向の方法が必要な理由をさまざまな研究をもとに考察しました。
近年注目されているトラウマの治療法「ソマティック・エクスペリエンシング」(SE)についてまとめました。
ウィリアム・スタイロンがうつ病の闘病について記した「見える暗闇」から、うつ病や自殺を取り巻く偏見について考え、それらが心の弱さではなく全身疾患の結果だとする科学的根拠を考察しました。
頭や内臓に異物感や不快感を感じたり、手足など全身の原因不明のむずむず感を感じたりする、解離に伴いやすい体感異常(セネストパチー)についてまとめました。
感覚過敏に比べて、あまり注目されず、深刻さが理解されにくい、感覚の鈍麻や麻痺、解離が引き起こすアイデンティティの障害について考察しました。
全身に散らばる原因不明の身体症状の謎を、記憶の科学から読み解きます
解離についてのQ&A