「あいまい性耐性」―逆境のもとで新しい価値観を見つけ自分の人生を歩み出す力

あんまり現実というものが苦しいので、絶えず瞑想のうちに逃れていたが、これはどうやら無駄なことではなかったらしい。 今、僕は以前思っても見なかった望みや希(ねが)いを持っています。(p255) これは、生きるための哲学 ( …

少数派を「障害者」と見なすと気づけないユニークな世界―全色盲,アスペルガー,トゥレットの豊かな文化

わたしたちが考えている「健常者」と「障害者」の違いは、実際には「多数派」と「少数派」の違いかもしれません。全色盲、アスペルガー、トゥレットなど、一般に障害者とみなされている人たちの豊かな文化とユニークな世界を通して、多様性を尊重する大切さについて考えます。

ダーウィンも気をつけた「アインシュテルング効果」とは? 人は自分の意見の裏づけばかり探してしまう

自分の意見に固執して、他の人の新しい意見を無視してしまう傾向は「アインシュテルング効果」と呼ばれています。わたしたちが無意識のうちに自分の考えの裏付け証拠ばかり探していることや、ダーウィンなどの偉人がそれを避けるために用いた方法などを考えます。

いつも頑張っていないと自分には価値がないと感じてしまう人へ―原因は「完璧主義」「まじめさ」ではない

全力を尽くしていないと自分には価値が無いと思ってしまう。休んだり、遊んだりすることに罪悪感を抱いてしまう。そのように感じてしまう人は、自分の限界を超えてやりすぎてしまいます。その原因はどこにあるのか、どう対処すればいいのかを愛着と安全基地の観点から解説しています。

万人に役立つライフハックや勉強法などない!―ADHDやアスペルガーに必要なのはオーダーメイド

世の中にはライフハックや勉強法や仕事術があふれています。それぞれ合う合わないがありますが、発達障害の人は特に注意が必要です。アスペルガーやADHDの人がライフハックを選ぶときの注意点や、マインドマップ・GTD・イメージトレーニングといった具体例についてまとめています。

難病や試練を乗り越える人の共通点は「統御感」ー「コップに水が半分もある」ではなく「蛇口はどこですか」

難病など極めて困難な試練から奇跡の生還を遂げる人たちは、共通の特徴「内的統制」を持っていることが明らかになってきました。「がんが自然に治る生き方」「奇跡の生還を科学する」などの本から、人生を自分でコントロールしているという感覚の大切さに迫ります。

30万人の患者より1人の悲劇のヒロインが心を動かす理由

「慢性疲労症候群の患者は30万人もいます」。これはよく見られる説明ですが、統計的事実は人の心を動かしません。感情を動かすのはたった一人のエピソードです。ダン・アリエリーの「お金と感情と意思決定の白熱教室: 楽しい行動経済学」という本から、なぜ多くの人が抱える問題より、たった一人の悲劇のヒロインのほうが注目されるのか、説明しています。

なぜ人はテロに強い不安と恐怖を感じるのか―「利用可能性カスケード」という錯覚

最近、テロのニュースが頻繁に報道されています。ノーベル経済学賞のダニエル・カーネマンの本「ファスト&スロー」によると、こうした報道は利用可能性という落とし穴につながるかもしれません。利用可能性カスケードとは何か、問題を置き換えるヒューリスティックとはなにかについて書いています。

集中し没頭する幸せな時間「フロー体験」を味わう8つのポイント

「ゾーンに入った」「エクスタシー」「過集中」…。時間を忘れて何かに没頭した極度の集中状態は、古今東西、いろいろな言葉で表現されてきました。学問的には、特に「フロー体験」として、ミハイ・チクセントミハイによって研究されているそうです。「フロー体験入門」から、フローを見つけるのに大切なポイントを8つまとめてみました。