動物たちととても身近に触れ合えて、目の前で観察したり、実際に触ったりできると評判の神戸どうぶつ王国 に友人と二人で行ってきました!
もともとは「神戸花鳥園」という名称だったのが、事業不振で倒産。別会社によってリニューアルされたのが、この「神戸どうぶつ王国」なのだそうです。
一度失敗したところを立て直したというだけあって、とても魅力的な現代型のテーマパークになっていて、寒さを忘れて楽しめました!
もくじ
さまざまな鳥たちを間近で観察!
「神戸どうぶつ王国」へは、ポートライナーに乗って、あの有名な「京コンピュータ」前駅で下車すぐです。ポートライナーの写真撮るのすっかりわすれてしまった。
季節がら、けっこうな寒さでしたが、駅からすぐだったので、それほど凍えることもなく。入り口は、木製のとびらで、ちょっと古臭くもあれば、逆に動物たちと触れ合える自然豊かなところ、といったイメージも感じられて、不思議な建物でした。
入ってすぐに迎えてくれたのは…
ちょうどお散歩中だったアルパカさん。けっこう大きくてボリュームある もふもふっぷり。けっこう長旅で疲れていた友人が、とたんに目を輝かせて、「触っていいの!?」と聞くとOKとのこと。
アルパカさんは見てびっくり、触れてびっくりといった感じで、触ってみると、ぼすっと指が毛の中に入ってものすごく深いんですね。
友人が恍惚して手を突っ込みまくっていましたが、アルパカさんは慣れているのか素知らぬ顔。おおらかな子でよかった(笑)
入り口近くには他にも もふもふ動物がたくさん歩き回っていましたが、わたしたちはいったん、屋外のペリカンラグーンへ。
ペリカンラグーン
ペリカンラグーンでは、水辺の鳥たちが気ままに泳いでいました。
メインのペリカンさんは、固まってほのぼの。
池の浮島にもカモやシギ、ツルなど、さまざまな鳥たちが。
池の真ん中の島あたりには、ワオキツネザル?がいたようですが、ちょっとカメラの性能的に写せず。
ハクチョウだけでなくコクチョウもいましたね。なかなかこんなに水鳥たちが一堂に会している場はないので、賑やかで楽しかったです。特に柵とかがあるわけでなく、目の前をパタパタと歩いて行く姿もかわいい。
けっこうな寒さなので、水の中は冷たそうなんですが、さすがに水鳥たちは平気なんですね。
奥の方の別エリアでは…
エサをもらってバシャバシャと群れているペンギンたちも。ペンギンってこんなに活発で迫力ある鳥だったんか―と思うほど活気に満ちていました(笑) 季節的に今ごろは元気なのかな?
全員名前がつけられていて家族関係とかが図になって説明されていましたが…そんなの見分けつきません!!(笑) 飼育員の人ってすごいなぁ…。
大人気! ハシビロコウ先輩
そしてそして、わたしが「神戸どうぶつ王国」に来るにあたって楽しみにしていたのはもちろん…
大人気! ハシビロコウ先輩ですよ!! 見てください、この凛々しい立ち姿!!
野生では微動だにしない狩りのスキルが有名みたいですが、ここでも彫刻像みたいな素敵な勇姿を、もちろん柵なしで堂々と見せてくれます。
ときどきバサバサと飛び立って移動するのがまた大迫力。友人は、突然そばをかすめて飛んでいったので、びっくりしてました。
けっこう近くから観察できたので、イケメンな横顔も撮りました。野生では数が減少しているようですが、すごく魅力的な生き物だから、しっかりケアされてほしいなぁ…。ゼルダの伝説にもゲスト出演してましたよね(笑)
大迫力のバードパフォーマンスショー
そのあとは、噂のバードショーの時間になったので巨大な室内エリア、ウォーターリリーズのスイレン池へ。細長い長方形の建物で、天井が高めなので、鳥たちが空をけっこうな距離飛ぶことができます。
奥の高台と、正反対の端にある観客のいるエリアとの間を、さまざまな種類の鳥が往復するパフォーマンス。
猛禽類のように見事な滑空を披露して観客を湧かす猛者もいれば…
インコなどのように美しい色合いで観客の目を楽しませてくれる鳥もいます。
中には飛ぶのが苦手で、必死に羽ばたいて、なんとかショーに成功するけなげな子も。
もちろんミミズクさんなど、フクロウ系の鳥たちもいました。
バードショーは、観客の前をかすめてけっこう頭上スレスレを飛んで行くので、特に正面席前方に座ったら、ものすごい迫力を感じられるみたいです。自分めがけて猛禽類のクチバシが突っ込んでくるわけですからね。
最後に、観客の中から参加者が募られて、自分の手に飛んできてもらう体験ができるとのこと。友人が勇んで手を上げたものの、希望者がかなり大勢いて、残念ながら当たらず。指名された女性は、緊張しながらもなかなか楽しそうでした。羨ましい!
もふもふ動物と触れ合える!
バードショーのあとは、売店でちょっと飲み物を飲んだりとゆっくりしました。売店周りは、昔の「花鳥園」の「花」の部分を引き継いでいるのか、とても豪華な花のシャンデリアで植物園ぽい雰囲気でした。
食事ができるエリアだけでなく、おみやげが大量に売られていたり、花屋さんがあったり。
魅惑のもふもふ動物たち
休憩後はいよいよ動物たちをもふれるエリアへ。
その中のひとつ、ピョンタッチエリアは、ウサギやモルモット、ヒツジなどのもふもふ動物だちがいました。
なかなかジャイアントな大きさのウサギもいれば…
けっこう大きめのふわふわヒツジさんたちが練り歩いていたり。
動物たちは隅っこにお休みできる柵に囲まれたエリアがあって、そこに入っているときは触らないであげてね、ということでした。
もふもふ動物たちは触り心地がよすぎて、ずっと触っていたくなりますが、動物たちも疲れてしまいますもんね。
そのそばには別エリア、ワンタッチ、ニャンタッチという場所も。
ここはネコカフェさながらに、たくさんの犬猫たちと触れ合えるエリア。いろんな種類がいて、どの子もすごく可愛い。
やはり柵エリアがあったり、ネコだけが登れる高いキャットウォークがあったり、動物たちが触られたくないときは退避できるように、工夫されている感じでした。
まぁネコたちは、触られてもお構いなく寝てましたけどね。
寝起きの折れ耳スコさん。
触って眺めてふれあえる
触れるのはもふもふ動物だけでなく、一風変わった生き物もたくさん。
最近は色々なところで見かけるようになったカピバラさんは…
けっこうゴワゴワしたタワシ?みたいな手触り(笑) 触ってもお構いなしにぬぼーとしてらっしゃるのんびり感がたまりません。
ワラビーたちも、足元でわらわらしています。
こんなにおとなしいものだったのかと驚くほどのまったりさ。
本当に動物たちが身近で、こんなふうにお客さんのそばを普通に歩いています。
エサを買うことで、おやつをあげることもできます。けっこうもしゃもしゃとむさぼるように食べるのでびっくりします(笑)
亀ものしのしと歩きまわってましたよ。ものすごい重厚感。
だれかが亀の足を踏まないか心配になる。
そのほかにはビーバーさんも間近で観察。
なかなかの愛くるしいお顔です。
館内では、ほかにも色々なアトラクションがあってアシカショーも楽しかった!!
飼育員のお姉さんが、トークのめちゃ上手な方で、アシカと一緒になって悩んだり、さも演技が失敗して呆然としているかのように驚いてみせたり、そんじょそこらのツッコミ漫才よりはるかにおもしろかったです(笑)
「神戸どうぶつ王国」のパフォーマンスは、どれも、いろんな動物園や水族館によくある真面目な解説ではなくて、完全にショーとして計算しつくされた演出でやってますね。やっていることはそれほど特別でなくてもトークがうまいから何倍も楽しいです。
動物たちがとても身近なふれあい型パーク
ここは営業時間が短めで、しかも冬季はさらに短縮されるので、今回は、ちょっと駆け足でしか全体を見て回れませんでした。そのため薄めの感想になってしまいましたが、どれも新鮮で楽しかったです。
もふもふ触れるエリアに友人が入り浸っていたので、ほかをゆっくり回れなかったのは黙っておこう…。
最近は、体感型の施設が増えてきましたが、ここもその一つですね。オリに入っている動物を見るだけという昔の動物園ではなく、同じ空間を歩きまわって触れ合えるというのは、思い出にも残りますし、とても癒やされます。
帰りは近くのIKEAに寄って、スウェーデンフードのレストランで食事して帰ってきました。こちらもなかなか美味しかった! リンゴンベリージャムを添えて食べる魚料理とか、珍しい味わいながら、なかなか合うものですね。また機会があれば、このあたりにも遊びに来たいものです。