わたしがSomatic Experiencing(SE)について知ったのは去年のこと。
日本にも少数ながらセラピストがいることは知っていて、興味は持ってましたが、慎重でなかなか一歩を踏み出せない性格なもので、まずはソマティックフェスタでボディワークを体験してみることから始めました。
ネックになっていたのは、セラピストの質がピンキリなこと。優秀な治療実績のあるセラピストのところなら行きたいとは思っていましたが、ここ日本ではそんな人はなかなか見つかりません。
去年、解離の専門家のところに受診したとき、治療することに伴うリスクを指摘されたのも気になる点でした。過去を封印したまま安定しているのであれば、そちらのほうがいいのではないか、という意見でした。
でも、ここのとこ体調の悪化が著しく、もうまともな日常生活を送れなくなっているので、四の五の言ってられなくなりました。大好きな絵も描けないし、ほぼ引きこもり生活で、死期が近いんじゃないかと真剣に思うほど、ずるずる悪化しています。セラピーに通えるとしたら、今がギリギリ最後のライン。
というわけで、腹をくくって、ついにSEに通うことにしました。今回からの一連の記事では、書ける範囲でセラピーの内容を記録していこうと思います。