セラピーの体験記(とは名ばかりのごった煮考察集)の第二期も、今回で終わりです。
前回はおもにオプトメトリーによる光過敏の対策のその後について書きましたが、予告したとおり、今回取り上げるのは、オリヴァー・サックスの最も代表的な著書レナードの朝、最初の執筆以来、何度も増補改訂を繰り返され、サックスの長年の考察の集大成のひとつといえる本です。
セラピーの総括そのものは、13回目にやってしまったので、この最終回の内容は、セラピーと直接関係はありませんが、わたしの抱えている症状と密接に関連する「凍りつき/擬態死」の考察であり、セラピーの本質そのものと深く関わっていると思います。
引用文が多いため、今までで最長の分量(ふだんの2-3倍)になってしまいましたが、もし興味のある人がいたら、お付き合いください。