ケイデンスオブハイラル感想! 6時間ほどでクリアできる秀逸な「神トラ外伝」

めっちゃ遅ればせながらゼルダ買ったー。ネクロダンサーとのコラボのやつ。そして、めっちゃ熱中して一気にクリアしてもたー! 面白かったー!

インディーのコラボだと侮ってたけど、青沼さんが熱中してるとか読んで、ちょっと期待もしてた。やってみたら、めっちゃよくできてるなおもしろい。

見た目は神トラだけど、アイテム拾っては壊れるサイクルがテンポよくてBotW感もある。インディーだけどちゃんと監修されたのか2Dゼルダ新作って言っても違和感ない。

クリアまで6時間ちょいだった。全要素はやれてなくて、まだ未踏破のエリアがちょっとあったりしたし、アイテム欄も全然埋まってないから、一応のエンディングまでの時間ね。ライトゲーマーにはちょうどよかった感じ。

初代ゼルダ、神トラ2、BotWぽい自由度の高さ

ゲーム開始直後に、ゼルダかリンクかプレイヤーキャラ選べるけど、開始すぐに行けるカカリコ村で、ちょっと敵が手ごわいお墓のとこのプチダンジョンクリアしたらもう片方もすぐ使えるようになるから、片方しか使えないのは序盤だけ。能力差がそんなあるわけでもなし、気にせず選んで大丈夫。

このゲームは、ワールドマップが自動生成らしいので、プレイするごとにダンジョンとか建物の場所が変わるから、ハマる人は何周でもできると思う。

神トラ2で目指した、好きな順番でクリアできるシステムが、本家より完成されてる感ある。神トラ2ではラヴィオの店で好きなアイテムをレンタルしてー、ってシステムだったけど、結局ぜんぶ持ってっちゃうことになってたから。

その点ケイデンスオブハイラルは、各ダンジョン(神殿)の中で手に入るアイテムを、3択の中から選んだりするようになってて、賢いなーって思った。神殿にクリアしたらアイテム入手できる楽しみを失わせずに、自由度のほうも確保してるんだよねー。

初代ゼルダとか、神トラ2みたく、どのダンジョンから行ってもいい。特に各ダンジョンで難易度の差はないと思う。逆にいうと、どのダンジョンも最初はむずいから、しっかり空き瓶とかハートのかけら入手してから挑み始めるのが無難。

謎解きはないこともないけど、地形をよく見て、あの宝箱どうやって取るんだろー??っていうBotWぽいのがほぼすべて。そのとき持ってるアイテムや装備品によって解き方がいろいろある。

重要アイテム以外の装備品はブレスオブザワイルドみたいな敵から奪っては取り替えてくシステムで、それぞれ耐久度があって、わりとすぐ壊れる。たまーに、めっちゃ役立つ装備(攻撃力up、奈落に落ちずに1マス飛べるとか)があるけど、やっぱそれもすぐ壊れるという。ブレスオブザワイルドらしい感じ。

だけど、そういう特殊な装備してるときだと、謎解きもゴリ押せたりする。現時点でどうやってもあの宝箱取れないなーってときは後回しにして置いといて、あとでアイテムとか装備がいいのあるときにワープで取りに来るのがいい。未取得の宝箱はちゃんとマップにメモされてるのも親切設計。本家よりはるかに親切。

ただし、ゼルダのお約束である、神殿内部の謎解きはない。大事なことだからもっかい言うけど、神殿内部の謎解きはない。神殿はひたすらローグライクしてバトルするだけのとこ。そこがガチなゼルダ好きには物足りないとこだろうなーって思う。

雰囲気ゲーではなくて、ゼルダから謎解き要素薄めたアクションRPGに近いかな。FF外伝聖剣伝説とかみたいな。

雰囲気はゼルダそのもの

だけど、ゲームの雰囲気はゼルダそのもの。

BGM、効果音、システム、登場人物や町など、いつものゼルダ。ちゃんとカカリコ村もゲルドの集落も迷いの森も出てくる。インパもいるしチンクルもガノンもいる。世界観はそのまんまハイラル。

一番グラフィックが似てるのは神トラだけど、ドット絵はちょっとゆるめでリメイク前の夢をみる島とかふしぎのぼうしとかの雰囲気。

ネクロダンサー側の、リズムに乗っての音ゲー要素は濃くない。音ゲーoffモードもあるし、どっちかってと、テンポいい不思議のダンジョンって感じ。それがし音ゲーめっちゃ苦手で苦手だけど、問題なくクリアできたよ。

敵と正面から闘っても勝てない、というのはゼルダぽいとこではあるけど、基本的に側面か背後から狙うだけだしなぁ。とくにひねってある仕掛けはない。爽快感優先なのね。

コラボにしてはむしろゼルダ要素が濃すぎるかも(笑) 「神トラ外伝」みたいな感じでふつーに楽しかった。

各ダンジョンのボス戦は、ビジュアルにめっちゃゼルダのオマージュ効いてて楽しい。今回は4つの楽器集めるストーリーなんだけど、各楽器となじみあるゼルダのボスが融合しててかわいい。

バトル自体は縛りプレイとかやるんでなければ、謎解きとかはなくて、ゴリ押しでクリアできる簡単な難易度なので、ザコ戦のほうが大変だったりする。

難易度は中盤以降やわくなる

ハート少ない最初が一番むずく感じた。プレイ中の死亡回数は8回だったけど、これ全部序盤。

各ダンジョンに挑む前にワールドマップ全を体探索して、空き瓶とかハートのかけらとか手に入れてまわったら、あとはゴリ押しできた。

途中からブレスオブザワイルドみたく、ワールドマップ開いて好きな場所にワープできるようになるから、移動が楽。序盤は回復手段というと、草刈ってハート探すしかないのだが、ワープできるようになってくると、薬屋とか妖精のほこらとかに一瞬でワープできるようになるから回復が楽になる。

序盤は死にそうになったら逃げる手段がないけど、ワープできるようになったら、なんと戦闘中でもおかまいなしにワープできるようになるので、瀕死になったら無理せず帰宅できるようになる。だから大変なのは序盤だけ。

特にラスダンのハイラル城の入り口あたりで、ちょっと謎解きっぽいことしたら、「伝説のカラドボルグ」ってリンク専用武器が手に入るんだけど、これが鬼強で、おかげでラスダンの敵ラッシュがかなり楽になる。ラスダンが一番爽快で簡単かも。

やっぱ難易度より爽快感重視の調整な気がする。むずいのがやりたい人はハードコアモードとかで縛ってね、ってことか。

新作までのつなぎの「神トラ外伝」てな感じで十分楽しい

総評としては、3000円のインディーゲーとしては十分な出来。本家でもこの値段なら納得してしまいそうな出来ではある。

だけど、ちょっと気になったことがあるとすれば、ネクロダンサー側の成分の必須性が感じられなかったこと。やっぱこれほとんどゼルダなんだよね。そしてゼルダはもう完成されてるゲームだから、音ゲー要素ないでもいいんじゃないかって気がしてしまう。

リズムに乗って戦うのが楽しくない、とは言わないけど、ひたすら十字キー連打するゲームなので、指が疲れちゃう。最初は物珍しくて楽しいけど、途中からちょっと飽きてきて、ふつーに移動させてくれーってなってくる。

まあ嫌になったりする前に終わるボリュームだから、たいした問題ではないんだけどね。単に、音ゲー要素がある必然性が感じられない、ってだけで、いらない、って意味ではない。毎回のゼルダがこれだったらやだけど、単発のコラボとしては、いいあんばいでまとまってるんじゃないかな。

そんなわけでちょっと本家と比べたらそりゃ物足りないけど、3000円のインディーゲーとしては良すぎるくらいで、本家ゼルダが出るまでのつなぎとしては、めっちゃ楽しめる「神トラ外伝」的なコラボ作でした。

 

投稿日2019.06.23
かてごりー: ゼルダの伝説