進め!キノピオ隊長クリア感想!!お母さんや子どもも楽しめるおもちゃの世界


  • 2014年11月27日
  • カスタムカテゴリー: マリオ

リオギャラクシーのサブキャラから躍進して、スーパーマリオ3Dワールドのミニゲームになったキノピオ隊長。さらに大躍進して、なんと今回、一本のゲームとしてスピンオフ作品が発売されたので、「進め! キノピオ隊長」を買ってプレイしました。

かなり楽しみにしていたゲームだったのですが、予想を裏切らない良作で、家族と一緒に楽しむことができました。エンディングまでいったのでクリア感想を書きたいと思います。

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触って遊べるおもちゃの世界

このゲームは、スーパーマリオ3Dワールドの各ワールドにあった、キノピオ隊長のミニゲームを、ひとつの作品に磨き上げたものです。3Dワールドの時点で、十分おもしろいミニゲームだったのですが、しっかりと一つの作品に昇華されていて、いろいろなアイデアやギミックを楽しませてもらいました。

まず、ゲームデザインからして秀逸で、絵本を開くと、箱庭世界が飛び出してきた、というようなメルヘンチックな体裁です。キャラクターもゲーム内容も、ゲームデザインも、とても可愛らしい世界観で、そのほんわかのんびりした雰囲気を楽しむだけでも、このゲームを買った価値があると思いました。

ゲームは、カメラを見やすい角度に固定することに努力してきた3Dマリオとは異なり、360°自分でカメラを動かして、さまざまな角度から見ることができます。いろいろ視点を動かして進むルートや隠し要素を発見して楽しむ、という探索&謎解きゲームとなっていて、これまでにないまったく新しいゲーム性を確立しています。

カメラは見やすく固定するもの、という常識をまったく逆転することから誕生した発想のゲームという感じで、カメラにこだわり続けてきた3Dマリオの制作チームだからこそ思いつけたゲームだなあ…と感心しました。

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WiiUの機能もわりとうまく使っていて、息を吹きかけたり、ジャイロでカブを投げたり、タッチでくるくるまわしたりするのは楽しかったです。3DSでやればいい、という気もしますけどね。(苦笑)

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マリオのように激しいアクションが求められるわけではなく、立ち止まって、ぐるぐると色々な角度からステージを見回して、謎解きをするのがメインなので、アクションが苦手な人でも、遊びやすいと思います。というわけでじつは…

ゲーマーでないお母さんや子どもでも楽しめる

じつは、このゲームは、アクションが苦手なうちの家族と一緒にプレイしたいなー、っと思って、発売前からとても楽しみにしていたゲームだったのです。

うちの家族は、2Dマリオの1-1がクリアできないほどアクションが苦手なのですが、どうぶつの森をきっかけに、3D空間の移動にはそれなりに慣れていて、意外にも、スーパーマリオ3Dワールドは1-1をクリアできていました。(1-1だけですけども笑)

どうぶつの森ができるなら、多分キノピオ隊長もできるよね、と思ったのですが、実際にやってみると…

確かに移動や探索、謎解き要素は楽しめていました。でも、敵が出てきたときに、敵から逃げたり、野菜を引っこ抜いてぶつけるというアクションができず…。

ところが、このゲームには嬉しいことに、同じステージで何度もミスすると、無敵になれる無敵キノコという救済アイテムが出てきます。それを使えば、敵を気にすることなく、謎解きと探索に集中できるので、ゲームを楽しむことができました。

こうした無敵系のお助けアイテムは要らないという人も多いのですが、うちの家族はそのおかげでキノピオ隊長を楽しめたわけなので、やっぱり任天堂はしっかりとリサーチした上で、アクションが苦手な人も楽しめるよ考えて導入しているのだろうなーと思いました。

もちろんゲーマーも楽しめるやりこみ要素もあり

こんな救済措置があるのなら、ゲームが簡単すぎて面白くないのでは、と思う人もいそうですが、結局、うちの家族は、全体の1/3までしかクリアできませんでした。

このゲームは面白いことに、3冊の本に分かれていて、それぞれにエンディングがあるのです。だから、ごくごく簡単な一冊目の本のラスボスを倒すだけでもエンディングが見られて、ゲームクリアになるという。そのあたりの配慮も、アクションが苦手な人でもエンディングを見てもらいたい、という「おもてなし」なのかなーと思いました。

2冊目、3冊目の本も、ゲーマーにとっては別に難しくないのですが、徐々に難易度が上がり、アクション性が求められるようになっていく感じです。

最後のほうの「回転カラーボックス」はかなりタイミングが難しい立体的なステージですし、「爆走マグマロード」は3Dワールドの難所である「灼熱ジャンクション」を思い出させます。

さらに、各コースに3つずつあるダイヤと、隠されたお題を、攻略情報なしでコンプリートするのはわりと歯ごたえがあります。3Dワールドほどではありませんが、ちょっとゲーム好きな子どもが楽しむにはちょうどよい難易度なのではないでしょうか。

ちなみにダイヤをコンプしてくことで追加されるおまけステージはかなり難しいです。キノピオ探検隊のメンバー4人をぞろぞろ連れて歩きながら、だれにも敵の攻撃が当たらないように注意するステージなど、かなりシビア。

またシリーズおなじみのマネックが出てくるクリア後ステージは、マネックから逃げながら、足場が悪いステージのコインをすべて取らなければならない、というかなりアクションがきついコースで、クリアは難しいです。そして、それらもすべてクリアすると、最後に登場するのが「マネミーラビリンスフォーエバー」という超鬼畜ステージ。わたしはクリアできませんでした(苦笑)

ちょっと気になった点

全体的に丁寧に作りこまれた良策なのですが、気になった点もちらほら。

まず、カメラアングルはかなりプレイしにくいです。カメラ視点は、引きとズームの二種類があるのですが、カメラを引くとゲームパッドでプレイするには小さすぎて細部が見えず、ズームにすると、グラフィックはよく見えるのですが、近寄りすぎててプレイしにくいという…。せめてこの中間のレベルのカメラを用意してほしかったです。最後まであまり慣れなかったので、かなり気になった部分です。

次に、期待されていたAmiiboとの連動要素はいまひとつ。付属するのが「キノピオ隊長」ではなく「キノピオ」のAmiiboだという時点で、これは…といった感じですが、追加される遊びがドットキノピオを探すという相当地味なもの。子どもがいたらそれなりに楽しめるかもしれませんが、ちょっと魅力は感じられないですね。

そしてありそうでなかった追加コンテンツ…。一本のパッケージのゲームとして、確かに値段は安めではあるものの、ボリュームがかなり少なく、全ステージ70以上といっても、それぞれ小さな箱庭ステージでしかありません。おまけの部分に、空白のページがたくさんあったので、これは多分追加コンテンツがあるんだろうな…と思っているのですが、音沙汰無し。どうやら追加コンテンツはなさそうです。

そんなわけで、とてもかわいいメルヘンチックな世界観に、絵本のような雰囲気、そして易しい難易度のおかけで、普段ゲームを遊ばないお母さんや、ゲームが苦手な子どもでもそれなりに楽しめる作品ではあるものの、ゲーム好きな人からするとちょっと物足りないのが「進め! キノピオ隊長」かもしれません。

とはいっても、キノピオ隊長とキノピコのほのぼのした雰囲気はこの作品独特のものなので、あまり難しいことは考えず、のほほんと楽しむのが、このゲームの一番の遊び方なのだろうと思います。

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