今までの生物発光の常識が間違っていた衝撃! NHK「光る生物たちの王国」感想


NHKスペシャルでとても興味深そうな新シリーズ「ディープオーシャン」が始まりました。あの金色のダイオウイカを捉えた映像が大反響を呼んで、続編として作られたとか。

ダイオウイカのときはリアルタイムで見たんですが、残念ながら、うちは今テレビがないので、見れないかなーと思っていたら、友だちの厚意でかろうじて視聴できました。十分わからなかった部分は、Twitterとか文字起こしでも確認できたので、感想をまとめておきたいと思います。

NHKスペシャル ディープ オーシャン「潜入!深海大峡谷 光る生物たちの王国」|NHK 自然 Nature はてなブックマーク - NHKスペシャル ディープ オーシャン「潜入!深海大峡谷 光る生物たちの王国」|NHK 自然 Nature

 

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今までの生物発光の常識は間違っていた!

まず何より、今までの発光の常識は実は間違っていたというのは、衝撃でしたね。今まで深海生物はこうやって光る、みたいな図鑑の絵とか説明がありましたけど、じつはあれは光を反射してるだけで、本物の光り方とは全然違うとか。

本当の生物発光は、あまりに微弱すぎて、今までのカメラでは光の反射ばかり映ってたそうですね。このあたり、ハッブル望遠鏡で、天体の微弱な色をとらえてカラフルに再現できるようになったのと似てるなー。

たとえばクシクラゲ類のウリクラゲだったら、それこそウリの模様みたいに縦線状に虹色に発光するっていうのがお約束でしたが、本当はマスクメロンみたいな複雑な網目に光っているという。まあどちらもウリであることには違いないんですが(笑)

これは、ゆめまなの過去絵も描き直さないといけないレベルですね(笑) ウリクラゲとか、その他の発光生物とか、完全に図鑑信用して描いてしまってましたよ。現存生物でこれだから、恐竜とかは、まったくイメージと違ったりするんだろうなー。そもそも色からして違うだろうし、体毛とか習性とか、ことによっては、見た目の形さえ全くイメージ図とは違うのかもしれない。

驚異の光学迷彩をまとった深海生物たち

発光以外にも、深海には色んな生き物がいて、目を見張るばかり。フォーエバーブルーにも出てきましたが、クダクラゲとか長すぎてびっくりですよね。シロナガスクジラより長い40mのもいるんだとか。まあクダクラゲは一つの生物じゃなくて群体生物なので単純比較はできませんが、相当なスケールなのは間違いない。

ピンチになるとオンデンザメをSOSで呼ぶクラゲも。FOEを呼び寄せる世界樹のモンスターみたいですね(笑) トワイライトゾーンと呼ばれる深さの海は、隠れる物も何もないから、非常に特殊な生き残り戦略が発達しているのだとか。

光で隠れ身の術とかもすごい。隠れる場所がなくなったら光学迷彩するしかない、という現代の軍事技術も真っ青のスキルですよ。それをホタルイカとか、オキアミみたいなありふれた生き物が標準装備している世界。

深海生物が赤色が多いのは下から見たとき同化するためとか言われますが、しっかり発光でコントラスト調整してるんですね。周りと明るさを合わせないと色味だけ合わせても目立つだけですから。

しかも、そんな光学迷彩フル装備のオキアミ軍団を見抜くデメニギスがいるという層の厚さ。あの目ってちゃんと前も見れるんですね(笑)

まだまだわかってないことのほうが多い自然界

最後のほうの大発光の天の川みたいなのは壮大ですね。深海って一種の宇宙なんだなーと思いました。それを言えば、東京も夜になると大発光してますが(笑) 

発光する生き物たちは、実は自前で発光物質のセレンテラジンを作れず、プランクトンのカイアシを食べて補給しているというのも面白い。結局生き物はほかとつながって生きて成り立ってるんだなーと。

こんなに独立独歩しているような人間でさえ、自分では創り出せない栄養素が色々とありますし、自前で作っているように見えるタンパク質だって、実際にはおなかの中の共生細菌がせっせと作ってたりしますからね。

発光の色の違いはまだまだ不明だそうですが、やっぱり星の色の違いみたいに、別々の意味合いがあるんでしょうね。こんなに科学が進んだようで、わかってることって本当に少ないんだな―と改めて思いました。

今後もまだシリーズで「世界一冷たい南極の海」「地球で最も深いマリアナ海溝」があるらしいですね。深海ブームになって海洋探索VRゲームが出てくれれば…としつこく期待し続けたいと思います(笑)

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