[ドラクエ30周年記念]私のファンタジーの原点ドラクエ1-9の思い出を振り返る


民的RPGと呼ばれるドラゴンクエストシリーズ。今年30周年を迎えるそうで、先日、色々な企画が発表されていました。

私は、産まれる前から親がドラゴンクエストシリーズをプレイしていたこともあって、ドラゴンクエストと共に育ってきた世代です。子どものころに数々のゲームをプレイしましたが、ドラクエだけは別格、特に、ドラクエ5、6、7は、感受性の強い時期にプレイしたので、今に至る私の絵の作風にも、かなりの影響をもたらすことになりました。

思い出を語っていけばきりがないドラクエシリーズですが、この記事では、30周年記念ということで、それぞれのタイトルごとに簡単に感想を振り返りたいと思います。それぞれのタイトルのゲームとして印象に残っている点や、含まれていたファンタジー要素、思い出深いBGMについて書いています。

王子と王女の冒険

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ドラゴンクエスト1 産まれる前の物語

ドラクエ1は、伝説的なゲームですが、当時私はまだ生まれていなかったので、後にリメイクされたスー パーファミコン版でプレイしたような気がします。

じつは、私の母が、まだ私がお腹の中にいるときにプレイしていたそうで、モーツァルトならぬドラクエ音楽の胎教を受けていたのでした。道理で、今でも、ドラクエのすぎやまこういちさんの音楽を聞くと、妙に安心感があるなぁと思うのです(笑)

大きくなってからプレイしたドラクエ1は、主人公一人だけで冒険するのが逆に新鮮で、どんな強敵にも己が身ひとつで立ち向かわなければならないのが、緊張感 がありました。特に最後の竜王城ではラリホーで眠らされたら死と隣りあわせですからね。ギラとベギラマがこれほど頼りになるドラクエも他になくて新鮮でした(笑)
 
ドラクエ全編通じて描かれるファンタジー要素は、ドラクエ1の時点からしっかり物語に織り込まれていました。囚われのお姫さまや、ドラゴンとの戦い。妖精の笛で眠るゴーレムに、竜王の島にわたるための虹の橋。子ども心に想像力をかきたててくれる素敵なモチーフがたくさんありました。
 
音楽として特に思い出深いのは、フィールド曲の「広野を行く」。勇ましくも寂寥感漂うメロディに一人で荒野を進んでいく孤独な決意と冒険心がにじみ出ています。今聞いてもまったく色褪せない美しさがありますね。

ドラゴンクエスト2 ロンダルキアの衝撃

ドラクエ2も、私は大きくなってからプレイしました。子どものころは、多分私の父が遊んでいたような気がしますが、あまり覚えがなく。自分でプレイし たときは、3人の仲間で冒険するドラクエ1とは違う楽しさが印象的でした。

3人いると頼もしいですが、安心感があるかというとそれはまた別の話。特に終盤のロンダルキアへの洞窟を抜けたあたりでは、ほこらにたどり着いてセーブできるかどうかが命がけでした。

洞窟を抜けたところの白銀の大地にものすごく感動して、ついに人跡未踏に地にやってきたのだ…と感無量だったのを覚えています。ラスボスのハーゴンとシドー も、まさかのベホマ使いでなかなかの強敵。こうした記憶からするとプレイしたのはファミコン版だったのかな? 

エンディングで世界中を回って、すべての街で色々な後日談が聞けるのもいい思い出。ドラクエはどの作品もエンディングが豪華で、冒険のフィナーレを毎回噛み締めたものです。最近はエンディングが適当なゲームが多くて悲しい限り。

確かドラクエ2と関係していた気がしますが、モンスター物語、アイテム物語という短編集のようなものを読んだ記憶が。勇者に敗北したミニデーモンが想像を絶する修行を積んでラストダンジョンでベリアルとなって立ちはだかるなど、ドラクエのファンタジー世界が一気に奥深くなって想い出深いです。

その影響からか、子どものころに、ロダンとロダムというスライムの兄弟が主人公のオリジナルの挿絵入り小説を書いたりしていました(笑)

音楽で印象深いのは、Love Song 探して。いわずと知れた呪文入力画面の曲で、絶望した人も多いはず(笑)。公式で歌詞もついていますが、寂寥感のあったドラクエ1に対し、どこか垢抜けた若者らしさを感じるドラクエ2のイメージにマッチしているような気がしています。

ドラゴンクエスト3 親が感動した物語

ドラクエを国民的RPGとして一躍有名にしたドラクエ3は、うちの父がひたすら遊んでいたのを横で見ていた覚えがあります。

ドラクエ3というと、キャラメイ クができるRPGですが、確か父は私の名前を武闘家につけていたような(笑) 緑色が好きだったせいかも。まあドラクエ3の武闘家はすごく恵まれた職業なので嬉しかったです。

ドラクエ3のストーリーについては、父がすごく衝撃を受けたという話を何度もしてくれたのを思い出します。これまでのドラクエと同様に、ついにラスボスの城にたどり着き、やっとのことで魔王を倒してエンディング、と思ったら、まさかの…!!

進んだ先にあったのは懐かしのあの世界。驚きと懐かしさで度肝を抜かれたとのことでした。その感動を経験できた父は羨ましいなぁといまだに思います。あの時代のプレイヤーならではですよね。

ファンタジー要素としては、世界中さまざまな国をめぐるのが楽しかったです。その中にはジパングもあってヤマタノオロチ退治も思い出深い。何より、ギアガの大穴から、現実の世界の下に広がるもう一つの世界に飛び降りるのは屈指のファンタジー要素でした。そして空を飛ぶ神鳥ラーミアの背に乗って異世界を駆け抜けるというのも神秘的ですよね。

音楽は、印象深いものはたくさんありますが、スーファミ版リメイクをプレイした身としては、ラスボス戦BGM「勇者の挑戦」かな。他のドラクエのラスボス戦とは一線を画す圧倒的な勇ましさが魅力的です。

ドラゴンクエスト4 子どもには早すぎたストーリー

新しいドラクエの形、大勢の仲間が繰り広げる群像劇が魅力のドラクエ4は、これもまたおもに私の父が遊んでいた記憶があります。

自分でプレイしたかどうかはあまり覚えていなくて、ときどきやらせてもらってはいたけれど、ほとんど親がやっていたのではないかなと思います。仲間が多いのはいいけれど、なんだか、子ども心に感情移入しにくく感じたんですね。主人公の勇者も四章まで登場しないですし。

仲間が多くなって馬車システムができたのは今作から。特にどのキャラが好きだったという記憶はなく、女の子なのにかっこいいアリーナちゃんか、外伝の不思議のダンジョンでおなじみのトルネコさんあたりがいくらか馴染み深かったという程度。まだまだ年齢的に早すぎたのかもしれません。

ファンタジー要素のほうは、かなり魅力的なものがたくさん。空飛ぶくつや、ガスのつぼによる気球の旅。巨大な世界樹を登ったり、大きな石像を内部から動かしたり、天空城で竜の神と謁見したり。よみがえった古代の魔王エスタークや、エルフの少女と魔族の王子の悲恋など、ファンタジー色豊かな世界観です。

でも話が少し複雑なので、やっぱり子ども心にわかりにくかったのでしょう(^_^;) むしろよく覚えているのは4コママンガ劇場の衛藤ヒロユキさんのドラクエ4のギャグだったり(笑) 魔法陣グルグルも、ドラクエ好きには入り込みやすいファンタジー風ギャグ漫画で楽しませてもらいました。

音楽で印象に残っているのは…特に思いつかず…。強いて言えば「武器屋トルネコ」かな。ひたすら不思議のダンジョンのほうで聞きまくりました(笑)

ドラゴンクエスト5 私のファンタジーの原点

ついに、ここからが、私とドラクエの関わりの本番。結婚システムや仲間モンスターなどが話題になったドラクエ5は、私が子どものころ遊びすぎて、相当仲間になりにくいというキラーマシンを3体連れて歩いていたほどのRPGでした(笑)

ドラクエ4に比べて、一本道でとてもわかりやすい、感情移入が容易なストーリー。世代を超えて描かれる、父と子の物語。主人公の子ども時代から始まり、父との別れ、辛い奴隷生活を経て、愛する人との出会い、子どもの誕生、王としての即位など、伝記的物語として、世界観に引きこまれっぱなしでした。

さまざまなモンスターが出てきて、頑張れば好きなキャラを仲間にできて、一緒に冒険できるというのも、とても新鮮なシステム。ドラクエは可愛いモンスターも多いので、攻略本をめくりながら、だれを仲間に冒険しようか空想するだけでも楽しかったです。

主人公と子どもたちに名前をつけることができますが、私たちは、いつも双子の子どものほうに自分たちの名前をつけていました。今から思えば、ほぼ間違いなく、このドラクエ5の双子の子どもが、「ゆめまな物語」のゆめとまなきの原型ですね。そして「ゆめまな物語」の様々などうぶつたちは、一緒に冒険したモンスターたちでしょう。

「ゆめまな物語」を描き始めた当初は、ファンタジーRPGのエンディング後の世界がテーマだったので、きっとドラクエ5の魔王を倒して平和になった世界がモチーフなのだと思います。

ドラクエ5は、小説版も読んで、やっぱり双子の王子と王女、ティミーとポピーに自分たちを重ねあわせて楽しんだものです。同年代というのが特に良かったのではないでしょうか。あとは家族がいて、自分の家(城)があるという生活感も入り込みやすかった理由かな。

小説版は、仲間モンスターたちがとても可愛くて、だからこそ、主人公を守って死んでいくのが辛くて、悲しくて、他のどんなファンタジー物語よりも、子ども心に影響を受けました。ドラクエ5を子どものころにあれほど遊んでいなかったら、今の私の絵はないと思います。

ドラクエ5はリメイク版もプレイして、こちらもかなり楽しみましたが、スーファミ版のころほど、自分とキャラを重ねあわせて、その世界に文字通り没頭してしまうというのはもうできないんだろうなと思いました。年齢的に一番感受性の強い時期だったのが、スーファミ版ドラクエ5だったんでしょうね。その時期にこのすばらしい世界観と出会えて幸せでした。

音楽で印象に残っているのはエンディング曲の「結婚ワルツ」。公式歌詞もついている曲ですが、美しくもどこか切ないメロディが、これまでの苦難を物語っているようで感動しました。最後に王子と王女が踊り出すところも自分たちと重ねあわせたり。

ドラゴンクエスト6 夢の切なさを教えてくれた

続くドラゴンクエスト6もまた、私にとっては感受性の高い時期のまっただなか。個性的な仲間たちと特技システムの導入で、少し雰囲気が様変わりしていましたが、これもまた印象深い物語でした。

ドラクエ6は、なんだか不思議で幻想的なストーリーが特徴です。突然魔王との戦いから始まるものの、実はそれは夢。でも夢にしてはリアルすぎます。主人公は田舎の村で妹と二人暮らししていますが、素朴な村祭りの精霊祭をきっかけに世界の真実を知る幻想的な旅に巻き込まれていきます。

全編通して、「夢の世界」と「現実の世界」を行き来するようになっていて、夢の世界で悪夢を解決すると、現実の世界で人々の心が動き出す、といった不思議なつながりが謎を呼びます。わかりにくかったり、複雑だったりする部分も多いのですが、私は現実でもそうした不思議な夢を見ることがよくあるので、なんとなく親しみが湧きました。

夢の自分と現実の自分との出会い、海底世界の探検、魔法のじゅうたん、空飛ぶベッド、天翔る天馬や、闇に閉ざされたはざまの世界など、ファンタジー要素も実にてんこもりで、色々とアイデアを豊かにしてもらったゲームだと思います。究極魔法のマダンテもロマンがありましたね。

その一方で、特技システムによって魔法の意味が薄れてしまったこと、モンスターが仲間になりにくくなり、デザインもなんだかあまり可愛く感じられなかったこと、キャラの年齢層が、ドラクエ4と同じく年上すぎて感情移入できなかったことなどが不満で、ドラクエ5に比べると、世界観に居心地の悪さのようなものも感じていました。

けれども…何より印象に強く残っているのが、エンディングで夢からさめて、妹のターニアちゃんが消えていくシーン。その前から、少しずつターニアちゃんが弱っていくあたりが不安でたまらなく、ついに夢の世界が消えてしまったときには呆然としました。

同じ夢から覚めることがテーマのゼルダの伝説夢をみる島で、「だが、ユメは覚めるもの。それが、自然のさだめなのだ」という心に残るフレーズがありますが、私には、どちらのゲームでもそれが悲しすぎて納得いきませんでした。いつまでも夢を見ていたっていいじゃない、そんな気持ちが今に至るまでずっと私の心の中にあります。

ドラクエ5は「ゆめまな物語」の原点だと書きましたが、ドラクエ6のほうは、特に「ふたりの時間」シリーズで、切ない雰囲気の絵を描くときには、かなり心の底で影響しているのではないかなーと思っています。

音楽で印象に残っているのは、「フォークダンス」。ターニアちゃんと幸せに暮らしていたころの精霊祭のBGM。素朴ながら心地良い、小さな幸せを感じさせる名曲です。エンディング後の世界でもデスコッドで最初だけ流れているあたりが哀愁を誘います。納得がいかないと書いてはいますが、こうした切なさを教えてくれたドラクエ6は私の中で間違いなく名作です。

ドラゴンクエスト7 物悲しい雰囲気に圧倒された

私が年齢的に強く影響を受けた最後のナンバリングはドラクエ7。異常に長いRPGとして駄作とも言われる7ですが、当時の私にとっては最高のゲームで、5や6に勝るとも劣らない強い影響を受けました。

ドラクエ7が酷評されるのは、石版探しで発見漏れがあって、今まで来たダンジョンや街をしらみ潰しに探さなければいけないという面倒さにあるようですが、私はこれを一度も経験しませんでした。

常に街もダンジョンも360度回転させて隅から隅まで探索する子どもだったので、アイテムの取り忘れが発生することがなく。このあたり昔のRPGをやりこんでいたら、何もヒントがない場所にもアイテムが落ちていたりするのは日常だったので、全然苦にならなかったんですね。

それより何より、ドラクエ7は圧倒的な雰囲気作りがすばらしくて、ストーリーも、イベントも、マップも、何から何まで寂しさと物悲しさに支配された独特な世界観が大好きでした。そのあたりも鬱ゲーと言われてけっこう嫌われていますけれど(笑)

絶望に支配された世界の霧が1つずつ晴れていくようなファンタジーの王道ともいえる流れに没頭したので、ストーリーが長いと感じることもなく、次はどんな世界が待っているのだろうとわくわくしました。

主人公たちが6から一転して、また子どもらしい年齢層になったことも没頭できた理由の一つかも。始めは謎の遺跡の探検から始まって、マップを360度ぐりぐり回せるシステムも相まって、冒険している感覚がとてもリアルでした。

ファンタジー要素としては、世界一高い塔、風の谷、流浪の民、滅びつつある王国、魔法も特技も使えないふきだまりの街、時間を止める魔物、魔法研究所といった、想像力をかきたてられるものがこれまた山ほどあって、本当に楽しい冒険でした。

ドラクエ7のどこか寂しげな世界観は、私の絵の中では「空花物語」に影響している部分があるのでは?と思ったり。ドラクエ7ほど鬱っぽい雰囲気ではありませんけれど。少なくとも表向きは。

ストーリーでキーファくんがいなくなるのは、意味がよくわからず、エンディングでのフォローも納得できない感じでしたが、小説版を読むと、別解釈になっていて、なかなか壮大なストーリーだなぁと思いました。一応小説版は全部読んでいるはずですが、5と7以外覚えていないです(笑)

音楽で印象的なのは、間違いなく「失われた世界」。ドラクエ全作通して一番好きな曲ですね。圧倒的な物悲しさがドラクエ7の幻想的な雰囲気を象徴しています。

ドラゴンクエスト8 あまり没入できなかった

立体的なフィールドを歩き回れる革新的なグラフィックが話題になったドラクエ8は、私も発売前から楽しみにしていた作品です。「見渡す限りの世界がある」というフレーズを見て、友だちと一緒に発売までわくわくしていた思い出が。

ところが…ドラクエ8が楽しかったことは確かだと思うのですが、どうにも、私には合わない要素が多かったような気がします。

まず宗教の腐敗をテーマにしたストーリーは、私が好きなタイプのファンタジーではないですし、魔犬レオパルドとかが気持ち悪かったです。

仲間キャラも全然魅力が感じられず。ただ典型的なイケメンやセクシーな女の子を用意しました、という感じがして、まったく好きになれませんでした。見た目だけな気がしてしまって。(ドラクエ8が好きな方々すみません(>_<))

そして期待していた世界を歩き回れるグラフィックですが、すぐに慣れてしまって、どうにも楽しさがありませんでした。たぶん、よく言われる想像力の問題なのだろうと思います。これまでは想像力で補っていた部分を豪華な映像で見せられたおかげで、かえって没入性がなくなったという。

年齢的に没頭しにくくなった可能性もありますが、次作の9はかなり楽しかったことを思うと、やっぱり私は視覚描写が苦手なタイプなんだと思います。今でも映画やアニメは全然楽しめないので、小説みたいに自分で想像するほうが好きなんですね。

だけど、そうは言っても、ドラクエ8みたいなグラフィックでドラクエ4や6がリメイクされたらやってみたいという気持ちもあったり(笑)

印象的な音楽は、特に思いつかないのですが、強いて言うなら、「おおぞらに戦う」でしょうか。ラスボス戦のBGMで、ドラクエ3の「おおぞらをとぶ」をアレンジした壮大なメロディがかっこよかったです。

ドラゴンクエスト9 小粒ながら懐かしい冒険

ドラクエ8からかなりの時を経て、前回の美麗なグラフィックから一転してDSで発売されたドラクエ9は、意外と私にとって楽しめた良作でした。

ドラクエ9で何より良かったのは、ドラクエ3以来のキャラメイキング。前作のドラクエ8などと違って、キャラが決まっていなくて、自分の好きな名前と外見でプレイできるのは、すごく嬉しかったです。

この時期、世界樹の迷宮やセブンスドラゴンシリーズといった自分でキャラメイキングできる、ストーリー描写が控えめなRPGが再び出てきて、それらを遊んだ時にも、往年のドラクエと似たような感動を味わいました。

どうも私がRPGを楽しめるかどうかは、かなりの程度、プレイヤーキャラやストーリー描写が押しつけがましくないかにかかっているようです。ドラクエ4、6、8のように具体的にキャラの個性が描かれた作品は苦手らしく。

ドラクエ9はまさに、かつてのドラクエ3や5と似た、主観視点が強めのRPGになっていて、しかもビジュアルは昔のような薄味のものだったので、過去のドラクエと同様の楽しさを味わえました。

惜しむらくはストーリーが短いこと。ドラクエ7ほど長くしてほしいとは言わないまでも、もう少しボリュームがほしかったです。ようやく楽しくなってきたところで終盤、というのは残念でなりませんでした。追加の配信クエストなどもありましたが、あくまでちょっとしたおまけな気がしましたし、宝の地図は、さすがにやりこみませんでした。

でも、その短いストーリーは、どれも印象的で、考えさせられるものが多く、ドラクエの深みのある物語は健在だなぁと、しみじみ味わって楽しみました。ちょっと現代風になってファンタジー要素が削がれていたのは否めませんが、冒険する楽しさは十分でした。

亡くなった女の子の思いを受け取って動き出した人形、大空を走る汽車、人間を守って戦う神竜、廃墟になった神の国の不気味さなど、じつにファンタジーだなぁとわくわくする物語がたくさん。

思い出深い音楽は、「箱舟に乗って」。空飛ぶ汽車の曲ですが、最初はいまいちだなぁーと思っていたのが、ドラクエ10のほうのオーケストラ版を聞く機会があり、ものすごく楽しげな曲だと認識が変わりました。汽車らしい蒸気の音が音楽に組み込まれていて童心に返らせてくれます。

ドラゴンクエスト10(未プレイ)

初のドラクエのオンラインゲームになったドラクエ10は、プレイするかどうか、ものすごく迷ったのですが、時間がかかるのはどうしても無理なので、あきらめることに。

それでも気になって評判やストーリーなど調べていたのですが、ドラクエらしい物語の良さには定評があるようで、もしいつか、手軽に遊べるオフライン版が出ることがあれば、やってみたいなぁと思っています。

そしてドラクエ30周年とドラクエ11

そんなわけでドラクエと関わりが深かった私の子供時代ですが、今年はドラクエが30周年だとのこと。機会があればイベントとかにも参加してみたいなぁ。

30周年は今年5/27かららしく、その期間内にドラクエ11を発売したいとのことだったので、新作は来年になるのでしょうか。おそらくNX?でプレイすると思いますが、もちろんレトロなほうのグラフィックで楽しみたいなぁと思います。主人公まわりはドラクエ9みたいなシステムだったらいいなぁと思いますがどうなることやら。

色々と楽しみではあるものの、同時に、どの程度今の自分でドラクエを楽しめるのか不安があるのも事実。これまで自分のファンタジー世界観に強い影響を受けてきましたが、多分あの時期だったからこそ、あんなに没頭できたんだろうなぁと思います。もう二度と同じような感動はしないんじゃないかなぁ…と。

だけど、子どものころに遊んだRPGは多々あれど、ファイナルファンタジーや、ゼルダの伝説や、MOTHER2や、他のどんなゲームからもドラクエほどの強い影響は受けませんでした。それらのゲームも全部名作でしたが、ドラクエは別格です。

だからこそ、たとえ昔ほどの感受性はないとしても、新作が出たら、ぜひ遊んでみたいなぁ、と思います。ドラクエ11、今からとても楽しみです。ちょっと早いけど、ドラクエ30周年おめでとう!!

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