EA発売の北欧ゲームFe感想!動物の鳴き声でコミュニケーションとる雰囲気ゲー(フルコンプ後追記あり)

  eShopに電撃配信されたEAから発売されたFe、評判調べたらわりとよさげだったから買っちゃったよー。全要素コンプとかはできてないけど、いちおうクリアしたので感想。

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言葉のない世界でやることを読み解く

やってることはゼルダっぽいゲームなんだけど、説明が皆無で全部自分で読み解いていく感じが楽しい。説明文をなくしたゼルダ。言葉のない世界で、自分がやるべきことを察していく感じ。

やったことないけど、既存ゲームだと「風ノ旅ビト」に近いという感想があった。

徹底してテキストなく動きだけでストーリーとか次やることとか伝えてくるのがすごい。ローカライズが超楽そうなゲームだ(笑)

行くべき方向を導いてくれる鳥がいるから迷うことはない・・・はずなのだが、この鳥がわりと役立たずなガイドする時があるので、結局自力で進むことが多い。それでも不思議とあまり迷わないのがこのゲームの誘導の巧みさ。

ゼルダみたいなアクションと謎解きが多いからして、ゼルダに慣れている人は迷いながらも進める。ゼルダに慣れてない人は、苦戦するかもしれない。

詰まりかけて焦ることは何度かあった。次に行くべきルートを見失うことはまずないけど、謎解き部分で、意図がわからず何やっていいか迷うことがしばしば。

ゼルダもそうだけど、特定の操作ができることに気づかなくて詰まることも時々ある。途中、ツチノコみたいな小動物をAで抱っこできるの気づかなくて、無駄にうろうろしたところとか。

どうしても詰まって次がわからなくなったら、攻略サイトは多分ないので、海外のプレイ動画でも検索すればいいと思う。プレイ中は一度も見なかったけど、クリア後に、本当にこれでよかったのか気になって「EA Fe ending」とかで検索したら、海外の通しプレイ動画が数件ヒットしたので。

鳴き声でコミュニケーションする

ジャイロと振動機能を使って動物たちとコミュニケーション取っていくんだけど、ゲーム内でかなり振動機能が使われてて、ジョイコン二本持ちプレイだと手の感触が気持ちいい。HD振動が生き物ゲーとか雰囲気ゲーと相性がいいことを知った瞬間である。

冒険の後半になってくると、複数のスキルを組み合わせて突破する場所もあるのがやっぱりゼルダっぽい。入ったらジャンプできる花にバクダン?を投げ込んで壁?を破壊するとか。上に乗ったら上昇気流で飛べる花の上にバクダン?投げて浮かせて壁?を破壊するとか。?ばっか使ってるけど、このゲームって言葉による説明がないから、固有名詞がわからない(笑)

固有名詞がなく、セリフもないので、鳴き声と動作だけで敵か味方か、友好的か敵対的かを判断していくあたり、本当に野生生物になった気分を味わえる。

序盤から終盤まで、動物をさらっていく謎の敵種族の目を逃れながら、囚われた動物たちを助けて、協力しながら進んでいくのが基本的なプレイスタイル。

ゼルダの伝説スカイウォードソードのサイレンみたいに見つかったら攻撃される。この攻撃が鬼畜で、障害物の陰に隠れない限り必中一撃死。しかも相手はこっちより足が早い。やられてもすぐその場からリトライできる親切設計だけど。

この敵キャラ、動物をさらって改造したりするので、MOTHER3のブタマスク思い出しちゃった。実際エンディングまでやってみたら(ネタバレ自粛

これってやってみないと全く面白さが伝わらない系だから、あまり売れないんじゃないかなー・・・タイトルがFeなせいでファイアーエムブレムと区別しにくいし。

豊富な探索要素

2000円のソフトにしては、かなりボリュームがあるほう。そんなに広くないながらオープンワールドを採用していて、特に高低差が広く、プレイングによっては、隅々まで探索できる。

山のように巨大な動物を登ってくとことかワンダと巨像やゼルダBotWの神獣ダンジョンみたいで楽しかった。序盤でかなり壮大なゲームだと感じたけど、中盤から後半はそれほどでもなかった。だけど最後まで飽きさせないレベルのつくりにはなっていると思う。

ストーリーを進めて新しい鳴き声解放、各地探索して赤い結晶(クリスタル? 正式名称不明)集めて新しい移動スキル解放の二本柱で行動範囲を広げていくゲーム。

鳴き声の解禁のほうは、ストーリーを進めていけば必須で解禁されていき、結果として作動させられるギミックが増える。ゼルダでいうところの新しいアイテム入手に近い。

結晶集めのほうは、たくさんある中から集めた数に応じて移動スキルが解禁されていく。取りに行くルートは色々ありそうなので自由度は高い。

解禁される新しい移動スキルは、全6段階のうち、最初の2段階(木登りと滑空)まで解禁できれば、クリアには困らないはず、3段階目は走る、4段階目は急降下で、どちらも正直がっかりだった。

結晶集めが思いのほか難しいしノルマ多くて時間かかるので、5段階目と6段階目は未達。どんな能力なのか気になるけど、結晶集めが難しすぎて解禁できる気がしない。このゲーム、攻略サイトとかないし、ゲーム内でコンプ補助みたいな機能もまったくないしで、そもそもコンプさせる気がないのでは?って思う。(※追記分に書いてるけどコンプしました)

安価なダウンロードゲーとはいっても、いちおう大手EAの作品なんだから、もうちょっとまともなUIはつけてほしかったところ。(後で知ったが販売はEAだけど開発はインディーっぽい)

最大の欠点はカメラワークかも

今まで3D酔いしたことがないんだけど、このゲームはなんかプレイしてると疲れる。理由は不明だけど、最適化されていない感が強い。操作感はマリオオデッセイとかスプラトゥーンとかゼルダとそんなに変わらないのに、カメラの問題のせいで、比較にならないほどプレイしづらい。3Dに弱い人は酔う可能性あり。

たぶんカメラが寄りすぎていて、視界が狭いのではないかと思う。オプションでカメラの速度を速めると改善されるが、やっぱりプレイしにくい。

マップがどこもかしこもよく似てて迷いやすいのも難点。高低差がかなりあるので一方通行的なとこも多い。 移動スキル解放されれば自由に行けそうだけど、そのためにはマップ隅々まで探索して結晶集めないといけないといけないのがぐぬぬ・・・。

ストーリーは評価しづらい

エンディングまでプレイして感じたのは・・・わかったようなわからないようなストーリーで、終わったような終わってないようなスタッフロールに煙に巻かれた感じ・・・。

どれくらい謎かというと、スタッフロールの途中でプレイミスで海に落下死して、スタッフロールの途中のオートセーブから再開できるくらい。こんなゲームを初めて見たよ。良ゲーだったのかそうじゃないのかさえ判断に困る。なんかすごいゲームだったけど、何がすごかったのかわからん、というもどかしさ!!!

途中、壁画がたくさんあって、壁画を泣き声でアンロックしてまわるのもコンプ要素のひとつなんだけど、意味ありげでストーリーの核心を閉めているようなものが多かった。だけどやっぱりよくわからない。壁画考察班がいないとどういうストーリーだったのか今ひとつわからない。なんせ言葉の説明が一切ないんだから。意味ありげなのはわかるんだけどね。せめてアルバム機能とかで、過去に見つけた壁画を自由に見れるモードがあったら違ってたと思うんだけど。

なんか感動の和解ENDなのはわかったが・・・。 あと結晶集めによる能力解禁とかもコンプしたら何か変わるんだろうか・・・わからんー!! このゲーム、マップの高低差がものすごいから、あの上のほうってどうやっていくんだろうって場所がクリア後でも多い。たぶん行けるように作ってあると思うし、行かなければ結晶がコンプできないはず。

クリア時のデータは、結晶が44/75、記録石10/12、石碑107/152だった。コンプリストみたいなのはないから、全部集めるのは無理。

プレイ自体は楽しいから、もうちょっとプレイしたい気はするんだけど、あのカメラさえなければなーと気持ちが重い。カメラワークだけマリオオデッセイ仕様になれば普通に良ゲーになるのだが。

以上、ちょっとカメラ操作が違和感があることを除けば独特な雰囲気ゲーとしておすすめできる。ゼルダ好きな人はぜひやってみてほしい。買ったことは決して後悔してないし、楽しめたのは事実なんだけど、エンディングや操作面でのもやもやしたプレイ感覚が強すぎて、ほんとにレビューに困るゲームだった・・・。

海外IGMのレビューが6.5なのがよくわかる(笑)

Fe Review – IGN

IGNのレビューはいつもわりと信頼できると思ってるんだけど、Feくらいのレベルが6.5だと覚えておけば、今後日本でレビューのないインディーゲームを買うときの参考になりそう(笑)

追記。クリア後の結晶集め

その後、5つ目の能力解禁までやりこんだ。5つ目の能力は、なんと、近くにある結晶の位置が透けて見える能力「遠くの秘密を見る」だった。

コンプ補助ということなのね。 このゲームここまでやってる物好きな人ほかにいるんだろうか・・・。相変わらずプレイしにくいけど、なんかプレイしたくなる魅力があるせいでクリア後もやりこんじゃってるんだよね・・・。

5つめの能力が解禁されてしまえば、結晶のある位置がある程度わかるから、ワールドマップでその地域の残り結晶の数を見ながら探していけば、コンプは現実的ではあると思う。結晶の位置わかりさえすれば、周囲をくまなく調べたら、岩の後ろとかに横穴があったりする。わりと近くまで行かないと見えないから、広い地域では探しにくいのが難点だが。

ひとつ悩んだのは、マップ左下のツチノコ地方のやたら高い場所にどうやって行くんだってこと。ストーリー中にはどうやってもいけなかったので。

かなり迷った挙句、最後の鳴き声で使えるようになる、ポケモンのフワンテみたいなピンクのクラゲでジャンプして登っていけることがわかった。しかしいる場所がわかりづらかった。だれもやってない気はするけど、後続のチャレンジャーの助けになればと思って、その場所のマップを置いとくぜ。

滝みたいになってて通れないところの上流部分ね。ここから上の地方に行けるのはいいんだけど、問題は落下すると上がる方法がないってことなんだよね・・・いったん引き返して、またここまでこないといけない。その道のりがけっこう遠い。このゲーム、操作ミスでつい落下しやすいし、高所にある結晶の中には、ほぼ一方通行で帰り道は降りるしかないやつとかもあるからめんどくさい。プレイすればするほど、マリオオデッセイの遊びやすさは考え抜かれてたんだなーと痛感する。

残る結晶の数は14個まで来たけど、最後に解禁される能力はやっぱ自由に空飛べる能力とかなのかな? 解禁されたところでもう使いみちは何もないのだが・・・。

なぜかすでに結晶全回収したエリアで結晶見つけるバグに遭遇。マップ上に見かけたから取ってみたら、14/13とかいう表示になってびっくりした。セーブして再開したら、13/13に戻ってたのでバグっぽい(-_-;)

追記2。結晶フルコンプして空飛べるように!

その後、まさかまさかのフルコンプまでプレイしてしまった! (笑)

各地の結晶と敵の記憶?みたいなのは全部コンプできた。壁画はコンプできてないけど、探しようがないから正直つらい。

結晶集め自体は、5番目に解禁される「遠くの秘密を見る」能力のおかげで、かなりサクサクだった。ある場所さえわかったら、その周辺をぐるぐるまわってたら行けることが多い。

取るのが難しかった記憶のある結晶のヒントを文字情報だけど書いておく。

■ゼルダっぽい謎解きのやつ。鹿の声で上昇気流出る花と、鳥の声で使えるバクダンのあわせ技、まず花を起動しておいて、花の上昇気流に向かってバクダンを投げる。かなりシビアだけどひたすらやってると、バクダンがうまく気流で運ばれて結晶を阻んでるツタの壁を破壊してくれる。

■同じくゼルダっぽい謎解き。中に入ったらジャンプできる花(ツチノコの声で起動)にバクダンを投げ入れてツタの壁壊す

■巨大な鹿のいるエリアの結晶はまず鹿の頭にまで登って、そこから滑空すると正規ルート以外からかなり取りに行けて楽。序盤の結晶集めでお世話になった。巨大な鹿に登るには、地上のストーンサークルみたいになってるところの鳥に乗せてもらえれば直通。

■南西のツチノコのエリアに続くハスの葉だらけに湿地地帯の上のほうにある結晶の取り方は、さっき説明したとおりなので割愛。かなり手前からピンクのクラゲで登っていく。

■ツチノコエリアで忘れがちなのが、大人のツチノコの背中に乗せてもらって離れた場所に移動できること。ストーリー中でやったけど時間経つと忘れちゃってて、奥地から帰れなくなりかけた(笑)

■東側のイノシシがいる雪山エリアの高所にある洞窟の結晶はかなり難しい。正規ルートをかなり登ってから、岩肌の木を渡りついで回り道して行く必要がある。洞窟内には操られたイノシシが三匹いて、しっぽの先の玉を奪い取って洗脳解除してから、泣き声で仲良くなって背中に乗せてもらって滑る斜面を登って取る。

■西側の地下洞窟エリアにも似たような方法で取りに行く結晶あり。マップをちゃんと見れば想像はつくけど、かなり回り道して花の上昇気流を乗り継いで取りに行く方式になってる。

■Myラスト一個の結晶はここだった。「遠くの秘密を見る」能力で早々と発見してはいたんだけど、洞窟の中に下側から入っても、結晶が高い場所にありすぎて取れなくて困った。別の入り口がどこにあるのかかなり迷ってしまった。

結晶のフルコンプ特典は予想してたとおり、空を自由に飛ぶ能力でした! 移動にずっと制限のあったゲームだから、この能力は本当に嬉しかった。もうフルコンプしててやることないにしても、この世界を自由に飛び回れるのってやりきった感あって嬉しい!

本当にどこまでも飛べるから感動する。でも、山の上のほうすぎる木とかは、じつは登れる判定がなかったりする。さらに上空まで飛び続けて限界まで行くと、バグって地上に降りれなくなったり(笑) データをロードするともとに戻ったけど、このゲームオートセーブだから地味に怖い(-_-;)

なんていうか、もう完全に、このゲームあそびつくした人へのご褒美でしかないよね。バグとかゲーム調整とかもう投げっぱなしで、ただこの世界を自由に心ゆくまで飛び回ってくださいね!って感じ。

カメラワークが悪いとか散々文句言ってきたけど、それでも、どこか魅力を感じる世界観だし、アクションそのものの軽快さも嫌いじゃないから、ここまでプレイできてよかったなー、っていう達成感と満足感に満たされた。たぶんここまでプレイした人って、全世界に数百人もいないだろうなこのゲーム(笑)

名作認定はちょっとためらうし、人におすすめするかも怪しいけど、個人的な好みで言えば、プレイしてよかった心にのこるゲームの一つになったよ。

▽開発者インタビュー
もともとマップもなかったらしい・・・せめてマップつけてくれただけでもよかった。あとHD振動は力入れてたとか。HD振動の気持ちよさが操作の楽しさにつながってる気はする。

『Fe』開発者インタビュー

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投稿日2018.02.26
かてごりー: インディー系のゲーム