動く絵本パズル「Gorogoa」感想。摩訶不思議すぎて新鮮な体験だった


  Switchで配信されていたGorogoaをプレイしてみました。iOSとかでも出てるパズルゲーで、しかもそっちのほうが600円とかなり安くて、Switch版は割高。だから、普通に考えたらiOS版買うのが正解だけど、それがしはSwitch版でプレイした。というのも、最近相方とわいわいプレイするのが楽しいから、テレビの大画面に出力できるSwitchならではの機能が使いたかったから。

モニタに出力すると、タッチ操作じゃなくてアナログスティック操作になって、少々操作性が悪くなるが、一緒にあれこれ悩みながらプレイするのが楽しかったので、Switch版買ってよかったと思っている。

なんでも作者さんのジェイソン・ロバーツ氏が、とんでもない量の絵を手描きしたらしく、ひとりのアーティストの作品群として見ても、圧巻のボリューム。どれだけの根気があればこんな量の上質な絵を描けるのか、そっちのほうが気になる。

ゲームは・・・これ、なんて説明したらいいのか全然わからん。驚きに満ちた体験なのは確か。

昔からある仕掛け絵本の超豪華なデジタル版とでも言えばいいのかしら。超絶描き込まれた独特なグラフィックが、謎を解くごとにアニメーションのように動いてストーリーが展開していく。仕掛け絵本だと、めくれる場所とか、ページにア穴が空いてて、ページをめくったら穴から見えていた絵が想像とまったく違うものだったとわかったりする場面があるけど、その感触を豪華に再現してる。

上のスクショみたいに4つの絵のパネルが常時表示されて、それぞれの絵は、さまざまな場所を拡大したり移動したりできる。そうやっているうちに、互いに関連する絵が見つかるから、上二枚のようにつなげたり、重ねたりしていくと絵がアニメーションしだして、ストーリーが進行していく。

文章だとうまく説明できないから、どんなゲームか気になる人は動画でも検索して見てほしい。

ひとつひとつ丁寧に手描きされまくった絵は、どことなく東南アジアっぽい雰囲気。好き嫌いはありそうだけど、そのエキゾチックさが、他のゲームにはない独特の雰囲気を演出している。ゲームの絵柄としては非常に珍しいので、ゲーム内容も含めて新鮮だった。

ストーリーは、正直いうと、摩訶不思議に展開しすぎてて意味がわからなかった。文字情報もまったくなく、絵を見ながら、何をすればいいのか自分で試行錯誤していくところからがゲーム。その意味では脱出ゲーム的ともいえる。

物語序盤で、ヒンズー教の神話にでも出てきそうな謎の生き物を目撃した少年が、さまざまな世界をめぐりながら、その生き物にお供えする5色のリンゴを集めていく、みたいな感じ? といっても別に宗教色があるわけではないし、だいたいテキストがまったくないから、想像でしかない。登場人物が幾人か出てくるが、全員別人か、それとも同一人物の過去と未来なのか、といったあたりも不明。だれかストーリーの考察してる人がいないものか。

まあ、ストーリーがよくわからなくても、ゲーム性だけで十分に面白いから、プレイしてよかったという気にはなれる。それくらい独特な経験ができるゲーム。

ひとつ不満点があるとすれば、途中でバグに遭遇したこと。終盤のこの場面で先に進めなくなった。

30分くらい試行錯誤しても進まないからもしやバグじゃないかと思って、やり直してみたら、こうなった。

やっぱりバグで、本来表示されるべき絵が1枚足りなかったから、どうあがいても進行不可になっていた。幸い、一度クリアした部分はスキップできるチャプター機能があるから、直前部分からやりなおせて、ほぼ問題はなかった。いっこ前のところがわりと複雑な手順なので、開発者がチェックしていない何らかの順番で謎解きしてしまうとバグが起こる可能性あり。

このゲームのパズル自体は、全体通して、そこまで難しいのはないし、理不尽でもないから、途中でもしどうしても進めないような場所に遭遇したら、バグの可能性があるとおもっといたほうがいいかも。

このアクシデントを除けば、ゲームとしての面白さや目新しさは素晴らしい作品で、間違いなく買ってよかったと思える驚きに満ちていた。新鮮な体験をしてみたい、と思う人にはぜひおすすめしたい。

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