ホロウナイトノーマルエンドクリア感想! 退廃的な世界観がよくできてるけどムズい

E3ニンダイで紹介されてたホロウナイト購入してクリアしたので感想。もっと早くクリアしてたんだけど、最近忙しくてブログ書く余裕なかったから遅くなっちゃったよー。

いわゆるメトロイドヴァニア系ゲームで、広大な地下迷宮を好きな場所から探索していける。メトロイドばりに特定のスキル取得しないと進めない場所が多いのは確かだけど、それなりに自由度は確保されてる。寄り道イベントとかもめっちゃ多くて、この値段とは思えないほど強烈な作り込み。ぶっちゃけ最近のフルプライス(笑)のゲームより相当濃い内容だわ。

クリア時間は約30時間。達成度は70%。

感想としては、あーしっかり外国のファンタジーしてんなーってところ。滅びた虫の王国ハロウネストが舞台なんだけど、その退廃的でダークな世界観が、外国のファンタジーらしい作り込みだなって。日本製の明るい剣と魔法のファンタジーじゃなくて、あのドロドロした薄暗い感じがね。

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ダークだけど魅力あるストーリー

ストーリーはあんまり説明されない(というか最後の追加コンテンツ待ち?)なんだけど、なんとなーくはわかってくる。国を滅ぼすほどの感染症が流行して、王子?が身代わりになって感染源を封印したみたいな? 永久に身代わりとなって苦しんでいる王子の運命を書き換えるみたいなのが主人公の目指すところなのかな? 主人公一切しゃべってくれんから気持ちがよくわからんけど。

ストーリーのダークさを増し増ししてるのが、登場人物とかバトルのダークなところ。登場人物ははっきり言うと、まともで善良な人(虫)っていうのはまずいなくて、ぜんぶがぜんぶ、刹那的に生きてるゴロツキみたいな連中ばかり。

だけど、虫の世界というというと、それで納得できちゃうのが、このゲームの世界観設定のすごいところ。この世界では命が「虫けら」なのよね、虫だけに。だから、敵の虫が襲ってきたときに、虫けらを殺すようにズババってつぶす。そしたら体液が飛び散って死体がコロンと転がる。言葉で書くとグロいし、実際プレイしててもグロいけど、虫だったらこれが当たり前だよね、って思ってしまう説得力がある。

よくある人間の殺し合いゲームだと、血しぶきぷしゃーって出るのがほんと嫌でバイオレンスすぎて嫌いなんだけど、なんかこのゲームは虫ってだけでそういう表現に納得してしまう。ふつーに虫ってそのへんで潰れて死んでるからね。ああ、虫の世界ではこれが当たり前なんやなーって。

表現はグロいけど、キャラ造形とかはかわいく?作ってあるし、絶妙なところでバランスがとれてるデザインだと思う。見た目のイラストがリアルすぎずしっかりファンタジーやってるけど、やってる内容と背景ストーリーは超重くてダークなところが釣り合いとれてる感じ。この絶妙さが、やってて癖になるというか、なぜかハロウネスト好きになってしまう魅力がある。

ただし! 虫嫌いな人にとってはほんとグロいと思うからお勧めしないよ! 王国の辺境の「暗闇の巣」とか、虫がうごめいてて、ほんと気持ち悪いんだから。最終盤のハロウネストにまた疫病が流行ってくとことかも相当グロい感じだし。いくらイラストがかわいいといっても限度があるわ。それがしはまあ大丈夫だったけど、虫嫌いな人は挫折不可避だから買わないほうがいい。そうでもないって人だけカモンハロウネスト。

めっちゃムズいアクション

まあそんな重いストーリー背景に加えて、ホロウナイトの特徴は、めっちゃムズいアクション。もうほんと頭使って対策して、やっと勝てるかどうかのボスたち。Celesteやってアクション鍛えたと思ったんだけど、生半可な覚悟だとエンディングまでたどり着くのも簡単じゃないよねこれ。それがしがたどり着いたのも「ノーマルエンド」というか「バッドエンド」なので。

「トゥルーエンド」見るにはもっとムズい敵とかダンジョンをクリアしないといけない。動画でちょっと見たけど、ああこれは無理だな―と。頑張ればいけるかもだけど、現時点のトゥルーエンドってわりと救いようのないものなので、そこまでしてやりたいとは思わなかった。最後の追加コンテンツで真のトゥルーエンド来たら挑戦してみようかぬー?

このゲームのアクションの何が辛いって、死んだらすぐその場で再開できるテンポよすぎるCelesteと違って、こっちは中断セーブ地点がかなり限られててシビアなこと。そこらへんにたまーに置いてある椅子(しかも隠されてたり椅子設置にジオ(お金)が必要な場合もある)に座らないとセーブできなくて、死んだら持ってたジオがぜんぶ無くなって最終セーブ地点に戻されるという仕様。失ったジオはさっき死んだ地点まで行って自分の亡霊っぽいの倒せば取り返せるけど、取り返せないまま再度死んだらパーになってしまう。

「悪臭を放つ卵」とかいうのを入手したら、わざわざ死亡地点まで行かなくても、町でお金を取り戻せるようにはなるんだけど、卵一個につき一回で、卵の入手数に限度があるからそう気軽には使えない。途中で銀行に預けれるシステムが出てきて、いやっほーってあずけたら、まあこのハロウネストの世界観で銀行なんて甘くはないですよねーっていうイベントに進展するし(笑) 銀行イベントは最終的には得するからいいんだけど、けっきょくお金あずける場所はなくなっちゃうのでね。

このゲームで一番つらいのは間違いなく序盤から中盤。体力少なくてすぐ死ぬ、スキル少ないから落ちそうになったときは挽回できずにすぐ死ぬ、装備強化しようにも死にまくってるせいでジオなくて買えない、という三重苦。このゲームE3で紹介されたからって買った人めっちゃ多かったらしいけど、ぜったい序盤から中盤で投げ出しちゃった人多いと思うんだよなぁ・・・。

覚えておきたい最重要テクニックとして、残りライフが少なくなって死にかけたら、無理するんじゃなくて、プラスボタン押して、メニュー開いて、タイトルに戻るを選ぶこと。そうしたら、最後にセーブした地点に戻されるけど、ちゃんと入手したジオや踏破した場所は記録される。死んだ場合はジオ失うけど、この方法でセーブ地点に戻ればジオ失わずに帰れる。

それがしはこの方法に気づいたのが中盤以降だったけど、序盤に知ってればもっと楽できたのになーって感じ。特に「繊細な欲望」「繊細な力」などのチャームは、効果がめっちゃ高い代わりに、死んだら破損して修理費(実質再購入)がかかるという使いにくさなんだけど、この方法を知ってれば安全に使用できる。攻撃力アップ、入手ジオアップ状態で探索して、死にそうになったら帰還を繰り返せば、けっこうサクサクになると思うのでおすすめ。

中盤過ぎてくると、ライフ増えてきてそうそう死ななくなるし、便利な装備(チャーム)が増えてきて、わりとライフ回復できたり死ににくくなったりする。(無敵時間を増やす「堅固な殻」とか、ダメージ受けるたびに回復用ゲージたまる「幼虫の歌」とかある)。スキルも増えてくると、空中ダッシュとか壁キックとか二段ジャンプとかできるようになるので、移動が快適になってきて、穴に落ちて死ぬとかも減る。敵の攻撃も避けやすくなる、ってことで、ボス戦以外はまず死ななくなる。そうなってくると楽しい。だから、序盤から中盤の難易度の高さで詰んでる人は、攻略サイトや動画見たりしつつ、なんとかしてそこを乗り越えてほしい。

まあ、終盤は終盤で、道中では死ななくなる代わりに、めっちゃ強いボスに悩まされることになるんですけどね! どのボスも強かったけど、ラスボス一歩手前の「監視塔の騎士」戦は異常にムズかった・・・。一体一体は弱いけど、5体くらい連続で相手にする必要があって、常に複数体同時だから回復する余裕もなく。かなりチャームを厳選して、攻撃アップ系ガン積みしてなんとかゴリ押せた感じ。

ボス戦でも「繊細な力」とか「繊細な心」とかの能力アップ系チャームは有用なので、さっき書いたテクニック使って死なないように再戦繰り返せば突破しやすくなると思う。ちなみに「繊細な~」系のチャームは追加コンテンツ(Switch版には標準搭載)のグリム巡業団イベントを起こせば、町で壊れないように強化することができる。が、めっちゃジオの量が必要なので終盤にならないと現実的ではないが。

どうしてもボスを倒せない場合、追加コンテンツで追加されたチャーム(「夢の盾」とか)は救済用なのか、ちょっと強めのものが多いので、攻略サイトなど見て、それらを優先して取りに行けば、多少は楽になると思う。ラスボス戦ではお世話になりますた。たぶん次回の最終追加コンテンツでも、初心者救済手段は追加されるんじゃないかなーと思ってる。

なんだかんだ魅力的なユニークなゲーム

雰囲気がダークだとか、アクション苦手な人にはムズいとかいろいろあるけど、ゲーム自体は、ほかに似てるのがないくらいユニークだと思う。メトロイドヴァニアという最近流行りのスタイルでありながら、疫病というわりと珍しいストーリー性、一癖も二癖もあるキャラたち、そして虫の世界が舞台という、あまり見ない世界観(日本でいうとナウシカとかダンバインみたいな感じか)。どれも独特なチョイスで、ぜんぶ合わさって、重厚なファンタジーになっている。命が虫けらだし、主人公の使命が重すぎるしで、この世界に住みたいとはまったく思わんけど、ゲーム世界として魅力的なのは確か。

ホーネットお姉さん凛々しくてかっこいい・・・。今ひとつ関係性が理解できてないけど、ラスボスのホロウナイトはホーネットの異母兄ってことでいいのかな? 主人公も心のない空虚な器にすぎないけど、一応王族の血縁ではあるのかね? 虫は子沢山だから、あんまり血縁とか意識されていなさそうだが。

ムズいとはいっても、しっかり時間かけてプレイして、攻略サイトなども見つつやっていけば、ノーマルエンドくらいなら誰でもクリアできると思うから、迷ってる人にはぜひプレイしてほしいゲームだね。コスパも異常にいいし。追加コンテンツ配信は8/23らしいけど、また余裕があったら続きやってみようかな。

『Hollow Knight』大型アップデート「Gods & Glory」が8月23日に無料配信へ。新ボスやクエストなど多数のコンテンツを追加 | AUTOMATON

※追記。アップデートの「Godmaster」が8/24に配信されたから追加要素調べてみたらストーリーじゃなくてガチ勢向けエンドコンテンツなんだ・・・これはムリ(笑)

ホロウナイトはよくできたゲームだけど、難易度調整があまりにガチ勢向けすぎてライトゲーマーにはきつい。ぎりぎりバットエンドまでたどり着いたくらいなのに、さらに高難易度増やされても・・・。 いかにゼルダとかCelesteとかの難易度が難しそうに見えて万人向けに調整されてたか実感・・・。

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投稿日2018.08.12
かてごりー: インディー系のゲーム