[マリオオデッセイ] Jump Up Super Star!を日本語訳してみた&歴史がつまった歌詞の意味を考察!!


  • 2017年10月22日
  • カスタムカテゴリー: マリオ

マリオオデッセイのPV曲にして、マリオシリーズ初のボーカル曲、「Jump Up , Super Star!」を和訳してみました!

いや、ネット上見たら、ちらほら和訳してくれてる方見かけるんだけど、自分でも和訳してみたかったので、ほかの方の訳は参考程度にとどめて、自分でぜんぶ訳してみました。

自分で訳したいなーって思ったのは、この曲って、マリオシリーズの総決算的な曲なので、ところどころ、マリオのゲームネタが散りばめられて、そのへんを訳出したいなと。

英語得意じゃないので、頑張って調べながらやった訳なので、原語のニュアンスを拾いきれてない部分もあるかもだけど、かなり頑張りました。

というか、ここのインタビューによると、まずサウンドデザイナーの鈴木伸嘉さんが日本語で作詞して英語に訳したらしいから、和訳するまでもなく日本語の歌詞がありそうなんだけどなー(^_^;)

元の英文歌詞は、ここを参考にしました。〈※発売後追記 パケ裏に公式歌詞書いてありました〉

Jump Up, Super Star! – Super Mario Wiki, the Mario encyclopedia

元の歌詞のほうも載せて対訳にしたかったけど、多分、こういうのってジャスラックに摘発されそうなので、それがしの下手な訳だけ載せときます。リンク先ページの詞と見比べたり、PVと聴き比べたりしてみてください。

あと、ギターとかウクレレで演奏しちゃいたい人は、↓ のページがコードと同時に曲を再生してくれるのでいい感じ。

Jump Up, Super Star! – Super Mario Odyssey – Music Chords

では以下に自分で訳した和訳をば。

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Jump Up , Super Star!和訳

※訳し方としては、元の歌詞に忠実だけど、字義訳になりすぎず、原語のニュアンスにそってちょっと意訳している感じ。ゲームの元ネタがありそうな部分は、カッコ内に元の歌詞を書いています。

Jump Up , Super Star!(飛び立てスーパースター!)

さあ行こう(Here we go) ハメをはずして
今こそ出航する(raise our sails)時だって思わない?
キミの知らなかった自由がある

バッグもパスポートもいらない
すぐ行こう!って言おう
きっと脱帽(my hat is off to you)しちゃうかも

ああ、あの月(the moon)にまではるばる飛んでいける
このとびっきり広くてヘンテコなワールド(world)から
ジャンプ(jump)しよう、コイン(coins)を取ろう
Oh yeah!

今こそ空にジャンプ(jump up)する時
ジャンプして、怖がらないで
ジャンプして、そうすれば悩みも飛んでいく

そして、もしも暗い雲がどんよりしはじめても
恐れないで、泣かないで、だって
私がキミの1-upガール(1UP Girl)になるから

そう、みんな最高に高くジャンプ(jump up super high )しよう
空高くまで
ダンスみたいなパワーアップなんてない

知ってるでしょ、キミは私のスーパースター(Super Star)
誰もこんなに遠くまで私を連れていけない
私はスイッチ(the Switch)をつけてる
準備して
さあ、オデッセイ(the odyssey)を始めよう!

オデッセイよ、ほら! (7回繰り返し)
オデッセイ、オデッセイ!

ルーレットを回して、チャンスをつかんで
あらゆる旅で新しいロマンスが始まる
新しいワールド(A new world)があなたを呼んでる

寄り道して探索して
新しい役者を見つけよう
どんなキャプテンもクルーが必要でしょ

あっちへこっちへ動いて切り抜けろ
ちょっと違う見方をして
ジャンプしよう、コインを取ろう
Oh yeah!

おいで、空にジャンプしよう
心配せずにジャンプしよう
ジャンプしよう、だって、私がついてるから
ぬか喜びに終わっても
やきもきしないで、忘れちゃだめ
キミは今でも私達の1-upボーイ(1UP Boy)なんだってこと

だから行こう、帽子をまっすぐ直して
つまさきをトントンして
このリズムはスーパーキノコ(the power ‘shroom)
忘れちゃだめ、キミはスーパースター(the Super Star)
ほかの誰もここまでやり遂げられない
くしで口ひげ(that ‘stache)を整えて
堂々と胸を張ったら
さあ、オデッセイを始めよう!

今こそ空にジャンプする時
ジャンプして、怖がらないで
ジャンプして、そうすれば悩みも飛んでいく

そして、もしも暗い雲がどんよりしはじめても
恐れないで、泣かないで、だって
私がキミの1-upガール(1UP Girl)になるから

さあ聞いて、すべての少年少女たち
世界中のみんな
立ち上がって進み出すのを怖がらないで
知ってるでしょ、わたしたちはみんなスーパースター
一人ひとりみんなここまでやってきた
笑顔浮かべて
時間をムダにしないで
さあオデッセイを始めよう!

 

おわり。

歌詞の元ネタっぽい部分考察

とまあ、訳してみたけど、いやー、マリオシリーズの色んなアレコレが詰まってて、しかも新作マリオオデッセイとオーバーラップする内容ですばらしいですね!

まず最初の「さあ行こう」(Here we go)は、おなじみ、コースを選んだときにマリオが叫ぶ掛け声から。チャールズ・マーティネーのあの声が脳裏に焼き付いてるマリオファンは多いはず。後で出てくるOh yeah!も、クリアしたときの「Oh yeah, Mario time 」ですよね。

「出航する」(raise our sails)は字義的には「帆を上げる」、たぶん、今作のマザーシップのオデッセイ号の出発のことを指してるのかな。バッグもパスポートもいらない、のくだりは、マリオが国から国へと国境を自由に越えて旅をするマリオオデッセイのコンセプトを表していると思われ。

「脱帽する」(my hat is off to you)は、日本語でもある「シャッポを脱ぎますよ」的な表現だけど、今作のマリオが帽子を脱いで投げて飛ばすことあたりと掛けてるのか。それかPVにあったオープニング部分で、帽子の国でキャッピーと出会って帽子を取られて驚いてたところかな。

「ムーン」(the moon)まではるばる飛んでいく、ってところは「月」と訳すかどうかは悩むけど、なんとなく今作のアイテムのパワームーンのことじゃね?と思ったので「ムーン」で。だけど単数系のthe moonだから、本物の月の可能性が高いかなぁー、もしかしたらストーリーのどこかで本物の「月」に飛んで行ったりして。ムジュラの仮面みたいにね(笑) (※発売後にプレイしてみたら、帽子の国から旅立つときに、でっかい月に向かって飛んでいく部分のことを言っていたんだと気づきました。そしてラストでは…(ネタバレ自重))

ヘンテコな「ワールド」(world)も、「世界」と訳しても意味は通じるけど、マリオ的には「ワールド」でしょうということで。後で出て来る、「新しいワールド」(A new world)があなたを呼んでる、って部分とつながってるから、マリオでワールド1をクリアしてワールド2へ行く的なことを表現してるんだろう。

「ジャンプ」(jump)しよう、「コイン」(coins)を取ろう、は何度も繰り返されるフレーズだけど、もう説明するまでもないマリオの代名詞。マリオは最初ミスタービデオゲームとかジャンプマンとか呼ばれてたんでしたっけ。あとコイン取りまくってるから架空の長者番付の一位になったりね。

私がキミの「1-upガール」(1UP Girl)になるから、の部分は、言わずもがな、1-upキノコから。だけど、このセリフを言うのが歌い手であるポリーンなところが泣ける。初代ドンキー(マリオのデビュー作)のヒロインだったポリーンが、ここに来て、マリオの新作を超盛り上げて、1-UPさせてる感が出てますね。マリオシリーズはまだまだ人気だけど、ゼルダがBotWで1-UPしたように、そろそろゲーム業界のトップに復活するぜ!みたいな。ゼルダがBotWで初代回帰したように、マリオも初代ヒロインが出てきて1-UPってのはいいなー。

キミは私の「スーパースター」(Super Star)も説明するまでもなくスーパースター。ゲームのアイテムのスーパースターと、現実の人気者という意味でのスーパースターを掛けている。去年も東京オリンピックの看板キャラに選ばれたり、USJり新アトラクションの顔になったり、Apple Storeで大ニュースになったり、確かにマリオはスーパースター。

その後の、I’m flipping the switchは、直訳だと、「私がスイッチを入れている」だけど、これはどう考えても、ニンテンドースイッチと掛けているので、「スイッチをつけてる」的な訳にしてみました。ソフトを準備して、マリオオデッセイを始めよう!と続くわけで。

ここで、間奏になって、ポリーンがオデッセイを連呼するんですが、ゲームをプレイして興奮してる様子に重ねてるのかなーと思ったり。たぶんそれがしもゲームプレイしはじめたら、我を忘れてオデッセイオデッセイ言う(笑) そういや、英語のオデッセイの発音って、アレッスィみたいな感じなんですね。この連呼で覚えた。

続く部分は、ちょっとネタがわからない。ルーレットを回してチャンスをつかむとか、寄り道して新しいキャスト(役者)を見つけるとか、どんな船にもクルーが必要ってなあたりは、なんとなくマリオオデッセイのゲーム部分と掛けてるっぽいんだけど、まだ未発表というか、遊んでみて始めてわかる部分なんじゃないかなー?? オデッセイ号のクルーが旅先で増えるの?? それとも、もしかして、キャプチャーのこと言ってるのかな? (※発売後にプレイした感じでは、おみやげとか買い集めて載せることを指している?)

あっちへこっちへ動いて切り抜けろ(Take it in stride as you move)、ちょっと違う見方をして(They’re just different points of view)、のところはニュアンス的に訳しにくかったんだけど、マリオオデッセイのアクション性についてだと思う。前半は右へ左へのアクションで難所を切り抜けて、障害物を乗り越える感じ。後半はたぶん、右スティックで視点を変えて見回せ的な? 3Dマリオやったことある人ならどっちも想像つくはず。

そのあとは、ちょっと起承転結の「転」の部分で、スーパースターのマリオが落ち込んでいる描写。失敗したりぬか喜びになったりしても、キミは今でも私達の1-upボーイ(1UP Boy)なんだってことを忘れないで!ってポリーンが励ましてる。

これは個人的には、WiiU時代の任天堂のことなのかなと。マリオは頑張ってたけど、活躍できなくて、家庭用ゲーム機は時代遅れだとかオワコンとか言われて、あげくのはてに岩田さんが亡くなって、任天堂のどん底時代。あのときのWii U発売前の期待から赤字へ転落したときの様子こそ、「ぬか喜びに終わっても」(if you find you’re short on joy)そのものだったなーと。だけど、ポリーンはあきらめず、マリオに、「キミは今でも(Still)私達の1-UPボーイなんだから」って励ます。なにこれ泣ける…(´;ω;`) 

どん底にまで落ちた、任天堂とマリオ、だけど、みんなマリオが帰ってくることを信じてた! それで次の歌詞の「だから行こう」につながるわけです。帽子をまっすぐ直して、靴のつまさきをトントンして、口ひげ(that ‘stache)を整えて、堂々と胸を張って、ってのはマリオの風貌をうまーく歌詞に織り込んでる。まさにその様子が目に見えるかのよう。スーパーキノコ(the power ‘shroom)のリズムでパワーアップというのは、あの効果音とともに、弱ったチビマリオがスーパーマリオへと復活するのを思い起こさせます。

そんなマリオにポリーンは、「忘れちゃだめ、キミはスーパースター、ほかの誰もここまでやり遂げられない」と励ます。確かにWiiU時代のマリオは勢いが衰えてたけど、それまで積み上げてきた業績は前人未到、あれだけマインクラフトとかグランドセフトオートに追い上げられても、シリーズ累計売り上げと世界的な知名度は圧倒的にマリオ! あなたは誰もここまで成し遂げられないほどのスーパースターなんだから、自信を持って! もう一回胸を張って立ち上がって! と励まされて、オデッセイを始めよう!つまりマリオオデッセイの発売へとつながるわけです、かっけー!!!

そこからはいったんサビ部分の繰り返し、そのあと最後はなんと、プレイヤーたちへののメッセージに。世界中の少年少女たちに語りかけて、これまでのマリオのストーリーは、キミたち一人ひとりのことなんだ、って励ます。みんながマリオであり、みんながスーパースター。たとえくじけることがあっても、マリオがこれまでやってきたことを思い出して立ち直ったように、みんなここまでやってこれたスーパースターなんだ、ってことを思い出して、と。

こう言えるのは、マリオが性格も個性も確立された1人のキャラクターなんじゃなくて、いつの時代もプレイヤーの分身、ミスタービデオゲームだったからこそ。マリオはほとんどしゃべらない。最低限の設定しか持たない。だからいつもプレイヤーは、マリオ =自分自身だと思ってプレイしてきた。その長い歴史があるからこそのメッセージ。

これだけマリオをうまく描写してるのに、実は「マリオ」という固有名が一度も出てこない。マリオの風貌は描写しても、「マリオ」という名前はあえて出さない。それは、マリオ=プレイヤーキャラであり、あなたである、というメッセージを最後にこめたかったからなんじゃないかなーと思う。

マリオが挫折から立ち直って、再びジャンプしてオデッセイを始めたように、キミたちも笑顔になって、一人一人のオデッセイを始めよう! というところで終わります。いやー、マリオシリーズの総決算というか、マリオ初のボーカル曲にふさわしい感動の内容だった。

長々と書いてきましたが、あくまでこれはそれがし個人の解釈なので、実は全然考え違いをしてるところも多々あるかもです。それとか、複数の意味がこめられてるところだってありそう。こういうのって、これという答えが公式から示されてるわけじゃないので、一人ひとりが自分の思い出と重ね合わせて、感情移入できるところがいいんじゃないかな。

てなわけで! マリオオデッセイ発売まであと5日! 世界中の少年少女たち、Switchを起動して、自分だけのオデッセイへ旅立とう! ヒアウィーゴー!!!

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