最近ミートピア(Miitopia)を遊んでいます。ミートピアはRPGの登場人物に、好きなMiiを配役できるゲームで、ドラクエ3や世界樹などのキャラクリエイトできるゲームが好きな人にはうってつけのRPGです。
これまでのところ、パーティーメンバーはフレンドさんのMii、そのほかのNPCはオススメされる人気のMiiから選んでいます。パーティーメンバーがフレンドさんなおかげで、セリフのかけあいやリアクションに毎回大笑いしていていて、それだけでも最高のゲームなのですが…
登場するキャラの一人「大賢者」の配役で、オススメされるMiiの中に、Iwata、つまり岩田社長のMiiが!! 大賢者は、世界を旅する偉大で善良な魔法使い、ということで、配役するMiiもけっこう偉大な人じゃないとなー、と思ったので、迷わずIwataを選択。
そうしたら、大賢者のキャラと、岩田社長のキャラが妙に一致しててハマリ役でした!! スタッフもしかすると、岩田社長のことを念頭に置いて、哀悼の意もこめてこのキャラを作ったんじゃないかと思えるくらい。大賢者が登場するときに流れるテーマ曲はもう大賢者Iwataのテーマとして頭に染み付いちゃいました(笑)
それで、この記事では「大賢者Iwataメモリアル」ということで、亡き岩田社長を彷彿とさせる彼の活躍シーンをまとめてみました。
初登場時
主人公のピンチにさっそうと現れる大賢者Iwata。あのオソロシイ大魔王でさえ一目置く勇姿に、いったい何者?と思わずにはいられません。「フム」が口癖なあたりも、岩田社長がリアルで言いそうな感じ。
トナリーノ国編
今回のIwataは少し頼りなさげ。魔人トランプ(←これもオススメの配役(笑))をランプに封じ込めていたんですが、そのランプを失くしてしまった探し回っているところ。ランプは結局、トナリーノ国のトモシル王子が見つけて魔人を解き放ってしまったので、主人公たちが魔人トランプを懲らしめるハメに。ちゃんと大事なランプは管理しといてくださいよー、社長!!
エルフの村編
ここでは、エルフの村に迫る大魔王の魔の手について警告するだけの登場。岩田社長とついに「こんにちはIwata」とフランクに話せる仲になってしまった(笑)
火山編
ここからが大賢者Iwataの本番。
さらわれた仲間たちをかくまってくれていた大賢者Iwata。仲間たちの顔を取り戻す一人旅に、なんとスポット参戦して協力してくれることに! Miitopiaは岩田社長を仲間にできる神ゲーの座についたのだった!! ミートピア買ってよかったー!!!
ほんとに岩田社長が言いそうなことだから困る。MOTHER2開発の助っ人として駆けつけたときに、
よければお手伝いしますが、つきましては2つ方法があります。 いまあるものを活かしながら手直ししていく方法だと2年かかります。イチからつくり直していいのであれば、半年でやります
と言ったという伝説が思い出されました。MOTHER2の開発のときも、岩田社長はぜんぶ一人でやるんじゃなくて、みんなが快適に使えるツールを作るというサポートによって、開発期間を短縮したんですよねー。「人助け」が趣味の岩田社長らしい。
そして戦闘シーン。
主人公が寝ている間に倒してしまってくれるとか、頼りになりすぎる。
社長!!! フレイムタワーって何??? 3ケタのダメージって初めて見ましたよ!!! 力出しすぎです!!!
社長が本気を出すと、もっとヤバいことになるらしいですが…。
岩田さんのキーボードを叩く音はすごいんですよ。ガチャガチャガチャとかいう擬音のレベルじゃないくて,ドゥルルルル!と鳴り響くんですよ。あまりに指の動きが速すぎるせいで,キーボードを打ち続ける音がまるで連続した一個の音のように聴こえるんです。あんなに速いタイピングをする人は,ほかに見たことがないですね。
「岩田社長ってさ、なんで天才プログラマーって呼ばれてるんですか?」なんて聞いたら、まったく同じセリフで返事してくれそう。
みんなが困っててオロオロしてるところに、落下傘で降りていくの大好きですからね。『MOTHER2』の出会いもまさにそうでしたし(笑)。
なんて言って、いつもみんなを手助けしていろいろ教えていた岩田社長らしいセリフ。
そんなわたしも、岩田さんのゲーム人口拡大戦略で戻ってきた人なので、ライトゲーマーでも、ゲームを楽しめるようにしてくれた岩田社長には本当に感謝してます。まあ、岩田社長は、ライトゲーマー、ヘビーゲーマーみたいなカテゴリにはこだわってなかったみたいですけどね。
というか、そもそも、ライトユーザーとかコアユーザーとかを切り離して考えるべきではないと思うんですよね。だって、全員、最初はライトユーザーじゃないですか。ライトユーザーからはじまって、そのなかから、それが好きでたまらない、というふうになる人もいる。それなのに、なにか、両者が生まれついての違うものであるように言われ過ぎているように思って。
そんな岩田社長のゲーム人口拡大計画で生み出された新しいタイプのゲームのひとつに、トモダチコレクションとか、すれちがい伝説、そしてその延長線上のミートピアもあるんじゃないかと思います。そう考えると、まさに、ミートピアの世界において、岩田社長が大賢者Iwataと呼ばれてレジェンド視されていても不思議じゃないわけで。
いや、それでもゲーム中で、岩田社長と旅できるというのは、まあ不思議なんですけども(笑)
ひとつ言えるのは、ゲームの中とはいっても、岩田社長と一緒に旅ができて、亡き岩田社長のことを偲べるミートピアは、本当にすばらしい神ゲーだなーということ。もちろんそのほかの要素も楽しいことばかりで、フレンドたちと一緒に冒険できて、大笑いできるのは最高です。今年は世界樹5も楽しく遊んでいるけど、それを差し置いても、ミートピアが今年のベストゲーム、ということで決まりだな―と思います。