ピクミン3クリア感想!! ピクミン初体験で「やりくり」「マネージメント」の面白さに気づいた!


リオカート8購入の特典キャンペーンで、WiiUソフトを2本無料プレイできたので、以前から気になっていたピクミン3をやってみました!! 名作と噂に聞くピクミンシリーズですが、なんとなくプレイのきっかけが得られず、今回初体験です。無事にエンディングまでクリアできたので、感想を書きたいと思います。

ラスボス戦やエンディングのネタバレありなので、これからプレイされる方はご注意ください。

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はじめてのピクミン挑戦!

はじめてのピクミンということで、まずはどんなゲームなのかもわからない状態からスタート。

ジャンルを見ると、公式ではAIアクションとなっていますが、世間では、最も成功したリアルタイムストラテジーとして認知されている様子。ここでわたしには一抹の不安が…。

以前Wiiの評価が高いリアルタイムストラテジーであるタクトオブマジックをプレイしたのですが、あまりに難しくて途中で挫折してしまったのです、リアルタイムで適切な指示を出すということの難しさを感じました。

それでピクミンも恐る恐るのスタートとなったのですが…。

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いろいろな操作方法―ゲムパオンリーがやりやすい!

さすが任天堂の宮本茂さん制作のゲームだけあって、序盤は操作に慣れさせるためのチュートリアル的な展開がとても自然で親切でした。

最初は規定の操作方法っぽいゲームパッドでの操作を教わって、テレビを見ながら、ゲームパッドのタッチパネルでピクミンを飛ばす感じ。ところがこれがかなりやりにくい。テレビ画面では、この位置にピクミンを飛ばしたいと思っても、ゲームパッドの手元では位置がずれて、うまく狙えない状態に。

なかなか慣れなかったので、他の操作方法を試すことに。まずはミーバースでもおすすめされたリモヌンスタイルに挑戦。Wiiの時から安定して楽しめる優れた操作スタイルだとか。確かに飛ばしたい位置を、テレビ画面で直接ポインターで狙えるのは良さそうです。それでリモヌンで行こうと思った矢先、なんとヌンチャクが故障…。

ヌンチャクのスティックがうまく利かなくなりました。共にギャラクシーをめぐり、盾アタックを放った相棒がこんなところでついに寿命が尽きるとは…。ヌンチャクを新しく買いに行くのも気が進まなかったので、第三のプレイスタイルとして、ゲームパッドオンリープレイを試してみることに。

このゲームパッドオンリープレイは、発売後にアップデートで追加されたプレイスタイルらしいのですが、これがすごくやりやすい! 簡単にいうと、ゲームパッドに画面が表示されるので、タッチ操作で狙いたいところを狙えるというお手軽さ。すごく気に入りました。

唯一かつ最大の問題は、ピクミン3のすばらしいグラフィックが見れないこと。ゲームパッドの小さな画面でちまちまとプレイするゲームと化します。さらに、家族と一緒に画面を見て楽しんでいたのですが、ゲームパッドオンリープレイにすると、テレビ画面は真っ暗になってゲームパッドを見てください、と表示されてしまうのです。それで家族と楽しめなくなりました。テレビにも同じ画面を表示してくれたらいいのに、メモリが足りないのかなぁ…。

とはいえ、テレビ画面を見ながらゲームパッドで操作するのはわたしには無理っぽかったので、ゲームパッド単体でちまちまとプレイして、ボス戦などの華やかなところだけ家族に見せることにしました。

「やりくり」する楽しさ=「マネージメント力」

ピクミンの楽しさは「やりくり」にあるというのを宮本さんが語るのを何度も見て知っていたのですが、プレイするまで楽しそうに思えませんでした。だって「やりくり」っていうと、「家計をやりくりする」とか「経費をやりくりする」といった言葉ばかりが思い浮かんで、お世辞にも楽しそうじゃないですよね(笑) なんかケチケチしてるというか、窮屈というか。

でも実際にやり始めてみて、楽しさがわかってきました。ピクミンでは1日の限られた時間(日没まで)に、先に進むため、いろいろなことを同時進行しなければなりません。橋を作る、果実を回収する、原生生物をやっつける、などを手分けして同時進行し、一日の間にできるだけ多くのイベントをこなして先に進むという楽しさがあります。

もちろん時間をかけてゆっくりやってもいいんですが、ゲームなので、やっぱり先が気になりますよね。この壁の向こうには何が待っているんだろうとか、まだ行っていないあちらのルートには何があるんだろう、とか。だから、時間制限があっても、その日のうちに出来るだけストーリーを勧めたくなるのです。

そうすると、限られた数のピクミンたちを別行動させて、さまざまな作業を同時にこなして、スピードアップしたいと思います。

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ところがどっこい、橋を作るのはこれぐらいの人数で大丈夫だろうと見込んでいたら、近くに強力な原生生物がいて全滅!なんてことが起こったりするのです。つまり、効率を求めて分散するのはいいけれど、分散しすぎるとかえって効率が悪くなって遅くなってしまうのですね。

これって、多分、会社経営とかのマネージメントをやっている人たちが、いつも考えてやっていることなのだろう、と思います。つまり、効率よく部署に社員を配置したいけど、人数が多すぎても少なすぎてもダメなので、仕事に合わせて最適な人数を予測する、とか、トラブルを見越してあらかじめ人員を割いておくとか。

「やりくり」はともかく「マネージメント」であれば、確かに楽しいと感じる人も多そうです。マネージメントと聞いて、セコそうとか、ケチそうと感じる人は少ないと思います。マネージメント力を鍛える脳トレゲームって宣伝したほうが売れるんじゃないかな?(笑)

自分なりに考えた最善のマネージメントが計画どおりに進んで、上の写真みたいに橋を完成させると共に果物を運んでくるなどの作業連携がうまくいき、日没までに多くのことを成し遂げてストーリーが進むと気持ちいいです。

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集める果物にも色々種類があって何人送れば持ち帰れるかも異なりますし、特殊なところにある果物には向かわせるピクミンもしっかり選ばないといけません。たとえば水中に沈んでいる果物は青ピクミンでしか回収できませんし、高いところの果物は羽ピクミンが必要です。

そんなこんなで計画だてて行動し、タイムアップ寸前に計画を達成できたりすると、すごく嬉しくなりますね!

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宮本さんは、日常生活の「気持ちいい」ことをゲームにする名人だけれど、計画を立ててマネージメントすることの「気持ちよさ」をゲームにするなんて、本当にすごい人だと思います。ピクミン3はそんなに売れたわけではないみたいだけど、こうした独特で他に類を見ないゲームを創れるというのはやはり天才といって差し支え無いですね。

襲い来る強敵たち

さまざまなピクミンたちの特性を使い分け、時間をやりくりしてマップをどんどん進んでいくと、一番奥には、原生生物のボスが待ち受けています。それがまた、どれも一筋縄ではいかない強敵ばかりなのです。

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まず本当に巨大で、クラフィックも生物らしく有機的なので、すごく迫力があります。それぞれ攻撃力も高く、油断しているとピクミンたちがあっという間に大量死。まったく気が抜けません。常にピクミン全体の動向に気を使って、指揮する必要があります。まさにストラテジーの醍醐味!!

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そして、ボスの倒し方も、いろいろなバリエーションがあって、パッと見はどこから攻めていいのかわからず、5分、10分とただ逃げまわって、打開策の糸口を探すこともしばしば。これはゼルダなどもそうですが、倒し方が最初から分かっているわけではないことが、ボスの脅威を引き立てますね。

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さらに、やっと倒し方がわかっても、チャンスはすごく小さかったり、なかなかつけ込むスキがないこともしばしば、わずかなチャンスを狙って突撃するのですが、間に合わなくて返り討ちにあってしまうこともあります。この辺りの手に汗握る感じのバランス調整がすばらしいですね。

弱点を突くためにどのピクミンを使えばいいのか、という使い分けも大切ですし、本当に軍隊を指揮している司令官のような緊張があります。そして自分の指示のミスでピクミンが死んでしまうと、本当に申し訳なくなりますね。でもその悔しさをバネに指揮者としてさらに成長できるのがこのゲームのすばらしいところ。一見すると命の価値がとても軽い世界に見えますが、プレイヤーは命の価値を感じとって成長していくことができるのです。

ミュージカルみたいなエンディング

ラスボスはなかなかの強敵でした。ラスボス戦は、最終マップそのものが、襲い来るラスボスから逃げながら洞窟の出口を目指すという緊迫感あふれる逃走劇なのですが、解法がわかるまでなかなか苦労しました。

解法がわかると、ラスボスを引き付けておく別働隊をぐるぐる歩かせておくだけになるので、かなり単調で味気ないんですが、そのあたりに自分で気づくまでがミソですよね。

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洞窟を脱出すると、ラスボスとのガチバトルになりますが、これもまた色々考えさせる手に汗握る戦いでした。これまでの経験から、ピクミン3初登場の新キャラである羽ピクミンと岩ピクミンが優遇されている気がしたので、その二種類を大量に引き連れて臨んだのですが、多分、どのピクミン連れていてもクリアできるようになっているみたいです。

かなりタフなラスボスとの死闘を制すると、いよいよエンディング。

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エンディングは、まるでピクミンのミュージカルみたいな、とても楽しい(でもちょっと自然界の厳しさも感じさせる)ピクミンらしいエンディングでした。この純粋で可愛らしく、一匹も死なせたくない!と思わせるキャラクター性はピクミンならではですね。

このミュージカルみたいなエンディングが、のちのピクミンショートムービ制作のきっかけになったのかもね。ピクミンが、弱肉強食の厳しい世界観を描いたゲームなのに、楽しく可愛らしいゲームとして愛されている理由がよくわかったように思います。

弱肉強食の世界といっても進撃の巨人みたいに殺伐としてるんじゃなくて、あくまで捕食者のチャッピーもめちゃかわいいんだもんなー(笑) こういう世界観はさすが任天堂と思います。

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そしてThe End。

主人公たちはピクミンたちを後にして自分たちの星へと戻りました。

…かなりピクミン増やしたけど、ピクミンって主人公たちいなくてもやっていけるの?? 指揮しないとめちゃ弱くて一瞬で殲滅されていた印象しかないんだけど…(苦笑) 次に来たとき、彼らが絶滅していないことを祈ります。そもそ青ピクミン絶滅しかかってたし。

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最後のモノローグも、なんだか皮肉たっぷりで笑えました。人間は同じ過ちを繰り返すとか、食糧危機とか。いや、あまりに現実の話すぎて笑えない。

ピクミンの世界のとりこになった

こんなわけで、はじめてのピクミンシリーズとしてピクミン3をクリアすることができました! クリア時点での成績はこんな感じです。

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持ち帰った食料資源の数の世界ランキングは、平均よりけっこう下ですね。わたしは初プレイでけっこう持ち帰った気になっていましたが、全部で65個もあるんですね。きっとシリーズ経験者は、徹底的に探索してからクリアしているのでしょう。それだけやりこみ要素も豊富だといえます。

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探索結果は、31日目でクリア。確か初代は30日以内でクリアしないとゲームオーバーでしたっけ。その規準なら、クリアできなかったところですね。

クリアまでに死んだピクミンも、かなり多くなってしまいました。特に、前衛部隊として活躍させていた岩ピクミンの犠牲者が多くなってしまいましたね。大半はラスボス戦で殉職したのではなかろうか…。逆に機動部隊の羽ピクミンは、出突っ張りだったにも関わらず、危険をなるだけ避けるように指揮していたので、犠牲者は少なめでした。

わたしとしては、赤、青、黃の三色ピクミンよりも、機動部隊の羽ピクミン、攻撃部隊としての岩ピクミンが使いやすかったですね。今作初登場なので優遇されているのもあるんでしょうが、特性がはっきりしていたので、戦略を組み立てやすかった部分があります。いや、もちろんどの色も特性ははっきりしていて唯一無二の能力を持ってはいるんですけれど。

ストーリーモードはそれほど長くなくて、毎日ちょくちょくやっていただけのわたしでも、確か数週間くらいでクリアできたと思います。クリアまでにかかったゲーム内日数は約30日なので、わたしのペースで現実一日につきゲーム内一日で遊んでいたら、一ヶ月近くは遊べますね(笑)

とはいっても、果実をすべて回収したり、原生生物をすべて倒したりすることを目指すと、もっと時間がかかるので、ストーリーモードだけでも、遊びごたえは十分にあると思います。わたしはやりませんが、最適化されたマネージメントを目指したりする人は末永く遊べそう。

また、わたしはほとんどやりませんでしたが、時間内のミニマップクリアを目指すミッションモードというのがありました。わたしは最初の2つくらいしかクリアできず…相当奥深いゲームなのだな、と知りました。ライトゲーマーもクリアできるけど、ハードゲーマーもやり込めるというのが任天堂ゲームの特徴ですもんね。実際ピクミン3のメインはこちらのモードだという人もいて、発売後も追加有料ステージなどが販売されていました。

そこまでのハードゲーマーにはなれそうもないですが、わたしにとって、ピクミン初体験は、とても楽しい経験でした。ピクミン世界のとりこになったので、今後、ピクミン4が出たなら、ぜひ発売日に買ってプレイしたいと思うようになりました。これからもピクミンのゲームが発展していくのを楽しみにしたいと思います。

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