逆転裁判6感想「第四話 逆転寄席」ユガミ検事頼もしすぎる(笑) 嵐の前の小休止?


  • 2016年6月21日
  • カスタムカテゴリー: 逆転裁判

つになくテンポよく楽しめている逆転裁判6、ストーリーも佳境に入ってきたところで、舞台は再び日本に移ってのお話です。

「第三話」では物語のキーパーソンらしき人物であるドゥルクも現れて、ついに山場っぽい雰囲気でしたが、(おそらく恒例の最終話であろう)第五話の前のこの「第四話」は、どうやら小休止っぽい内容でした。

いつもの中盤みたいな冗長さもなく、全体的にテンポのよい今作らしいあっさりスッキリした内容で、今回 本筋に関わってこない前作の主人公、ココネちゃんとユガミ検事にスポットライトを当てた、番外編っぽいストーリーでした。

今回も、「第四話 逆転寄席」の感想を書いていきたいと思いますので、トリックのネタバレなどの部分はわかる人にだけわかる程度の書き方をしますが、未プレイの方はご注意ください。

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第四話「逆転寄席」感想

☆あらすじ☆

落語家の旋風亭一座で開かれた2代目美風襲名披露寄席の会場で、師匠の旋風亭獏風が殺された! その場に居合わせたのは、弟子の2代目美風と、バルーンアート芸人の風子、そしてソバの出前を届けに来たそば処「内館庵」の4代目内舘すすると、彼の友人であるユガミ検事だった。

師匠はソバに顔を突っ込んで窒息死しており、現場のダイイングメッセージも、「よんだいめそば」と書かれていて、警察はススルの犯行だと断定。しかしススルをよく知っているユガミ検事は彼の無実を確信し、成歩堂なんでも事務所に弁護を依頼してきた。

ところが、なんとナルホドくんもオドロキくんも不在。唯一動ける弁護士はなんとココネちゃんただ一人!? 頼れる先輩たち不在の中、19歳の新米弁護士は依頼人を救うことができるのか?

まさかの多重人格?

そんなイキサツで始まった第四話。これまでのストーリーとはうって変わって、何の脈絡もない落語とソバの物語です。第二話がオドロキくんとミヌキちゃんにフォーカスした話だったのに対し、第四話は、前作の主人公ともいえるココネちゃんとユガミ検事の物語。

いきなりの依頼で、事件の内容すら把握せずに裁判所に来てしまったココネちゃんのもとに、ユガミ検事が連れてきたのは…

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酔っ払ってグダっている被告人、そば処「内館庵」の四代目、ススルくんでした。いつもは依頼人が信頼に足る人物だから弁護しようという流れになるのに、今回は、被告人は見知らぬ人物、しかも第一印象最悪。でも、被告人をよく知っていて、信頼しているユガミ検事からの依頼なので、仕方なく…という感じです。

敵は手強い、というか理屈が通じないオカルト ナユタ検事。立ち向かうココネちゃんはナルホド所長もオドロキ先輩もいない…。けっこうな背水の陣です。

本当にこの被告人、無罪だと信じていいのかなー、というレベルなのですが…

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一応、根は純粋な青年で、ソバのことになると酔っ払っていてもキチンと仕事をこなすマジメなところも。先代のときからよく知っているというユガミ検事は、このあたりのススルくんの様子もしっかり見てきたんでしょうね。酔っ払ってグダるようなヤツではあるが、絶対に殺人を犯すようなことはない、ってことかな。

ほかの証人は、肝心のバルーンアートのセンスが型なしなものの、

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バッルーン!を武器に裁判長を悩殺する風子さんと…

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そしてもう一人、曲者の美風さん。

まあ、序盤で明らかになってトリックの中核には関係してこないのでネタバレしちゃいますと、この美風さん、「多重人格」設定なのですね。

ココネちゃんの心理分析で、複数の感情が同時に表れる不思議な現象が発覚して、多重人格だと判明するという。

正直言うと、最初プレイしていて、多重人格だとわかったときは、多重人格って、けっこう重い原因で発症する病気なので、あんまり軽く扱ってほしくないなーと興ざめしました。多重人格でなくとも、ゲームの中で、たとえば統合失調症とかの病名出して、軽い雰囲気で扱われたら不快感を感じる人もいるだろうし。

でも冷静になって考えてみたら、そもそも逆転裁判というゲームも含めて、推理モノって、殺人とかの凶悪犯罪を娯楽として扱っている作品だから、いまさら不謹慎とかいう問題でもないよなーと思い直しました。現実は現実、ゲームはゲームで分けて考えるしかないよね、と割りきって楽しむことにしました。

多重人格設定については、記憶を共有できる人格と共有できない人格がある、という話があったり、5歳の幼児人格が隠されていたりと、わりとまっとうな内容だったし、何より美風さんが多重人格のせいで殺人を犯した、というような内容ではなくて魅力的なキャラに描かれていたあたり、配慮はされているように感じたので、プレイ後は当初の悪印象もなくなりましたね。よかった。

それに多重人格になるようなタイプの人は、わりと演劇とかのスキルがある場合も多いそうなので、意外と美風さんみたいに芸人として活躍している人もいたりするのかも?という漠然としたリアリティを感じられる配役だったのもよかった気がします。

ユガミ検事が味方なら負ける気がしない

さて、そんなヒトクセもフタクセもある容疑者たちが登場する法廷なので、当然オカルト検事に押されまくるココネちゃん。ナユタ検事が法廷の印象を操作して、傍聴人たちを煽ってココネちゃんに敵対させたりして、ココネちゃんはメンタル面で追いつめられていきますが…

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な、なんと!! ユガミ検事が弁護側に立って、ココネちゃんの助太刀に!! なにこの熱い展開!! 

逆裁5のときも、ユガミ検事はココネちゃんを守ってくれていたわけですが、今回も頼れるお兄ちゃん?として、ココネちゃんをナユタ検事から守るために颯爽と登場! ユガミ検事かっこ良すぎるだろう…。

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早速ココネちゃんの代わりにナユタ検事のイチャモンを切り崩して戦ってくれるユガミ検事。完全にナユタ検事に踊らされていた法廷の空気が一変。

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そうそう、これこそユガミ検事お得意の心理操作。逆裁5では、この心理操作を武器にしてラスボスを油断させてワナにはめて討ち取ったりしてましたよね! 逆裁5の終盤でも思ったけど、この人、味方にすると頼もしすぎだわ、負ける気がしない。

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ナユタ検事も反撃してくるけど、なんかもうザコ敵にしか見えない(笑)、ナユタ検事が投げてくる数珠玉みたいなやつも、ユガミ検事がカタナで切り払ってくれるから、ラクチンラクチン♪ 正直いって、ナルホドくんが横にいるより、ユガミ検事がいるほうが心強いレベル。ほんと頼りになりすぎる。

それでもまあ、ススルくんの犯行を示すような証拠を切りくずすのは大変で、一時はココネちゃんもあきらめかけてしまうのですが…

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あきらめムードのココネちゃんにつかみかかって、怒鳴りながら揺さぶるユガミ検事。こ、殺される…(^_^;)

でも、そのおかげで自信を取り戻して弁護を再開したココネちゃん。とはいえ今回はココネちゃんがあきらめかけてしまうのも仕方ない気はするんですけどね。直接の知り合いではなくて、法廷で出会ったばかりで、しかも飲んだくれてぶっ倒れているような依頼人を最後まで信じろってなほうが酷だろうに…(^_^;)

まだまだ半人前なココネちゃんだけど…?

そんな半人前のココネちゃんですが、ユガミ検事の力強いサポートのもと、得意のココロスコープを駆使しながら真実を明らかにしていきます。

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相変わらずの謎技術だけど、すっかり裁判所に受け入れられてしまったココロスコープ。さすがサイバンチョ頭まだまだ柔らかいわ(笑)

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単に不適切な感情を指摘するだけでなくて、感情の大きさの変化に注目したり、感情の暴走の元になっている原因を指摘したりと、わりと楽しい。クライン王国のほうで出てくるミタマの神託に比べて、システムがわかりやすいし、スッキリしてるから、個人的にはこっちのほうが好きかな。

そして…

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ココネちゃんも受け継いだ発想の逆転! ちゃんと逆裁5のときと同様、最後はカンガエルートで決めてくれます!

…と思いきや…?

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ラーメン!?(笑) どっから出てきたの??

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次もまた(笑) ラーメンに頭を支配されている!!(^_^;)

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ラーメンって、あのナルホドさんたちがよく行ってるあの店のラーメンなの?? なんて名前の店だったか忘れたけど(笑) とにかく食い意地張りすぎでしょ! この大事なところでラーメンに頭を占領されるココネちゃんって…。

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しかも最後の最後までこの選択肢(笑) もう完全にネタ回として開き直っていますね…(^_^;)

「第四話」は結局そんな感じで、これまでの逆裁にもあったようなごく普通の事件で、どうやら本筋のクライン王国編とは関わってこなさそうな内容でした。前作のココネちゃん、ユガミ検事ファンに対するサービス回みたいなものかな。

探偵パートはなしで、裁判も一日目だけで終わるという、お手軽息抜き回で、サクサク楽しめました。キャラもそんなに多くないし、トリックもそんなに複雑ではない。でも逆転裁判らしいどんでん返しはしっかりあって、小粒ながらいい話だったなと。

不満点を上げるとすれば、時系列的なところかな。最初の犯行時刻が実は正しくないことがわかったことで、だれがどのタイミングで師匠の部屋に入って事件が起こったのかよくわからなくなりました。最後にススルくんが師匠の部屋に入って顔を真赤にして出てきたことが殺人の容疑につながってたと思ったけど、そのときってもう師匠死んでたんじゃないの? 適当にプレイしていたので、全容がちゃんと把握できてないです…(^_^;) まあ、それだけ気楽にプレイした第四話だったということで…(笑

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いよいよ次回は「第五話」。定石通りだと最終話になるはずですが…果たしてどんな難事件が待ち受けているのか、感想を書きたいと思います。

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