【幻影異聞録♯FE】中盤まで進めて良かった点・悪かった点の感想レビュー(ネタバレなし)


売日に買った幻影異聞録♯FE、休日を利用して、第三章までプレイしました。全体でどのくらいあるのか分かりませんが、だいたいレベルは30を超えたので、アトラスのゲームがレベル70くらいでクリアだとすると、おそらく中盤あたりだと思います。

中盤まで進めたことで、このゲームのおおまかな雰囲気やストーリーの展開がわかってきました。ストーリーのネタバレなしでこのゲームの良いところ、悪いところをまとめてみたいと思います。

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幻影異聞録♯FEの良い点

まずは、中盤まで遊んでみて感じた幻影異聞録♯FEの良い点を。

とても魅力あふれるキャラクターたち

キャラクター描写は、とても一人ひとりが魅力的、も個性的に描かれていて好印象です。発売前は、キャラに感情移入できるか不安でしたが、声優さんたちの熱演もあって、みんな愛すべきキャラになっています。

また芸能界が舞台だと、裏切りとかねたみとかのドロドロした人間関係がありそうですが、このゲームでは、ひたすら明るい印象をつきつめていて、キャラに嫌味なところはまったくありません。

発売前は、先輩アイドルのキリアさんあたりが厳しく冷たい人なのかもと思っていましたが、全然そんなところはなく、むしろ頼りになるかっこいい先輩でした。後輩にも優しいし、ちょっとおもしろいところもあって魅力たっぷりです。

▼キリアさんの意外な一面
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主人公の友だちのトウマくんも、こういうタイプのアニメにありがちな悪友ではなく、意外なほど純粋で、ヒーローの王道を目指すひたむきさを持った人に描かれていて、素敵な友だちになっています。

どのキャラも、現実にいたら知り合ってみたいと思えるほど、ポジティブに、ユーモラスに描写されていて、一人ひとりに感情移入するのがとても容易です。いわゆる「萌え」を狙って媚びているような感じはなくて、アトラスの良い意味での真っ向勝負が出ているように思います。

▼キャラのプロフィール画面も楽しい
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キャラが生き生きと感じられるTOPIC

このゲームでは、WiiUゲームパッドの画面が「TOPIC」という名前のSNSの画面になっていて、リアルタイムでいろんなキャラから連絡が入ってくるのですが、これが、今の時代に合ったすばらしいシステムで、キャラの存在感を演出しています。

特定のイベントのときだけ通知が入るのではなく、本物のSNSみたいに街を歩いているときなどの不特定のタイミングでゲームパッドが振動して通知が入り、内容もけっこう他愛もないものがあったりと、良い意味でリアルです。

自分が街を探索している間も、登場人物たちが別の場所でそれぞれの生活を送っているんだなぁと思わせるシステムで、登場人物のリアルさに一役買っています。

TOPICにはLINEのスタンプみたいなものがあって、TOPIC公式スタンプの他に、それぞれのキャラクターに合ったスタンプを使ってくるので、キャラの個性がにじみ出ているのも楽しいですね。

▼チキのTOPICとスタンプ
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華麗かつスピーディな爽快バトル

バトルシステムは、さすがにアトラスのゲームだけあって、ハズレがないです。色々な要素があって奥深いものの、決してややこしくはなく、自然にテクニカルな戦いが楽しめるようになる完璧なバランス。

難易度はノーマルでプレイしていますが、敵の強さもほどよい感じで、弱点属性をうまくついてセッションを発動させれば、爽快に勝てるレベルになっています。それがうまくできないと、一転してかなり苦戦するように調整されていて、緊迫感も十分。

バトルの演出は、少し長く感じるものの、全体的にスピーディでかっこいいので、後述する不親切さを除けばおおむね楽しいです。

バトルが単調にならないように、強敵ワイルドエネミーや、ランダムで発動する豪華な攻撃アドリブパフォーマンス、次々に覚える新しいスキルなど、さまざまな工夫がされているのは、やっぱりアトラスならではだなーと手放しで賞賛したくなります。

また、バトルのコスチュームを自由に着替えられるのですが、これもしっかり作りこんであってすばらしいですね。見慣れたキャラもコスチュームを変えるだけで、すごく新鮮で、同じアクションが突然かっこよくなったり、服を着替えるとバトル前に変身シーンが入ったりとかなり凝っています。

特に早期購入特典のコラボ衣装の数々が気に入っています。シャドウオブザラビリンス衣装のつばさちゃんはすごく可愛いですし、世界樹の迷宮III衣装のキリアさんは、個人的には感動するくらいかっこいいです。エリーちゃんやまもりちゃんにもコラボ衣装ほしかったなぁ…。

▼シャドウオブザラビリンスなつばさちゃん

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▼世界樹の迷宮IIIなキリアさん

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世界観に溶け込んでいるビジュアル

購入前は、ビジュアルがハイセンスなのか、オタクっぽいのか、どちらともとれる雰囲気でしたが、プレイしてみた印象としては、しっかり世界観に馴染んでいて、ハイセンスのほうだったと思います。

特に感じたのが、初PVのときにもあったヒロインの織部つばさちゃんがペガサスに乗って渋谷の上空を駆けていく場面。PV単独で見ると、なんだかちょっと気持ち悪さを感じたのですが、第一章のストーリーの中でそのシーンが来ると、まったく印象が変わって、すばらしい盛り上がる演出だと思いました。

そこに至るまでのストーリーの盛り上がりがしっかり存在していて、ストーリーと演出がうまく噛み合っていて、ただPVで見るより何倍も感動的な場面だったと思います。

だからこそ、このゲームは、PVやプレイ動画のような切り貼りのビジュアルで判断するのではなくて、実際に遊んで流れを追って楽しんでほしいなーと強く思います。

▼PVより何倍もかっこよかったこのシーン

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つい口ずさむ印象的な歌とハイクオリティなライブシーン

このゲームでは歌が重要な役割を果たしていますが、それぞれけっこう印象的な歌が多くてお気に入りです。

わたしは普段歌詞入りの歌はまったく聞かなくて、レトロ寄りのゲーム音楽オンリーなのですが、このゲームの歌はゲーム音楽とみなせるほどゲームに溶け込んでいてすばらしい。

オープニングで流れるキリアさんの「リインカーネーション」はストーリーにもしっかり関わっていますし、つばさちゃんのデビュー曲「Feel」もかなり重要な意味を持って登場します。

それぞれ、物語の進行に合わせて、町中の看板で宣伝されていたり、歩いていると店の中から流れてきたりして、完全にゲームのBGMの一部になっているので違和感がありません。

しかもさっき書いたアドリブパフォーマンスなどでバトル中にも突然歌い出したりして、その演出がかっこいいです。Bボタンでバトル中の演出はスキップできますが、つい飛ばさずに見てしまうくらい。

ところどころで挿入されるLIVEシーンのムービーもクオリティが高く、良いアクセントになっています。ダンスはプロの振付師によるものらしく、実際のアイドルが歌っているみたいですね。わたしは実際のアイドルが歌っているところをほとんど見たことないですが(笑)

▼クオリティの高いLIVEシーン

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声優さんたちの超熱演

このゲームで特にすごいと思ったのは、声優さんたちの熱演。わたしはアニメや声優にはあまり興味がなかったので、期待などはなかったのですが、ストーリーがフルボイスなだけでなく、バトル中もしゃべりまくるので楽しいです。

ダンジョンでは敵の出現などをボイスで知らせてくれますし、バトル中は、敵の弱点やセッションの不可などまで叫んでくれるので、ものすごく賑やか。一人用のゲームとはいえ、遊んでいて寂しく感じたりすることはないです(笑)

しゃべりすぎてうるさいとか鬱陶しいということもないので、ボイスパターンの多さや、何度聞いても飽きない声優さんたちの熱演のおかげだと思います。

ストーリーのほうでは、ついついテキストをスキップして飛ばしてしまうのですが、ものすごい変なセリフもしっかりボイス入りなので、ときどきしっかり聞きたくなりますね(笑)

▼こんなセリフまで熱演(笑)

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幻影異聞録♯FEの悪い点

ここまでは良い点を書いてきましたが、中盤までプレイしてみて悪い点もかなり色々感じます。

ところどころ不親切でプレイ時間水増しなシステム

悪いところとして一番気になっているのは、先日遊んだナナドラIIIに比べて、不親切に思えるシステムがけっこうあるように感じること。

据え置き機のゲームなので、プレイ時間がかかるのは当たり前なのかもしれませんが、携帯機のほうでは親切に配慮されていることの多い部分で不親切だと、どうにもプレイ時間が水増しされているように感じて、うっとうしく思います。

具体的には次のような点。

■戦闘に参加しない仲間は経験値をもらえない
このゲームでは味方キャラクターが7人?いて、ダンジョンや敵の構成により入れ替えながら戦うのですが、3人パーティです。いつでも入れ替えられるので、全員一緒に冒険しているドラクエの馬車方式に近いのですが、待機させているメンバーには経験値が入りません。

そのため、全員のレベルを上げようとすると、キャラクターを入れ替えて、何度もバトルする必要があるのですが、主人公は固定なので効率も悪いです。ナナドラIIIでは待機メンバーも一緒にレベルが上がってサクサクプレイできたのに。

■ロード時間が多い
マップ切り替え、バトル開始で頻繁に数秒のロードが入るので、テンポが悪いです。せめてロード中にゲームパッドでTOPICを確認できるようにしてくれたら違っていたのに。

▼戦闘前に毎回入る数秒のロード画面

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■演出のせいで時間がかかる
さまざまな演出はXボタンでスキップできるようになっていますが、武器合成と能力開発(カルネージ)のときに毎回必要ないムービーが挿入されるのは面倒です。

他のRPGでいうと、新しい武器購入や新スキルを覚えるたびにムービーが入るようなもの。しかも使い回しなので、意味がありません。戦闘中のアニメはスピーディですが、それでも次第に長く感じてきます。

マップ移動が今ひとつめんどくさい

移動にダッシュがないのと、場面切替時にロードが入るのとで、移動がめんどくさく感じます。おおかたのゲームよりは簡略化されていてストレスがないほうだとは思いますが、もう一歩足りない感じ。

武器合成などのために頻繁にブルームパレスという場所に行く必要がありますが、入るときも出るときも事務所の中を通らないといけなくて、その部分はショートカットできるようにしてくれたほうがよかったのでは?と思います。

またゲームパッドに表示される地図が、3Dダンジョンのテレビ画面と方向が一致しないせいで、ほとんど役にたたないレベルでわかりづらいです。イベントの場所などを知るのに使うため、要らないとはいいませんが、とても見にくい。

盛り上がるようで盛り上がらないストーリー

前述のようにキャラクターはとても魅力的で、描写も巧みなのですが、ストーリーは中盤になってもほとんど盛り上がりません。あまりに日常的すぎて、スケール感が小さく感じてしまいます。

芸能人の活動、ということで、普通の人からすると一見、非日常かもしれませんが、多くのRPGのような生死の関わる危機的状況ではないので、スケール感が小さいです。良くも悪くも、今の日本のアイドルの話でしかない。

アイドルたちが直面する悩みも、ヒーローショーに出たい、グラビア撮影が恥ずかしい、といった、よくいえば等身大の、悪く言えばありふれた小さなものばかりです。ムービーなどの演出のほうは盛り上げようと頑張っているのですが、肝心のアイドルたちのほうが盛り上がらず、薄いストーリーに感じてしまいます。

▼日常に近すぎてあまり盛り上がらない?

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これはアイドルの話が悪いのではなくて、同じアイドルものでも、未来を舞台にして世界の危機を織り交ぜていたマクロスFはスケール感をうまく大きくしていたので、多分描写の仕方によるんだろうなぁ…思いました。

ところどころ盛り上がるシーンはあるので、終盤にいくにつれてスケール感や緊迫感が膨らんでいくんだろうな、と期待してはいます。

ファイアーエムブレム?

ファイアーエムブレムらしさは、やっぱりあまり感じません。だれかが仲間になったり、サイドストーリーを達成したときにファイアーエムブレムのレベルアップSEが入って、そういえばコラボだったんだと思い出すくらい。

わたしは特にファイアーエムブレムのファンではなくて、新規IPだと思って購入したのでまったく気になりませんが、ファイアーエムブレム要素に期待した人はがっかりするかも。

しかし敵がペガサスナイトだったりするのはエムブレムっぽいですね。弓で攻撃しないと!と思います(笑) アーマーナイトやソシアルナイトなど、エムブレムの敵をしっかり3Dで立体化するとこんな感じになるのか―という感動はあります。

▼ファイアーエムブレムのモチーフはバトルのところどころに

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明るい雰囲気が魅力の良作RPG

まだ中盤なので、ゲームの評価をするには早いとおもいますが、ここまでの印象をまとめると、明るい雰囲気が魅力の良作RPGという感じです。生き生きしたキャラやセンスあるビジュアルが魅力で楽しいことは楽しいものの、ストーリーの弱さやシステムの不親切さのせいで名作とはいいがたい気も。

今後どう印象が変わるかはわかりませんが、それほど先が気になるストーリーでもないので、ゆっくり進めていこうかなと思います。また終盤にさしかかったりクリアしたりしたときに、感想や総評のレビューを書けたらいいなと思います。

▼追記:クリア後感想を書きました。

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