懐かしの聖剣2を「聖剣伝説コレクション」でクリアしたよー


この前プレイしたロマサガ2があまりに楽しかったから、昔挫折したゲームをこの機会にやってみよっかと思い立った。だけどスイッチはバーチャルコンソールがまだ出てないから、とりあえず、昔クリアできなかった聖剣2をやっちゃうか、と思って、聖剣伝説コレクションを買ったよ。

聖剣伝説は、25thコンサートも行ってきたし、音楽は大好きなんだけど、実は聖剣伝説2をちょっとやって挫折しちゃって、1とか3はやったことないんだよね。2も、今回クリアできたけど、ほんと子どものころにやったのかよ!!ってくらいになんにも覚えてなかったよ(笑) かろうじて音楽とか敵の一部とか覚えてたくらい? ラビはもちろん覚えてるけども。

プレイしてみてびっくりしたんだけど、こんなにも操作感がやばいというか、挙動が謎すぎて辛いゲームだったんだね・・・(-_-;) いや、ゲームとしてはクリアしてめっちゃ良かったから、名作と言われるのは十分わかるんだけどね。さすがにこの操作感の謎さだと、子どものころのそれがしが投げちゃったのもわかるかなー。だって根気ない子だったんだもん。今もだけど。

キャラと物語はほんと好き

主人公のランディ、プリム、ポポイの三人の魅力は、言葉で語り尽くせないほどのものがあるね。いま続けて聖剣3やってるんだけど、あっちのほうが操作感も洗練されているしキャラも多いにもかかわらず、個人的な気持ちとしては、聖剣2のキャラの魅力にはかなわないや。何がいいんだろう?って思うんだけど、まあ王道中の王道を行ってるというのかな。

今でも通用するファンタジーまっしぐらのキャラなんじゃないかなー。昔のゲームらしく、自由に名前つけられるから、喜んで好き勝手に命名したんだけど、おかげで感動のシーンがやばいことに・・・(´∀`;)

各地の精霊たちを仲間にしていって、最後に聖剣が発動するってストーリーは王道すぎてほんと好き。ことストーリーと世界観に関しては、神トラとかよりもこっちのほうがそれがしは好きだな。(ゲーム性は神トラだけどね笑) なんか色とりどりで楽しい感じ。一人で冒険するんじゃなくて、個性豊かな仲間がいるってだけでなんだか楽しくなるね。この部分がなくなったから聖剣伝説4はダメだったとか聞いた。

クリアしたレベルは、全員Lv59。ゲームによっては、裏ボスはレベル最高まで上げないといけないようにされてたりするけど、このゲーム隠しボスとかいないよね?

ゆきざうるす(ランディ)の武器レベルは、斧5、剣5、槍5、スピア6。主人公は魔法使えないから物理で殴るしかないけど、残りの2人に遠距離系装備させることが多くて、近距離武器中心だった。

るか(プリム)の武器レベルは槍2、弓7、でほぼ弓のみ。自操作にして回復魔法使うときも多くて、弓が使いやすかった。魔法レベルはウンディーネ6、ドリアード3。補助魔法使いの宿命か、回復魔法以外はなくてもクリアできちゃうんだよね・・・。昔のドラクエとか補助魔法やたら重要だった気もするけど。

おやつ(ポポイ)の武器レベルはムチ8。ほんとそれだけ。ムチはゼルダのフックショットみたいに使ってダンジョンを進まないといけないから、だれか一人ムチ役にしといて、必要なときに自操作に切り替えるってことになるよね。毎回装備し直さなくていいように。武器としても遠距離から攻撃できて優秀だし。結局、爪とブーメランは誰も使わなかった・・・。魔法レベルは、ノーム6、サラマンダー7、ルナ7、シェイド5、ウンディーネ6、ジン6、ドリアード3。はっきり言ってこのゲームの主力なので、ぜんぶ満遍なく上げた。というより、マナの聖地あたりの道中で、アブゾーブでMP回復しながらザコ敵倒してるだけで上がった。

操作性つらし・・・

ゲーム性のほうは・・・最初のマンティスアント戦でいきなり必中の魔法攻撃がたくさん飛んできたあたりで、ぎぇぇぇってなったよ(笑) よくあるARPGイメージしてたもんだから、こっちは自由に動けるのに、どこにいても魔法で即死させられるのって衝撃だよね。でもそういや聖剣伝説って初代からこうだったのか。やったことないけど、今だとドラクエ10に似てるのかな。自由に動いて敵を押したりできるけどほぼコマンドバトル、というか。

お次は、こっちの攻撃が、ゲージが100%溜まるまで待ってからじゃないとスカ当たりになっちゃうのも衝撃だったね。ふつうのARPGやってると、雑魚戦なんか、連続攻撃していってラグがないことが普通というか、それがARPGの売りだと思ってるから、一回攻撃するたびに、ウロウロして待つってのは慣れるまで違和感がすごかった。慣れるとリズム感があってわりと面白いんだけど、聖剣3だと廃止されて普通のARPGぽくなってたね。

そして、一番つらかったのは、ダメージ受けたあとの無敵時間がなかったこと。おかげで、大勢の敵に囲まれたら、一方的にタコ殴りされて、何も操作できずに死ぬことが多くて。ARPGなのに、自由に操作ができなくなるってのはほんとにストレスというか。MP節約のために敵避けてボスまで進もうとしたら、途中でリンチされたりね。

これらのシステムのクセみたいなのが、総攻撃状態で襲ってくる、序盤のタイガーキメラ戦はほんとに辛かったよ・・・たぶん、昔のそれがし、あそこあたりで詰んて投げたんじゃないかな。 

回復アイテムも各種4つまでしか持てないし、聖剣3みたいな倉庫システムや回復してくれる女神像ないから、なんとかしてボス戦までアイテム温存して、極力ダメージを受けないよう敵をスルーしてたどりついて、って頑張るしかない。コレクション版だと、バーチャルコンソール的なクイックセーブ機能があるのが、せめてもの救いか・・・。

だけど、ほんと、「せめてもの」って感じで、遊びにくさはほんと辛い。

そうそう、ボタン操作も、なぜかキャンセルがYで決定がBなんだよね。聖剣伝説ファンの人たちに言わせたら、慣れれば問題ないやろって怒られそうだけど、そうもいかないのが、今書いたクイックセーブ機能ですよ。ふだんの操作はキャンセルがYで決定がBのくせに、ZLボタンでクイックセーブを呼び出したら、そのときだけ決定がAでキャンセルがBになる。しかも、クイックセーブてきる機能って、ロードする機能もついてるから、操作ミスで思わずセーブするつもりがロードしちゃいそうでほんと怖い、そうでなくても、毎回セーブするたびに操作意識するのはストレス。

幸いにも、聖剣伝説2はこの時代のゲームとしては珍しくキーコンフィグ機能がついてるから、そこで最初のうちに、AとBの機能を逆にしといたよ。これでAが決定/攻撃、Bがキャンセル/自分のリングコマンド、Yがダッシュ、Xが仲間のリングコマンド、てな感じになる。

これでひと安心、と思いきや、仕様だから仕方ないとはいえ、自分のリングコマンドと仲間のリングコマンドのボタンが違うのも地味に意味不明でわかりにくい。今、だれにリングコマンドを開いているのか、というのが全然わからん。聖剣3ではここがちゃんと改善されてるんだけど、いかに聖剣2の操作系が複雑で整理されてないかの好例だと思う。ここまで色々ややこしいと、最後までプレイしても全部には慣れないな、さすがに。

クイックセーブ機能の罠

操作性のややこしさと、このゲーム特有の物理攻撃の通りにくさのせいで、序盤はほんとに辛かった・・・。

とくに、クイックセーブのこのシステムのせいで、一回本気で投げたくなった。

クイックセーブデータの使用方法に関するご注意

これ注意書き出るんだけど、この説明読まないと意味わからない。簡単にいえば、クイックセーブって、ゲームの通常のセーブデータの保存状況まで管理してるってこと。ゲーム内の通常セーブをちゃんとしてても、クイックセーブデータで古いのをロードしたら、通常セーブのデータまで巻き戻ってしまう。一回これをやってしまって、かなりショックだった。

だから、このコレクション版では、基本的に、ゲーム内の通常のセーブは使わず、ぜんぶクイックセーブでプレイしたほうがいいってことになる。

だけど、問題はこれだけじゃない。このクイックセーブもクセモノで、どこでもセーブできるぶん、セーブする場所によっては詰むことがあるんだよね。それをやらかしたのが、序盤のパンドーラ古代遺跡のボス、ルームガーダー戦ですよ。

このルームガーダーってボスは、ある程度ダメージを与えると、壁ごと接近して押しつぶしてくるので、ポポイの魔法で大ダメージ連発する以外にほぼ倒せない。だから、ここまでポポイのMPを温存しとかないと倒せない系のボス。

ところが、このときついうっかりこのボスの直前の部屋でクイックセーブしちゃったのね。直前の部屋だから、まだ出れると思うじゃん? ボス戦はじまってないし。と思ったら、なんか不思議な力で出られないとか言われて帰れず、魔法のロープでダンジョン脱出もできない。ポポイのMPないし、回復アイテムもない。レベル上げしようにも敵がいない。

何度かルームガーダーに挑んでみたけどやっぱ最後の大ダメージ連発しなきゃいけないところがどうしても無理。そしてこのゲーム、全滅したら街に戻るとかじゃなくて、タイトル画面に戻るだけ。詰んだ。

ほとんどクイックセーブでしかやってなかったから、かなり前からやり直し。このゲームの序盤はほんときつくて、数時間分が飛んだ。もうやめよっかって思ったよ・・・。

この前プレイしたロマサガ2が、もうそれは丁寧なリメイクで、当時のプレイ体験を損なわないまま、ユーザビリティを改善してくれてたので、同じスクエニだし、と思って、聖剣伝説コレクションも買ったんだよね。スクエニ一時期評判悪かったけど、最近持ち直してるように思ってたし。

ところがどっこい、丁寧なリメイクだったロマサガ2に対して、こっちはベタ移植のバーチャルコンソールにとってつけたようなクイックセーブつけただけ。当時のままの変なバグも起こるし、クイックセーブ機能のせいで進行不可になる可能性なんて全然考慮されてない。いま聖剣伝説3やってるけど、クイックセーブから始めたら、キャラが移動できなくなって、かなり焦ったしね、結局通常セーブをロードしたら直ったけど、あれは完全にクイックセーブの弊害。

考えてみれば、同じスクエニでも、ロマサガ班と聖剣伝説班は別物だったんだよね・・・。ロマサガ制作してるチームは、今まで駄作を作ったことがなくて、時々挑戦的なシステム入れてきたりするけど、基本的に失敗作は作ってないこだわりあるチーム。だから、ロマサガ2のリメイクがしっかり作られてたのも納得。

だけど、聖剣伝説チームは、初期のころのメンバーが大量に抜けたあと、あの悪名高い聖剣伝説4作ったり、直近でも、聖剣伝説2のPS4リメイクが、はっきりいってゲームとして売れるような出来じゃなかったり。だから、この聖剣伝説コレクションも、できを疑ってしかるべきだった。

ゲームとしては、たしかに当時そのままで面白い。だけど、ロマサガ2のリメイクはちゃんと原作の欠点を修正したり工夫したりして発売されたのに対して、こっちはベタ移植に丸投げのクイックセーブ機能つけただけ。バーチャルコンソールならともかく、こんな投げやりな作り方したやつをこの値段で売るんだもんなー。

聖剣伝説2とか3が名作なのは認める。いまプレイしてて、どっちも楽しい。これらが面白いのは、当時のスタッフが、SFCの制限の中でも頑張って作ったからこそ。それらのスタッフはいい仕事してる。だけど、聖剣伝説コレクション作った制作班ははっきし言ってあんまりよくない。PSの聖剣伝説2リメイクのひどさばっか叩かれてるけど、こっちの聖剣伝説コレクションの適当さ加減もちょっとね。評価できるのは過去の遺産の部分だけで、現代のスタッフは手抜きしすぎだと思う。

ロマサガ3のリメイクのほうは信頼できるスタッフだから絶対買うけど、聖剣伝説のほうは、新作出たとしても絶対様子見だね。今のスタッフが作った聖剣伝説新作買うくらいなら、旧スタッフが立てた会社である1upスタジオとかグレッゾが作ったとかいう3DSのエバーオアシスとか2Dゼルダのほうがよっぽど面白いし、聖剣伝説の魂を受け継いでると思う。

序盤は苦行だが終盤は爽快

さんざな愚痴ったけど、何度もいうようにゲームは楽しい。確かにナーシャ・ジベリクオリティなのか、バグ多めで不安定だけど、序盤を抜けたら楽しくなってくる。大半のゲームは序盤簡単で終盤になるほど難易度上がるのが普通だけど、このゲームに限っては、序盤が一番難しくて、最後になるほど簡単になるんだよね。

というのもこのゲーム、物理攻撃がやたら弱かったり判定が当たらなかったりするのに対して、魔法攻撃は必中でめちゃくちゃ強い。だから、ポポイが魔法使えるようになってきて、MP回復アイテムもストックがあるようになれば、もう怖いものなしになってくる。マナの聖地あたりは敵強力になるけど、しっかりニキータから装備買っとけば対応できるし。

特に終盤になって、ポポイがMP吸収効果の「アブソーブ」を覚えたら、MP残量気にしないでよくなるので無双状態。あまりに魔法が強いから、魔法縛ってストイックにプレイするファンもいるらしいけど、さすがにそこまで思い入れはないから、終盤ボスは魔法無双でサクサク楽しく攻略しました。

そうなってくると、ストーリーがサクサク進むし、終盤のマナの聖地あたりはかなり感動モノだから、ああ我慢してここまでプレイしてよかったなーって思えてくる。

終盤になると、怒涛の名曲ラッシュが続くのもすばらしい。序盤から、たとえば民族調の踊りだしたくなるような「妖精族のこども」とか、ボス戦の緊迫感あふれる「危機」あたりは名曲中の名曲なんだけど、後半フラミーで空飛んでるときの「予感」とか、ラスボス戦の「子午線の祀り」なんかは、ゲーム史に名を刻むレベルかかるの印象的な曲だから、最後までプレイすればするほど充実してくる。

ラスボスひとつ前の「呪術師」も、地味ながら他に類をみない奇怪な曲だよね。雰囲気がめちゃくちゃ出てるし、ストーリー上、ずっと追ってきた敵とここでバトルってのも熱い。聖剣伝説3と違って、一本道だからこそ、戦うべき敵というか諸悪の根源がはっきりしてて盛り上がるともいえる。

相変わらず終盤のボスだけあって簡単で、ポポイのアブソーブでMP吸い尽くしたら、ろくな攻撃してこなくなるから、主人公だけ生き残っていれば何の問題もなく倒せるんだけどね。時間がかかるだけで。

あとグラフィックはとてつもなくかっこいいよね。SFC時代のスクウェアは神がかってるけど、このゲームのドット絵の表現、演出もすばらしすぎて、ラスボスの神獣戦とか、極彩色が美しすぎる。

そんなこんなで、やっとクリアできた聖剣伝説2。最後までプレイしてみて、昔の自分にはクリアできなかった理由もよくわかったよ(笑) だからこそ今クリアできてよかったよ。この楽しかった思い出、やりきった達成感、いつまでもわすれないよ、ぜったいに!



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