絵心教室のWii U版、海外名称、絵心教室アトリエまたは絵心教室ホームスタジオ(Art Academy: Atelier or Art Academy: Home Studio)の発売から、約3ヶ月が経ちました。(追記:日本でのタイトルは「じっくり絵心教室」、11/21発売に決まりました)
絵心教室アトリエには、絵を描いた様子をタイムラプスビデオ(コマ撮り動画)でYouTubeに投稿できる機能がついているので、レッスンの動画もすでに、たくさん投稿されています。
そこで、まだ日本では発売前ではありますが、どんな絵のレッスンが含まれているか気になったので、全レッスン一覧と、その動画などをまとめてみました。
注意!
発売後にそれぞれのレッスンの解禁を自分で見るのを楽しみにしておられる方は読まないでください。
全レッスンの名称一覧は、Art Academy Atelierの任天堂UK公式サイトを参照しています。どうやら、ビギナーコース、アドバンスドコース、画材コースの3つの種類があり、全部で13+12+5=30のレッスンが含まれているようです。
一部、後半のレッスンの動画が見つかりませんでしたが、公式サイトやパッケージイラストで、完成した絵は確認できるので、そちらへのリンクを載せてあります。もし今後、タイムラプスビデオを見つけたら追加するかもしれません。
噂されていたAmiiboとの連動や、追加コンテンツによるレッスンがあるのかどうかは現時点では不明です。また発売前なので、レッスン名の日本語訳は正式名称ではありません。(追記:正式名称がわかったので訂正しました)
もくじ
- 日本での発売は?
- Beginner Course (基本コース)
- Advanced Course (応用コース)
- Tools Course (画材コース)
- 海外の発売後の状況を見て
日本での発売は?
日本での発売日は、まったくアナウンスされていないのですが、一応のところ、年内発売予定とはされています。
公式サイトの発売カレンダーでは現在、2015/11/28の発売予定のソフトまでが決まっていて、「上記以降に発売予定のソフト」の欄に「2015年 Art Academy(仮称/米国名称)(任天堂)」と書かれていることからすると、字句通りにとれば、1129日から年末まで、つまり12月に発売なのかもしれませんね。
Beginner Course (基本コース)
まずは、基本コースから。最初にイントロレッスンがあり、その後、レッスン1からレッスン6まであります。それぞれにミニレッスンが1つついています。それで、全部で13のレッスンが含まれていることになります。
Intro Lesson: Tomato (イントロレッスン トマト)
Lesson 1: Apple (レッスン1 リンゴ)
Mini Lesson1: Tree (ミニレッスン1 木)
Lesson 2: Lillies (レッスン2 カラーリリー)
Mini Lesson 2: Boot (ミニレッスン2 ブーツ)
Lesson 3: Strawberry (レッスン3 イチゴ)
Mini Lesson 3: Lemon (ミニレッスン3 レモン)
Lesson 4: Egg (レッスン4 タマゴ)
Mini Lesson 4: Oranges (ミニレッスン4 オレンジ)
Lesson 5: Landscape (レッスン5 草原)
Mini Lesson 5 Fields (ミニレッスン5 牧場)
Lesson 6: Seascape (レッスン6 海岸)
Mini Lesson 6 Avenue (ミニレッスン6 並木道)
Advanced Course (応用コース)
続いては応用コース。こちらはレッスン1からレッスン4まであり、それぞれにミニレッスンが2つついています。そのため、合わせると12個のレッスンが含まれていることになります。基本もイントロを除けば12レッスンなので、基本、応用ともにレッスンの数だけで見れば同じ分量です。
Lesson 1: Still Life (レッスン1 花と陶器)
Mini Lesson1-1 Lantern (ランタン)
Mini Lesson1-2 Copper Plate (銅の皿)
Lesson 2: Cat (レッスン2 ネコ)
Mini Lesson2-1 Deer (シカ)
このレッスンの動画は見つかりませんでしたが、公式サイトのギャラリーの絵がそれらしい感じ。
※追記:見つけました。
Mini Lesson2-2 Kingfisher (カワセミ)
Lesson 3: Parkland (レッスン3 庭園)
Mini Lesson3-1 Pond (池)
公式サイトのギャラリーの絵がそれらしい感じ。
Mini Lesson3-2 Castle (古城)
パッケージイラストの中央下の絵がそうかも。リンク先ページの右の背景にも大きく映っています。
Lesson 4: Bust (レッスン4 胸像)
公式サイトのギャラリーの絵がそれらしい感じ。
※追記:見つけました。
Mini Lesson4-1 Young Lady (女性)
公式サイトのギャラリーの絵がそれらしい感じ。
※追記:見つけました。
Mini Lesson4-2 Dancer (ドレスの女性)
パッケージイラストの右の絵がそれらしい感じ。リンク先ページの左の背景にも大きく映っています。
Tools Course (画材コース)
基本、応用のコースのほかに、画材の使い方を学ぶ画材コースがあるようです。今作で使える、5つの画材それぞれを用いるレッスンが用意されています。
Pencils (鉛筆)
Pastels (パステル)
Coloured Pencils (色鉛筆)
Charcoal (木炭)
Paint (絵具)
https://www.youtube.com/watch?v=smNn-AIup-4
以上が、少なくとも海外発売の現時点で分かっている30のレッスンです。
わたしは英語が得意ではありませんので、一部間違っている部分や、調べ損なっている部分があるかもしれませんが、もし不備があれば申し訳ありません。
海外の発売後の状況を見て
今回、海外のWii U のArt Academyの情報を調べていて気がかりなのは、発売3ヶ月が経過したのに、残念ながら、ほとんど盛り上がっていないように感じることです。
紹介したタイムラプス動画は、たくさんある中から選んだわけではなくて、ほぼ数人の方がまばらにアップしているのをお借りしただけです。
基本コース前半のトマトとゆりとストロベリーの3つくらいはそれなりに上げている人が多いのですが、レッスン4以降やミニレッスンは、ほとんど動画を上げている人がいません。応用コースになると1人か2人くらいしか動画がなく、さらに応用コースの後半の動画を上げている人はだれもいませんでした。
絵心教室アトリエの動画は、動画を投稿すると著作権違反になるようなものではなく、むしろゲーム内システムで積極的にYouTubeへの投稿が推奨されていることを考えると、かなり多くの人が、基本コースのレッスン3までに挫折していて、最後までプレイした人がほぼ皆無なのではないか?と思います。
タイムラプス動画が上がっていないだけでなく、画像投稿サイトやブログでレッスン絵を公開している人もほぼ見つかりませんでした。
3DSの新絵心教室のときは、レッスン絵のまとめをお絵かきSNSなどに上げている人もそれなりにいたはずなのですが…。
そもそもどんなレッスンが含まれているのか、というレッスン名一覧を作成するだけでも苦労しました。任天堂UKの公式サイトにひっそりレッスン名が書かれているだけで、ユーザーが作ったWikiなどの情報は皆無でした。
ユーザーレビューも極端に少なく、アメリカとイギリスのAmazonではカスタマーレビューが一つもなく、かろうじてフランスのAmazonで一つレビューがついていただけでした。
メタスコアなどは特に悪くないようですが、ものすごく発売後の状況が冷え込んでいるようで気になります。WiiUのユーザーが少ないせいで、売り上げが振るわず、プレイヤーが少ないのか、それとも、レッスンが微妙すぎて、最後までやるモチベーションが保てないのか…。
(追記:さらに、北米で発売されたときに絵心教室のアートコンテストをやったようなのですが、タイムラプスビデオを上げてTwitterのハッシュタグ#nintendoartcontestをつぶやくというルールになっていました。ところがそのタグで検索したら、応募者が20名もいないようなのですが…)
個人的に今回のレッスン一覧を見て思ったのは、風景画は楽しそうなのですが、応用コースのトリを飾るレッスン4が面白くなさそうですね(笑) 3DSのときは美しい夜景で卒業だったので感動も大きかったのですが、最後に味気ない人物デッサン(背景なし)というのはちょっと…。動画が上がっていないのも理解できる気がします。
基本コース、応用コースともに12レッスンなので、おそらくこれで完成形なのだろうとは思いますが、応用コースがミニレッスンばかりというのも気になります。応用コースのレッスン5と6が追加配信される予定? とかはないかなー…。
まだはっきりとしたことは分かりませんが、もし最後までプレイできたユーザーが極端に少ないのであれば、3DSの時のような有料追加レッスンはないかもしれませんね。ゴッホ風とかモネ風とか楽しかったんだけどなー。
Amiibo連携のほうは、キャラ絵のレッスンを追加したら、プレイヤーのやる気が出そうな気がするので、本当に予定があるのか、単なるうわさだったのか分かりませんが、ぜひやってほしいところです。
なんだか不安も多いですが、わたしは風景画を中心に描きたいなーと思えるものが多かったので、日本での発売を楽しみにしたいと思います。果たして最後までプレイできるのか(笑)